いくらおにぎりブログ

邦画中心の映画感想ブログです。ネタバレがありますのでお気をつけ下さい。

【映画】極道の妻たちII

2008-03-07 | 邦画 か行
【「極道の妻たちII」土橋亨 1987】を観ました



おはなし
重宗組は親分がだらしないため、妻の遊紀が仕切っています。しかし、弱小の悲しさ……

極妻シリーズ、第二弾です。主役はお志麻さんから十朱幸代にスイッチ。これが吉と出るか、凶と出るか。

観光バスが走っています。中に乗っているのは、ハデな女たちと、うるさいガキたち。とは言え、これはヤクザの奥様たちと、そのお子様たちでいらっしゃいます。車中は子供たちの宝探しなどで大騒ぎ。ピストルやら、パンティが宝物っていうのが、さすがヤクザ関係者の皆様。幼いころから、情操教育はバッチリです。しかし、そんな大騒ぎのバスの中、和服に身を固め、渋くタバコを吸っている姐さんが一人。大阪の重宗組、4代目の姐御である重宗遊紀(十朱幸代)です。「ピストルとかパンティとか、もうちょっとマシな宝探しなかったんか」とチンピラA(柳沢慎吾)に文句を言う十朱幸代。どうも、一人浮いているような。

車窓からは、海上空港の建設現場が見えています。そう、ここは関西新国際空港の建設に湧いている大阪なのです。そして、重宗組と言えば、その建設予定地の近くがシマの組。ってことは、利権でウハウハですね。

と、思うのは早計ってもんです。重宗組の組長、重宗孝明(藤岡琢也)は女好きのうえに、博打好き。しかし、その博打がヘタときています。当然、借金で組は火の車。その上、筆頭子分が佐川満男(「もう誰も愛さない」で吉田栄作の父)、子分Bが安岡力也。チンピラが柳沢慎吾に加え、チンピラBの木村一八、Cの竹内力、Dの光石研と、ダメな感じが漂います。なんか諸葛孔明と関羽がいなくて、張飛と使えない武将ばっかりいる劉備軍みたいな。

さて、案の定、シマ荒らしをされちゃう重光一家。シマうちを「新空港都市開発会社」に地上げされています。しかし、新空港都市開発会社なんて、いい加減な名前の会社、きっとどこかの組がバックについているダミー会社に決まっています。多分、敵対している萬代組の配下の組のひとつで河東組あたりでしょう。早速、望遠カメラを手に、会社事務所を見張るチンピラたち。あ、別のビルではヌード撮影が行われていますよ。女(かたせ梨乃)が巨乳をさらして、あれこれポーズを取っています。もちろん、見張りそっちのけで、かたせ梨乃の写真を撮りまくるチンピラたち。これじゃダメですね。

ということで、観客サービスのため、かたせ梨乃の裸シーンが延々と続きます。さすがお父さんの味方、東映です。分かってますね。ちなみに、かたせ梨乃は、娘との二人暮らし。お父さんがどうなったかは知りませんが、文字通り体を張って子供を育てるシングルマザーなのです。

重光組の組長、藤岡琢也が撃たれました。これは、シマ荒らしと関係あるに決まっています。早速、あちこち調べる子分やチンピラたち。すると新空港都市開発会社の男たちが酒を飲んでいるのを発見です。「事務所まで来てもらいましょうか」と脅かす安岡力也。しかし、「そうはいかんのや」と男たちは言うが早いか、ピストルを引き抜き、安岡力也は撃ち殺されてしまったのです。

親分の藤岡琢也を撃った犯人が自首してきました。なんと女です。てっきりシマ荒らしと関係があるのかと思ったら、痴情のもつれで撃たれていただけの模様。「ホンマにもう情けない。こっちはてっきりシマ荒らしやと思って、大騒ぎして、牧村(力也のこと)殺されたんですよ、あんた」と怒る十朱幸代です。「牧村が。ホンマけ」と驚いた藤岡琢也は、「よしケンカじゃ」と言い出します。

