ポコアポコヤ

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「ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~」感想

2013-02-21 | 小説・漫画他

1,2巻よりは、各話の驚くような、謎解きとか、うんちくは少ないものの、栞子さんとお母さんと、そして思いがけず妹の秘密などの部分が3巻では色々書かれていて、面白かったです。4つ★
これからどうなっていくのか、とても楽しみ。4巻は確か今日発売になるはず。

本作3巻で収録されている話は『たんぽぽ娘』『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』『春と修羅』の3作品。そしてプロローグに『王さまのみみはロバのみみ』

「たんぽぽ娘」は、そもそもこのお話が素敵だなぁ~と気に入ってしまいました。是非読んでみたいです。で、内容ですが、エリック・バナさん主演の数年前の映画で「きみがぼくを見つけた日」こちら というのがあるのですが、それと似てます。明らかにこの映画は、たんぽぽ娘から影響を受けて作られたのだと思います。ちなみに、映画はちょっとイマイチ・・・ですが・・。
ちなみに「たんぽぽ娘」の全容がヤフー知恵袋に載っていました

★以下「たんぽぽ娘」のネタバレ全容と、本作のネタバレです 白文字で書いています★妻は未来の人間です。過去の世界にタイムトラベルをして、主人公と出会って恋に落ちました。しかし、もうタイムトラベルが出来なくなり、主人公と会えなくなるため、最後のタイムトラベルとして主人公の若い時代に2度と戻れないタイムトラベルをしました。
そして、若い主人公と恋をして結婚しましたが、妻は主人公が年を取った時、若い自分に出会って恋に落ちると言うことを知っています。その後、それまで通り自分を愛してくれるのか、去っていくかもしれない・・・そんな想いをずっと抱えてこれまでの時間を過ごしていたはずです。結局、主人公は妻が自分の愛した少女であることに気づきました。そして自分に会うただそれだけのために全てを投げ捨てて来てくれたことを、そして自分から気持ちが離れてしまうかもしれないという思いを抱えつつ、ずっと今まで側にいてくれた事を、今日の日にどんな思いで自分を送り出してくれたのかと言うことを、そしてどれだけ自分を愛していてくれたかという事を知り、よりいっそう妻を愛するようになった。
 という内容だそうです!

それにしても、栞子さんが探していたクラクラ日記、妹が持っていたとは。それとお母さんは完全なる蒸発、行方不明ではなかったのにも驚きました。
以上

「春と修羅」は、なんと本が届く前に、ドラマで見てしまいました・・・。
ドラマの方は、剛力さんは小説のイメージとは全然違うものの、思ったよりはましですね。それと大輔を演じるエグザイルのAKIRAさんは予想外に結構合ってる感じです。
ただ、女手がないからこそ大輔を雇ったのに、弟がいるし!栞子さんには弟は絶対いないだろー!?と違和感ありあり。ただ風景や建物などが視覚からすんなり入って来る効果は良いですねー。鎌倉の小道とかお屋敷とかも素敵だし。あと剛力さんの着ているお洋服も結構可愛い。

「タヌキとワニ~」は、チェブラーシカのお話だったんですね。2001年日本映画公開時に映画館に見に行くほど、当時はお気に入りでした。

それと、1,2巻では、栞子さんの巨乳ぶりの描写が結構出て来た記憶がありますが、3巻目では、そういうのは、ごくごく少なくなりましたね。

そうそう、家にあった旦那の本が出て来て、嬉しくなりました。
ボブ・ショウ 去りにし日々、今ひとたびの幻 (1981年) (サンリオSF文庫)
10年くらい前、オークションで3000円くらいで売っちゃったそうですが・・。

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ 三上延 / 2012年06月21日発売
ビブリア古書堂の事件手帖2
「ビブリア古書堂の事件手帖1」


そういえば、「思い出のとき修理します」谷瑞恵 (集英社文庫) という本も読んでみました。amazonや世間での評判は凄く良いんだけど・・・
なんだか・・私は、ちょっと・・でした。
なんか設定とか、時計屋さんのキャラとか、ちょっと少女漫画チックな女子の希望てんこもりで、気恥ずかしいというか・・・。



