いくらおにぎりブログ

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【映画】女競輪王

2010-03-12 | 邦画 あ行
【「女競輪王」小森白 1956】を観ました



おはなし
私は絶対、競輪のチャンピオンになってみせるわ。

「女真珠王の復讐」で大当たりを取った前田通子の主演第2作目です。同じ「女○○王」でも、あちらは見世物系で、こちらはスポコン系。とはいえ、一筋縄ではいかないのが新東宝ですけどね。


自転車を押しながら、早朝の田舎道を歩いているのは、「魚誠」の看板娘な椎野美樹(前田通子)です。「よいしょっと」とスタンドをかけて、草むらに座った美樹は朝ごはんのおにぎりをパクパク食べ始めましたよ。そこに、パタパタとバイクがやってきました。「あら、健一ちゃん、お早う」と声をかける美樹のほっぺには米粒がひとつ。ここらへんで、あまりにベタな演出に卒倒しそうになりますが、これが新東宝のカラーなんですよね。

さて、その健一ちゃん(杉山弘太郎)は銀行員で美樹の許婚。そして彼には野望があるのです。「美樹ちゃん、ぼく、オヤジのうちを出て独立しようと思うんだ。それを機会に、ぼくたちの許婚っていう古風な関係を解消して、結婚しちゃおうよ」。しかし、美樹にもやっぱり野望があったみたいですよ。

「健一ちゃん、あたし、どうしても競輪の選手になりたいんだけどな。結婚、もう少し待ってくれない。あたし健一さんと対等な条件で結婚したいの。それにはうちの生活を困らないものにしておきたい。あたしだって、ちゃんとした花嫁衣裳くらいそろえたいわ。そのために、あたしにできることは競輪だけよ」。

「うん、しかし」と言ってみる健一ちゃんですが、これが見るからに草食系な男なので、結局はOKさせられるはめに。「ありがとう。決ーめた」と抱きつく美樹。草むらに横たわった二人は、熱いちゅーです。

肉食系かつ巨乳な美樹は、さっそく健一ちゃんを引き連れ、健一ちゃんのお父さん・源造のところへ。「ねえ、おじちゃん、今のお話いいでしょー」。おい未来の舅を誘惑してどうする。それも健一ちゃんが横にいるのに。もちろん、デレデレな源造さんは即賛成。「おじちゃん、もうひとつお願いがあるんです」「なんだな」。ここで美樹は、いきなり15万円を貸してくれと言いだしましたよ。15万と言えば、当時の大卒初任給の10倍くらいじゃないですか。ビックリして何に使うんだい、と聞く源造さんに美樹は言います。「自転車を買ったり、帽子。それに靴。その他もあるし……」。「15万ねえ」と躊躇する源造さん。それというのも、源造さん自身、商売が不調で金を借りてる身分ですからね。うーむ、うーむ。「ねえ、おじさん。じゃないわね、お父さまーん」「よし出してやろう」。

飛ぶように家に帰った美樹は、さっそくお母さんや妹の正枝(北沢典子)たちに報告。しかし、お母さんとしては、当然、心配しちゃいます。健一さんに悪いんじゃないのかい。美樹は答えます。「そんなに簡単に結婚なんてできないわ。結婚は人生の墓場って言うじゃないの。私、どうしても、思いっきり競輪やって自分の力を試したいんですもの。それでなきゃ、人生に意味ないわ」ニカッ。えーと、「お父さまーん」にナケナシの金を借りておいて、どの口がそれを言う。

はい、美樹は競輪学校に入学しました。好子(江畑絢子)や慧子(遠山幸子)といった子分もできたし、バリバリ走っちゃうわよお。シャコシャコ、シャコシャコ。あ、もちろん走っているシーンはスクリーンプロセスですけどね。と、そんな生徒たちにうれしいイベントが。全国争覇競輪(ダービー)の見学が許されたのです。これはトップ選手の走りを見るチャンス。特に無敗の女王、渋井選手(阿部寿美子)を間近に見られるんだわ、きゃーっ。