「どことやりますねん」
「決まっとるやないけ、萬代や」
「あんたなあ、向こうは一万五千やで。こっちはせいぜい五十人。向こうにはマシンガンから手榴弾まであるそうやで。こっちは穴が開いているだけのチャカ、四・五丁や」
「助っ人頼まんかい」
「誰が助(すけ)てくれまんねん」

まあ、そんな重宗組ですから、仕方なく十朱幸代自ら、萬代組に乗り込むことしました。とは言え、親分は半ば引退なので、四天王の磐城(神山繁)に面会です。しかし、親分の藤岡琢也が女に撃たれているようでは、当然マトモに相手もしてもらえず、かえって藤岡琢也の借金をたてに、3億で土地・建物、それに代紋を売れと脅されちゃうのでした。

それを十朱幸代が報告すると、売ってしまおうか、と藤岡琢也は言い出しました。「相手が萬代の磐城ではな」と最初から気持ちが負けています。気の強い十朱幸代としては、もう不甲斐なくて、不甲斐なくて。ということで、とりあえず家出してみることにしましょう。

徳島には、姉貴分の松代(草笛光子)が住んでいます。そこを頼った十朱幸代。しかし、十朱幸代はそこで伝説のヒットマンな木本燎二(村上弘明)に出会ってしまったのです。この村上弘明は元々萬代組にいたものの、渡世の義理に厚い男で、スジを通して敵対組織を襲撃。今は萬代組の破門になっているというスゴ腕。その上、博打とイカサマまで上手いという、(世間的にはともかく)ヤクザ的には神のような男です。その村上弘明は、十朱幸代の窮状を察したのか、「ワザと」博打に負けてくれ、金をガッポリ稼がせてくれちゃうのです。もちろん気の強い十朱幸代としては、博打で負けて「もらう」なんて我慢できませんが、そうはいいつつ、村上弘明に胸キュンです。

藤岡琢也を撃った女の裁判が行われています。それを傍聴している十朱幸代。しかし、あろうことか、証言台に立った藤岡琢也が、「世間では重宗は姐さんで持ってる言われてまっけど、わしからしたら何や情がのうて」などと、女を庇い、自分をケナし始めるので、もうガックリです。思わず、夕暮れの海を見て、タソガレちゃいもします。と、そこに村上弘明と再会しましたよ。思わず村上弘明にすがりつき、「抱いて、一回だけ」と言ってしまう十朱幸代です。ということで、ラブシーンも終え、高飛びするという村上弘明に「いっしょに行こうかなあ」と言い出す十朱幸代。「12時に伊丹国際線ロビーで会いましょう」と一人で勝手に決めてしまっています。

家に戻った十朱幸代は早速、荷物をまとめ始めました。しかし、そこに藤岡琢也が倒れたとの知らせが。懸命に姐さんの十朱幸代を引き止める柳沢慎吾に「知らん」と言い放ち、家を飛び出した十朱幸代ですが、そこはやっぱり極道の妻、結局、病院に行ってしまうのです。きっと、村上弘明は寂しがっていることでしょう。

さて、その村上弘明ですが、町を歩いているとかたせ梨乃を見つけました。思わず後を尾けてみます。かたせ梨乃は、そんなことに気づかず、幼稚園に娘のお迎えに。それをジッと見ている村上弘明。その日の夕方。かたせ梨乃の家の呼び鈴がピンポン、ピンポンと鳴りはじめました。ドアを開けてみると、村上弘明が「わしや、久しぶりだな」と立っています。「帰ってください、もう二度と会わへんと約束したはずや」と怒るかたせ梨乃。しかし、子供は別と村上弘明は言い張ります。まあ、今の今まで、自分の子供がいるとは知らなかったんですけどね。自分もヤクザの子で虐められた、だから娘を不幸にしたくない、と言うかたせ梨乃ですが、そんな理屈が通じるなら、ヤクザは存在しません。「うちはヤクザなんて大キライやぁーっ」と絶叫してみるかたせ梨乃です。

