新ラ☆スーサの星

ラ☆スーサのいろいろ
  
 ここ数年はコスタデルソル暮らし。

マラガワインの酒蔵

2017-04-28 23:27:39 | マラガ界隈

今回の遠足はデセンボカドゥーラとボデガが目的でした。
デセンボカドゥーラを地図で探しているときに見つけたボデガ。ボデガとは酒蔵の事です。
どんなボデガかはわからないけど。お酒が無料で飲める可能性があるからね!!
そんなこんなで、河口を楽しんだ後、向かいました。高架下だったり、道が分岐していたりで、ちょっと迷子というか、(迷子になるほど選択肢はないんですけど)不安な気持ち?になりながら、歩いて行くとありました。この道、でかいトラックみたいのが多くてしかも歩道がないのでそういう意味でも不安。


入り口の写真が一つもありませんが、この入り口がデカくて(扉一枚4畳くらい。)、そして閉まっているので、入っていいのか悪いのか、わかりません。

ああ、見学とかできるボデガじゃないのねー、なんて思っていると、
一緒にいたKちゃんがしれーっと「あ、開いたよ」と言ってドアを開けたので、入ってみることに。入ってみても薄暗く、営業していない雰囲気。でもスゴイ甘いワインの熟成の匂いがする!!なんとなく「あたしたちいますよー」っていうアピールで「オラ―(こんにちはー)」とか言ってざわついた雰囲気を出しながら奥へ。


そうしたら、奥からお姉さんが出て来た。
「営業しているんですかー?」と聞くと「もちろん。こっちへどうぞ」と。
え”、まじ営業しているように見えませんけどー。外からだと―。とびっくり。
あの扉開けて入って来るの超勇気いるよ。あたし一人だったら閉まってるな、と認識して絶対入ってこれないよ。
なんて思いながら。通されたのは試飲コーナーと売店。

3種類ほど味見させてもらって、お姉さんは姿を消してしまいましたが。
レジにいたお兄さんに欲しいお酒のボトル詰めをお願いしたら、まあ、話好きな人で、ほぼ全樽味見させてもらい、ボデガツアーもしてくれました。
マラガワインはシェリーと同じように強化ワインです。そしてほぼ甘いです。
写真の樽の説明を書こうと思いましたが結構忘れているー。


上段左のseco añejo(セコ アニェホ)ドライ熟成---へレスのアモンティリャードに似たような感じでした。
その右下のOro Viejo(オロ ビエホ)古い金(直訳過ぎて雰囲気違うけど)---ペドロヒメネスって言ってたかなー?葡萄種。こちらはこってり甘め。
そしてその左隣のPajarete(パハレーテ)これは固有名詞みたいなので訳無し。---上記2つの間の甘さ。
おもしろかったのは、
Lagrima(ラグリマ)涙---教会でミサの時に使われていたワインだそう。でも、結構強いので、今は弱めのGloria Bendita(グロリアベンディータ)栄光の恵み(一つ置いて右隣り)を使っているそう。いろんなハーブやスパイスを使っているようで、養命酒みたいな味でした。後味が超苦い。
そんなこんなで買ったのはこちら。
お兄さんが「アントニオバンデラスじゃないけど。」と言ってニコニコボトル詰めしてくれました。


秤売りで、1リットル6.5ユーロ。

お土産にこんなのもくれました。かわいい。

そして工場ツアー。
家族経営の小さな工場、と言っていた。


樽が並んでいる大広間。ここでパーティーとかも貸し切りで出来るそうです。
100年前だったかのワインも眠っている。でももう、飲み物のていではないそう。どろどろだったかカピカピだったかは忘れちゃった。ウフ💛。
すぐ忘れる脳みそ。


工場内。左側がぶどうを絞る機械。手前の見切れちゃってるのは、これ、なんだっけな。
わすれちゃった。熟成ワインとしぼりたてワインを混ぜる機械だったかな?


タンク。



これは窯で、ぶどう汁を煮詰めてカラメルにする。そのカラメルが熟成ワインの色付けになる。この技術はアラブ時代から伝わっているらしく、へレスワインと違う所だそう。


瓶詰めラベリング、パッキング作業中。


倉庫。
あ、ボデガの名前はQUITA PENA(キタペナ)悲しみを取り除く。

結構沢山味見したので、(お兄さんは味見のコップに並々注いでくれるので)結構酔っぱらってしまったというか、
甘いお酒なので体がおも~く感じるというか。

なので、軽くお茶でもしたかったけど、満足過ぎて少々ぐったり。そしてそもそもお茶するような場所もなく。。。
帰りのバス停へむかいました。

そんなこんなで、鳥のサンクチュアリ・グアダロルセ河口とボデガキタペナへの遠足報告終了です。
ありがとうございます。



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