試合を終えた渋井選手に群がる生徒たち。「あなたたち、競輪学校の生徒さんたちね」「はーい」。もう憧れの渋井選手を声をかけられて、生徒たちはうっとりです。と、美樹がしゃしゃり出てきましたよ。「お姉さま、おめでとうございます。あたし競輪学校の生徒で椎野美樹と言います。お姉さまに教えていただきたいんです」。握手をしてもらい、ニマっとする美樹でした。

これには子分の二人も「美樹ちゃん、すごい心臓だったわね」と呆れ顔。しかし、美樹は悪びれませんよ。「何とでもおっしゃい。私、断然、自身がついちゃった。この手から女王渋井三枝子の脚力とスピードが、ジーンとあたしの心臓。いや肝臓に伝わってきたの」。肝臓って、渋井選手の手からはグリコーゲンかなんかが噴出してるんですか。そんな美樹に圧倒される二人のパシリに美樹は言います。「ダメダメ、弱気は禁物。勝負は冷酷よ。負けたら惨めなのよ。甘えてなどはいられないわ。勝つこと。何としても勝つことが、私たちの生命よ」。クワッ。

そして迎えた、競輪学校の卒業式の当日。「今日は、銀行休んじゃって来たんだ」と影の薄い健一ちゃんも旅立ちをお祝いに来てくれましたよ。もっとも、内心は二人で食事でも、そして……とか考えているのかもしれないですけどね。しかし、美樹は勝負に賭ける女です。「ねえ、健一さん。せっかく来ていただいたのに悪いんだけど、あたしのワガママ聞いてくれる」「言ってごらんよ」「私、プロ選手になった今日っていう第一日に、いきなりやっておきたいことがあるの」。なんだか、お姉さま渋井選手の家に行くとかぬかしてますけど。ほら、健一、ガツンと言ってやれ。ガツンと。「じゃあ、そのトランクと自転車、ぼくがうちに運んどいてやるよ」。ああ、ダメだ。

はい、お姉さまの家にやってきて、いきなり弟子入りを志願する美樹。「強いことは美しいことです。競輪場で走っているお姉さまの美しさには、何者もかないません」と持ち上げていますよ。もっとも、その直後に、「この素晴らしいお家。これだって、お姉さまの強い足で生み出したものじゃありませんか」と、いきなり金の話を出しちゃうんですけど。もちろん、そんな美樹の弟子入りを断る渋井選手。「あたしはね、無名のあなただって研究してるのよ。あなたは私のライバルよ。私は負けずに引退したい。チャンピオンには傷がついてはいけないの」。美樹はとりあえず闘志バリバリな目で、渋井選手を睨むのです。

弟子入りできずに、千葉の田舎に帰り、練習漬けの美樹。お母さんは「練習もいいけど、お前このごろ健一さんのこと、ちっとも言わなくなったじゃないか。喧嘩でもしたのかい」と心配していますが、それどころじゃないのです。「そんなヒマないのよ。練習でいっぱい。希望ではち切れそうなの。悪いけど健一さんのことは後回し」。とは言え、ひとりで練習していても、なかなか成果が上がらないのも事実。そんな時、美樹はすごいスピードで練習している男子選手を見つけてしまったのです。それは通称「火の玉信ちゃん」こと倉本信也選手(沼田曜一)でした。「こんばんわ、あなた火の玉信ちゃんでしょ」。まだデビュー戦前の新人が、無敵のトップ選手にこの態度。さすがに信ちゃんも「火の玉なんで心安く言うなよ」とムッとしてますよ。しかし、「ねえん、引っ張ってよ」と甘えた声を出す巨乳の美樹を見てしまうと、どうもいけません。「うん、気に入ったよ」と、美樹を押し倒す信ちゃん。美樹は特に抵抗するでもなく、さりげなく信ちゃんを押しとどめます。「俺が好きじゃないのかよ」「愚問ねえ。あたしスピードが欲しいの。だから引っ張ってって言うのよ。それだけで良いじゃないの」。ええと、そうなんですか。