あ、そういうことで、もし十朱幸代が空港に行っていたら、待ちぼうけくらうところでした。まあ、お互いに良かったですよね。

藤岡琢也はガンでした。しかも肝臓から肺に転移して、手のほどこしようがないみたいです。となると、やっぱり優しくしてあげるのが人情というもの。「何や、お前急に優しくなって、気色悪いやないけ」と言いつつ、十朱幸代に「とりあえずチューしよ」と迫る藤岡琢也。なんか緊張感のない映画だなあ。

一方、子供がいると知った村上弘明は、ダンプの運転手に。あたりにメンチ切ったり、順番無視で割り込みしたりしつつ、懸命に働いています。多分、カタギになってかたせ梨乃とヨリを戻したいんでしょう。しかし、その時、かたせ梨乃は結婚に向けてガムシャラに驀進中。自称芸術家(月亭八方)に「ホンマ、結婚してくださいね」と体をまかせちゃったりしています。ただ月亭八方ですからね。ダマされなければいいですが。

そうそう、重宗組ですが、萬代組とその配下の河東組が、仮面を脱ぎ捨てて潰しにかかり、防戦一方。とうとう、チンピラの木村一八がヒットマンとして河東のタマを取りに行ってみるものの、そこは貧乏な組の悲しさ。改造銃のため、暴発して自分の指を落しちゃう始末です。やっぱりトカレフくらい欲しいところですよね。

幼稚園にドドーンとダンプで乗りつけた村上弘明。「これが父ちゃんのマイカーや」と娘を強引に連れて行ってしまいます。慌てて、自分の車で追いかけるかたせ梨乃。ダンプはそのまま砂浜に。サーファーたちを飛びのかせつつ、波打ち際を爆走です。まあ、子供は大喜びですけど、けっこうはた迷惑な気も。当たり前ですが、大喜びの娘を引っぱたくかたせ梨乃。お母さんは、本当に怒ってるんですよ。と、そんな家族の風景を眺めているのが十朱幸代。「あんたの子供、けったいな子やねえ」と言いつつ、きっと内心はジェラシーの炎がごごーっ、でしょう。

やっぱり仁義は大切ですよね。十朱幸代はかたせ梨乃のところを訪ね、村上弘明を預かりたいと言い出しました。もちろん、色気は抜き、という建前ですけど。当然、かたせ梨乃としてはOKです。だって、自分は芸術家と結婚するんですから。ところが、月亭八方の家をかたせ梨乃が訪ねると、そこはとんでもないボロアパート。さらに、奥さんも子供がいるじゃありませんか。「先生、結婚してはったんですか」とかたせ梨乃はガーンです。ついでに、自分のグラビア写真がビニ本の表紙になってるのを目撃。ガガーン。何はともあれ、ムキーッと暴れてみるかたせ梨乃です。

村上弘明はダンプで昼寝中。しかし、そこを萬代組磐城の子分、河東組長の配下に教われました(長くてスイマセン)。要は、磐城こと神山繁が悪いヤツだと覚えておけばいいと思います。とにかく、その子分たちにダンプを壊され、家族の写真を奪い取られる村上弘明。「お前だけやない、分かってるな」と、言われると、手が出せません。

ということで、世話になっている重宗組で荒れている村上弘明。チャカないか、とチンピラにごねています。いや、重宗組は貧乏ですから。そもそも、マトモなチャカがあったら木村一八の指が飛んでないし。と、そこに十朱幸代が顔を出しました。「河東やる気。あんたがやるんだったら、うちも手伝うわ。せやけど、的は磐城やで。こんなものが届いたんや」。そう言って見せたのは、萬代組五代目の襲名披露の案内。

