のら猫にエサやり

癖になるからやってはいけない。と思いつつも毎日建物裏に集まる数匹のネコが可愛すぎる。しかしネコはシビア、撫でるだけに寄ってくる人など相手にすることなどない。休日、何となく買いものにでかけようと建物裏出入口から一歩出たところ、いつもどおり日向で遊ぶネコ数匹。近寄ると逃げていく。何も持っていないことは、見透かされているわけだ。やってはいけないのらネコのエサやり…休日、特に何かを買うわけでなく、買い物にでかける私…条件が揃ってしまっている。私はついにスーパーで乾燥小魚のネコのエサを買ってしまった。買ったはいいがためらいがある。建物に戻ると、いつもならどこに行ったのかもわからない、既にいなくなってるはずのネコたちが、今日に限っているわけだ…この子たちは、すべてを見透かしている…条件が100％をオーバーしてしまった。もうためらいもなくなった。私は一袋の乾燥小魚による、ネコたちとのふれあいの時間を過ごした。実に有意義な時間であった。が、エサをあげたことは近隣には内緒にする