さあ、いよいよ琵琶湖でのデビュー戦です。仲良しというかパシリの二人も同じレースでのデビュー。さあ、腕が鳴りますね。というか鳴るのは脚か。と、前泊した宿には怖い先輩選手たちが。特に河野のお姉さまこと河野菊選手っていうのが、「おう椎野、その目つきはナンや」と美樹にからんできました。まあ、美樹も全開バリバリに生意気そうなんで仕方ないんですけど。もちろん、美樹は先輩選手たちをサクッと破って初優勝。でも、このままでは済みそうにありませんね。

一応、美樹の師匠にあたる火の玉信ちゃんは、隠しても隠し切れない内心のスケベ心を噴出させつつ、「今夜、俺にキミの勝利のお祝いをさせてくれ。いいだろ」と誘ってきました。今夜6時に池のほとりで待ってるからね。そんな信ちゃんの誘いを断るでもない美樹。婚約者の健一ちゃんの立場はどうなってしまうんでしょう。

そして、火の玉信ちゃんが、ワクワクして池のほとりで待っていると、来た、来た。やってきましたよ。って、来たのはパシリの慧子選手じゃないですか。「あ、どうしたの慧子さん」「美樹ちゃん、来ません。マッサージしてるんです。早寝するんですって」。思わず「ああ、そう。ひでえ奴だ」と嘆息する火の玉信ちゃん。その気持ちはよく分かります。でも「あたしが代わりに来たんです。いけません?」と慧子が意味ありげに笑うので、まあいいかと。もちろん、飲んだあとは、分かってるよな。

バリバリ走って、美樹は怒濤の27連勝。賞金も貯まったんでしょう。早速、おじちゃんに借金を返しにいくことに。15万円の借金に1万円の利子をつけてあげたので、おじちゃんは「やっぱり、俺の目に狂いはなかったな。さすがはうちの嫁だよ」と大喜びです。しかし、美樹はそっとつぶやくのです。「これで貸借関係はきれいさっぱりね」。おじちゃんの目は狂いまくりみたいですね。

さて、おじちゃんは美樹からお金を返してもらったものの、かなり経営が苦しいようです。ということで、御手洗建設の御手洗社長(江川宇禮雄)にお金を借りに行くことに。しかし、この御手洗というのがイカニモ悪そうな男。案の定、火の玉健ちゃんを脅して八百長レースをさせたり、さらにおじちゃんの「うちの嫁」が美樹であることを知ると、「たいした宝の山、持ってやがんなあ」とニヤついたりしていますよ。なんか暗雲が立ち込めてきましたね。

八百長レースをした火の玉信ちゃんは、さすがに気持ちが晴れません。こんなときは美樹を誘ってみるに限ります。「どうだい、これからスランプの悪魔祓い出かけるか」。すると「それであんたの調子が戻るなら付き合うわ」と意外にも美樹はOKみたいですよ。もちろん、火の玉信ちゃんの女好きは自他共に認めるところですから、つまり色々とOKということですよね。と、そこに婚約者の健一ちゃんから電話が入りました。いきなり北海道に転勤になり、今日すぐ出発しないといけないと言うのです。ボソボソと見送りに来てくれないかという健一ちゃん。美樹はひとこと。「それがダメなの。行かれそうにないわ」。

バーで踊ったり、飲んだりしている美樹と火の玉。いい雰囲気です。火の玉信ちゃんは言い出しました。「美樹ちゃん、俺たちはどうなったっていいじゃないか。体破裂するまで愛し合おうよ」。そんな言葉に、美樹もマンザラじゃなさそうですよ。しかし、そこに子分の慧子がやってきたのです。もちろん、慧子と言えば、信ちゃんとすでに深い仲ですから、嫉妬光線バリバリです。慌てた美樹は「勘違いしないでよ。あたしはレースに負けた信ちゃんを憐れんでいたのよ。敗北を知らないあたし自身を誇っていたの。さ、本命の慧ちゃんが来れば、選手交代」とごまかしてみるのでした。ふう、危なかったわ。ということで、予定が狂ってヒマになった美樹は、健一ちゃんの見送りに上野駅へ。何も知らない健一ちゃんは感激しちゃってますよ。バカですねえ。