神山繁が萬代組五代目を襲名するにあたって、韓国の済州島でお披露目をして、ついでに大規模な花会(博打の会)をするそうです。十朱幸代としては、そこに乗り込み、ガッポガッポ儲けようという作戦。絶縁中とはいえ、神山繁は親(分)、それに、タマが5千万円は必要と、やんわり断わってみる村上弘明。しかし十朱幸代はやる気まんまんです。着物やら宝石を売って作った300万円を元手に。まずは国内で資金稼ぎをしようというのです。

ということで、新宿を皮切りに、北陸とか色んなところを巡業してまわる二人。もちろん、全てイカサマで資金集めをしようというのです。なんだか、わびしくなってきました。それでも、どうにか金を集めた二人は、意気揚々と済州島に乗り込むのでした。

最初は軽く十朱幸代が博打を打ち、そこから代打ちの村上弘明にチェンジ。神山繁は頭を真っ赤にして怒っていますが、他の親分さんの手前、まさか花会の最中に揉め事は起せません。そして、イカサマ。村上弘明はゴッソリと大金を稼ぎ、神山繁の追っ手を撒いて逃げることに成功したのです。

それからしばらく経って。相変わらずお姉ちゃんとカラオケを楽しんだり、能天気に生きている藤岡琢也。十朱幸代も諦め気味に金を都合しています。一方、村上弘明は、儲けた金をかたせ梨乃に届けることにしました。「これで家でも買えや」と言う村上弘明を見つめる、かたせ梨乃の目は潤んでいます。「今度こそ遠くに消える」と村上弘明が言うと、「うちも一緒に行く。真由も一緒に行く。あんたについて行く」と泣き出すかたせ梨乃。そのまま、二人はキスをして、よく分からないけど、近くにあった廃屋で抱き合います。まあ、今の日本で「手ごろな廃屋」なんてものがあるかどうかは、別ですけど。

お約束のように、かたせ梨乃がオッパイを揉まれていると、そこに銃声が。村上弘明、血まみれです。「死んだらあかん」。死にました。「ちきしょー」と言って、落ちていたピストルを拾い、ダッシュするかたせ梨乃。車に乗った犯人たちは「女だ。いてまえ」とかたせ梨乃を撥ねようとします。バンっ。ドンっ。銃弾がフロントグラスを突き破った瞬間、かたせ梨乃は撥ねられました。

「ワイヤーワーク」でピヨーンと後ろに飛んでいくかたせ梨乃。半分、オッパイ丸出しです。

ここは病院。今、かたせ梨乃の死体が運ばれていきました。「ママー」と泣いている娘。それを十朱幸代が抱きとめます。「真由ちゃん堪忍な。おばちゃんが悪かったんや。みんなおばちゃんのせいや」。二人はオイオイと泣くのでした。

萬代組の本部に乗り込む十朱幸代。溜まった借金を返し、借用証書を受け取っています。家も売った。子分たちも、ほとんど正業に戻した。もうこれでサッパリしました。「これからどうするんや」と神山繁に聞かれ、「重宗の看板あげますねん」と答える十朱幸代です。今度はダメな組長に替わって、立派な組を作れるでしょう、多分。

外に出ると引越しトラックが待っています。木村一八がいます。竹内力もいます。光石研もいます。そして、村上弘明とかたせ梨乃の忘れ形見、真由の姿も。重宗組の看板を載せたトラックは、ゴトゴトと走り去っていくのでした。


いやあ、懸念したとおりお志麻さんの極妻に比べて、とっても地味なお話でした。お志麻さんの極妻が「信長の野望」だとしたら、こっちは「飛騨・姉小路家の野望」くらいな感じって言うんですか。とにかくスケールが小さくて泣けてきます。

藤岡琢也と十朱幸代の掛け合いを見ていると、なんだか「渡る世間は鬼ばかり」を見ているような気分になってきます。スケールとしては風呂敷サイズくらい?