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6 コメント

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ドラマはダメでした…(^^;) (日月)
2013-02-22 22:43:25
「たんぽぽ娘」は別のSF本(クロノス・ジョウンターの伝説)で知りました。探したけれど絶版なんですね。図書館にもありませんでした。(´・ω・`) 

私は、ドラマの方はダメでした…。オープニングに本がバサバサ落ちるのも嫌でしたし、やっぱり原作に敬意を払わない、ドラマ作りの姿勢が好きになれないので1回めしか観ていません。

現在、4巻を読書中です。好きな本ばかりなので読み進めるのが愉しみです。(*´∀`*)

日月さん☆ (latifa)
2013-02-23 09:14:48
こんにちは、日月さん
そうなんですよー、私も「たんぽぽ娘」を探したのだけれど見つけられませんでした。残念・・・。

それと、日月さんちで、ドラマの感想拝見しましたよ。そうそう!そうだよーって、共感しまくりでした。私はキャスティング決まった時点で、すっごくショックで家族とかに文句言いまくりでした。
で、始まって1話見てみたら、思ったよりかは、まだましだったかな?という感じです。
でも、小説の良さ、栞子さんの良さが、ドラマでは表せてなくて、本当に残念ですね・・・。

あと、アルネの「大人のおしゃれ」
確かに高い!
まあ、雑誌に掲載される服とか物ってたいがい高いですよね・・・。
まあ、多分スタイリストさんとブランド(お店)と雑誌と、繋がり(相乗効果や宣伝効果で売り上げアップとか、色々大人の事情)もあるんだろうな~
Unknown (はまかぜ)
2013-02-23 18:49:29
こんばんは^^
ほんと、妹の文香はおっちょこちょいに見えてなかなか重要な鍵を握る人物でしたね。
私は本日、4巻をゲットしました。
読むのがとても楽しみです

そしてドラマなのですが、私も原作と設定が違いすぎるということで、見ていません(笑)
いくら何でも妹を弟に変えてしまうのはなー、と思いました
ただドラマを見た人の感想を聞くと意外と面白いようでもありました。
はまかぜさん☆ (latifa)
2013-02-28 14:39:30
こんにちは、はまかぜさん
今日は、あったかいですー。
つい2,3日前、東京に3日ほど滞在していたんですよー。東京マラソンの日にも。
あの日は風が強くてすごく寒かった~!!

ところで、この本。
4巻目、待ちきれないなぁ~
買ってしまおうかな?

ドラマは、4話くらいまで見ました。
その後も録画しているので後で見ます☆
本とは違って、バラバラな並びのようです。
4巻も読みましたが・・・ (GAKU)
2013-06-01 15:56:00
latifaさん、こんにちは。
ビブリアは一応、全巻読んでたりしますが、4巻が江戸川乱歩がテーマだったからか探偵モノに特化しちゃったのはちょっと期待ハズレだったかなぁという感じ。

ラスボスかと思われた母親も案外あっさりな感じで3巻で表面化しかかった栞子のダークサイドも影をひそめたので、4巻はある意味、映画版の名探偵コナンのような印象を受けてしまいました。「早く黒ずくめたちを出せよ」みたいなww

ただ、タレーランとは違って登場人物の心の表現はしっかりされているのでそのあたりで次回にも期待といったところです。
GAKUさん☆ (latifa)
2013-06-02 11:13:36
GAKUさん、こんにちは
4巻目、まだ図書館で(セコイ)回って来なくて、早く読みたいです!
でも、その乱歩的な内容は、ドラマ版の方で、見てしまいました(ドラマは、キャスティング的にも、???だったのですが、原作を読んでいなかった旦那が気に入って毎週見ていたので、横からちょこちょこ見てしまって・・・)

そうなんですか・・・。もっと主要登場人物の謎の部分とかを一番読みたいですよね。
新たな探偵事件な部分よりも・・・。

タレーランは、辛かったです・・・。
最初の方で、嫉妬深い彼女が彼氏に暴力を振るって・・・という所から、あぁ~この本ダメかも・・・って思ったんです。
でも、最後にその腕力が強い彼女ならではの役回りがあったので、後から納得もしたんですけどね・・・。
それにしても、その彼女との復縁とオチには、少々驚きました。

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