その後、色んなことがありました。慧子が火の玉信ちゃんの子供を流産して、二人とも競輪界を追われたり、もうひとりのパシリである好子がお見合い結婚をしたり、さらには美樹に敵意を抱く河野のお姉さまが、レース中に自転車をぶつけてきて、二人とも転倒、病院行きになってみたりです。

ま、そんなこんなで、いよいよシーズンも大詰め。あとは全国争覇競輪(ダービー)を残すだけです。もちろん怪我の癒えた美樹にも出場権が与えられました。目指すは渋井のお姉さまを下しての、競輪クイーンの座です。なんか悪者の御手洗がおじちゃんを脅かして、美樹に八百長をさせようと画策しているようですが、無視、無視。

よーいどん。シャコシャコ、シャコシャコ。スクリーンプロセスで描かれる白熱のレースシーン。やったあ、勝ったわ。お姉さまに勝ったわ。勝利の美酒に酔いつつ、選手控え室に美樹が向かっていると、渋井のお姉さまとバッタリです。「んまっ、お姉さま」「おめでとう」。もはや勝負は決しました。連続優勝のプレッシャーから解放されたせいでしょうか。穏やかな表情の渋井のお姉さまは美樹に言います。「私は引退するんです」「んまっ」「椎野さん、これからはあなたが、競輪界のヒロインよ」。と、そこに見学に来ていた競輪学校の生徒さんたちがやってきました。渋井のお姉さまをガン無視して美樹に群がる生徒たち。そして、その中のひとり(田原知佐子=原知佐子)が、ハキハキと言うのです。「あたし競輪学校の木下由利子というものです。お姉さまに教えていただきたいんです」。まるで、一年前の自分を見るような既視感に襲われる美樹。自分はかつて夢見た、一年前のお姉さまの場所に立っている。そして、もしかして一年後には、寂しく去っていく今のお姉さまのポジションにいるのかもしれない。どよーん。なんだか暗くなっちゃう。

座談会に出るために、新聞記者の差し向けた車に乗っている美樹。おや。おやおや。路地裏にズタボロの男が倒れていますよ。車を停めさせ、「おじさん、おじさんじゃないの。どうじたのよう」と美樹は駆け寄ります。「ああ、美樹ちゃん。おらあ間違っていたんだ。御手洗の奴がおめえの足を折るっていうんで、お前に八百長は頼まなかったと言ったんだ。そしたら、そしたら……クククッ」。何も泣くことはないのに。

ここはおじちゃんの病室。ちょうど美樹がお見舞いに来ているときに、警官がやってきて、「御手洗たちは全部逮捕されましたから」と報告してますよ。なんていうか、台詞のみってところが新東宝らしいですよね。それはともあれ、「すまんなあ美樹ちゃん。本来なら、こんなに親切にしてもらえた義理じゃないんだ。あんなこと頼んだ俺だ」とシミジミしているおじちゃんに美樹は言います。「なに言ってんの、おじさん。あたしのために、こんな目にあって」。なんだか時代劇みたいになってきました。ともあれ、おじちゃんの病室を辞去した美樹は競輪場に向かいます。競輪場のトラックをみつめる美樹。脳裏に試合の時の、観客の熱狂がよみがえります。そして落車して担架にのせられる選手の無残な姿。渋井のお姉さまとの握手。去っていく後姿。まぶしいばかりに元気な競輪学校の生徒たち。ぽわわーん。

草原で美樹はおにぎりをパクついています。「美樹ちゃん、おーい」。気が弱そうな健一ちゃんがバイクでやってきました。「健一ちゃーん」。ドスドスと走っていく美樹。「美樹ちゃん。僕、考えてることがあるんだけどな」「なにかしら」「美樹ちゃんは日本一の選手になったんだし、とても僕なんかの手の届かないところに行ってしまったように思えるんだよ」「なに言ってんの。あたしは競輪はやめたのよ。約束じゃないの。結婚するのよ」。うわーい。ニカっとする健一ちゃん。ダメだ、これは絶対、尻に引かれるタイプすよ。健一に抱きついて、「勝手な美樹だって叱る?」と目をパチクリする美樹。「そ、そんな」「ごめんなさい。うふっ」。どうやら、ここに幸せなバカップルが一組、誕生したようです。