ついでに柳澤慎吾、光石研などのチンピラクラスの掛け合いに至ってはハンカチサイズな感が。

そんな中、ひとり気を吐いたのはかたせ梨乃。前作の極妻で女優開眼しただけあって、この映画でも熱演が光ります。とは言え、どうやら監督にとってのかたせ梨乃は「おっぱい」でしかなかったようで、冒頭のエロ写真撮影風景に始まり、最後のおっぱい出しながらのワイヤーアクションまで、ヒドイ扱いでした。でも、ぼくは知っています。かたせ梨乃が、やればデキル子なのを。実は名女優なのを。もう、監督はかたせ梨乃に土下座して謝れ、と言いたい気分です。

まあ、そうは言いつつ、そもそも岩下志麻と十朱幸代。このキャスティングの差で、全ては決まっていたような気もします。監督としてはかたせ梨乃(のおっぱい)以外に、頼るものは何も無かったのかもしれませんね。

次の極妻は三田佳子。そして旦那は丹波哲郎。この協力タッグは、お志麻さんを打ち破ることができるでしょうか。乞うご期待。





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4 コメント

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かたせ梨乃だけではねえ。 (シャケ)
2008-03-10 20:01:17
十朱幸代と村上弘明で、っていうなら脇役をもう少し豪華にしないとなあ。話も地味だし。
こういう作りの映画だと、何かわかりやすいものがないとついていけない気がするんですよ。例えば1987年だと、リゾート(@「私をスキーに連れてって」)とか。「かたせ梨乃のおっぱい」だけではねえ。

この頃って角川の勢いも弱まってきてるし、邦画に勢いがないんですよね。いい映画はすごく個人的な印象の映画ばかりで、邦画全体に弾みがつく感じじゃないし。なんかアダルトビデオやアニメにすごい勢いを感じます。
http://www.jmdb.ne.jp/1987/a1987.htm
東映=ポルノで勝負 (いくらおにぎり)
2008-03-11 15:50:19
師匠、連投に続く連投、感謝です、

>何かわかりやすいものがないとついていけない

ある意味、分かり安すぎるくらい分かりやすいんですけどね。ポルノっていうのは。その点では、十朱幸代の出し惜しみも悪いんじゃないでしょうか。相米監督の「魚影の群れ」では、驚愕するほど激しい濡れ場を演じていたわけだし。

>邦画に勢いがないんですよね

まあ、60年代以降、ずっと「ない」ような気もしますが。でも、日本映画DBを見て、気づいたんですが、「マルサの女」があるじゃないですか。師匠が見たことないのは承知してますが、これって、それなりに一般客を映画館に呼び戻した原動力になったと思うんですけど。ダメ?
子どもがウァヒャー=傑作、という論理。 (シャケ)
2008-03-12 07:02:52
あー十朱幸代の出し惜しみは大きいですね。脱いどけば客入っただろうになあ。『魚影の群れ』は「えっ」と思いましたよねー。

>「マルサの女」があるじゃないですか。

ほんとだ。
完全にスルーしてました(笑)一応見てはいますよ。あの社会派な感じが苦手ですが。

伊丹映画が従来の撮影所の論理とは別のところから、映画館に結構な数の客を引っ張ってきたのはすごいの一言ですね。
ただ、それでも邦画も結構健闘してるとはどうも思えないんですよ。当時田舎にいて、邦画はあまり見る気が起こらなかったのがデカいんですかねえ。例えば『スタンド・バイ・ミー』と『マルサの女』なら迷わず前者な中学生でした。子どもを引っ張り込む力は『マルサの女』にはないんじゃないかなあ。どうでしょう。
ハダカはいらない (いくらおにぎり)
2008-03-12 14:59:50
いや、十朱幸代が脱いだら、映画館超満員!なんてことは期待薄な気もしますけど。っていうか、ぼくは映画のハダカは、あんまり好きじゃないんで、意見が偏ってるかもしれませんけど。結局、面白くなかったということでは……身も蓋も無いけど。

>それでも邦画も結構健闘してるとはどうも思えない

まったく同感です。あの当時は僕自身、どうせ映画を観るなら洋画、というかハリウッドの大作だろ、と思ってましたもん。

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