本来であれば、小畑絹子とか高倉みゆきみたいなクールビューティ系か、もしくは「外面如菩薩内心如夜叉」な三ツ矢歌子あたりが演じるとスッキリしたんでしょうが、基本的に平和というかノンキな顔をした前田通子が、野望ギラギラな役を演じていて違和感ありまくりなのが、えも言われぬ効果をかもし出していました。

冷静に考えると、この美樹というのは、相当なビッチなんですけど、学芸会感覚とでも言えばいいのか。ヘタウマな前田通子のおかげで楽しく見られます。これが三ツ矢歌子だとシャレになりませんからね。

あと、この映画は北沢典子のデビュー作でもあるようです。美樹の妹役でしたが、なんていうか可愛さの次元が違いますよ。四次元を超えて五次元ですね。マジ美少女すぎて、もうメロメロです。思わず、わずかな出演時間には、目を皿のようにしてしまいました。

それにしても、劇中の火の玉信ちゃんこと沼田曜一の台詞はスゴイですね。「体破裂するまで愛し合おうよ」ですよ。とりあえず、北斗神拳みたいに、前田通子と沼田曜一が「ひでぶっ」「あべし」とか言いながら爆発しているシーンを想像して、ひとりで大笑いでした。もし恋人をクドく言葉が見つからない人は、ぜひ、このフレーズを使ってみてください。もしかしたら、うまくいくかもしれませんよ。







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俳優の岐路 (アパッチ)
2010-03-13 02:19:11
この作品は俳優の岐路になっています。
先ず沼田曜一、彼はシリアス系の俳優を演じていましたが、初めて後へ続く沼田カラーを出しましたね。次に遠山幸子、彼女は北沢典子の先輩であるお姫様女優ですが、この作品から汚れ役に転向し始めた様です。(私のお気に入りの一人です)
北沢典子さんはホントに可愛い!(北沢典子としてのデビュー作、前作は本名)
最後に主役の前田道子、演技は何ですが、不思議な魅力があるんですね、(巨乳もそうですが)(笑)
それから最近、山城新伍主演の時代劇ドラマに前田道子がくの一でレギュラー出演しているのを見ましたよ、新東宝追放後の貴重なお宝映像でした。

Re:俳優の岐路 (いくらおにぎり)
2010-03-14 10:28:13
アパッチさん、こんにちは。
そういえば、「君美わしく」(川本三郎)にある、前田通子のインタビューで、前田通子が馘になった時に、「前田通子をクビにしておめでとう」と電報を打った女優のことが出ていますが、誰かご存知ですか。僕はMUさんかなあと思ってるんですけど。MUさんについては、石井輝男監督も「このくらい美しければ、心は鬼でもいいと思いました(笑)」とかあるし。どうなんでしょう。
やっとスクリーン鑑賞 (joshua)
2010-09-05 00:32:19
することができました。

ピチピチのシャツに半ケツ状態のショートパンツ、何気に入浴シーンまで披露する「巨乳の松田聖子」こと前田通子の度胸に圧倒されました(ハハハ)。

ところで、前田通子の解雇に喜んだ女優は若杉嘉津子だと聞きました。何でも、前田通子はスカウト組なのにスターレット(ニューフェース)とは別扱いで、いきなり大役を貰い、大蔵オーナーからも特別のギャラを貰っていたそうで、大映ニューフェース→寿退職→夫の浮気で女優復帰、という辛酸を舐めた若杉にとっては、苦労なしに高給を食む前田が憎くて仕方なかったとか。女の嫉妬は怖いですね。
Re:やっとスクリーン鑑賞 (いくらおにぎり)
2010-09-06 12:16:22
joshuaさん、こんにちは。

まさか若杉姐さんとは。予想の斜め上を行く名前にビックリです。ふーむ。それじゃ演じる役柄そのまんまですね。ほんとビックリです。

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