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P-47サンダーボルト改修

2014年09月01日 | 飛行機RCプラモデル

飛行機・プラモデル模型関連メモ

 改修 P-47サンダーボルト 2014/09/16

エアブラシ練習素材としてメッサーシュミットやスピットファイヤーを再利用したその勢いで、P-47サンダーボルトも改修することにしました。

   

   ( Amazon 詳細:タミヤ 1/48  アメリカ陸軍 リパブリック P-47D )


P-47サンダーボルトの白黒の帯は、筆塗りでは塗料のにじみと塗料の溶解で、なかなか綺麗に出来るものではなかったので、絶縁テープを取り出して主翼と胴体へ貼り付けたのでした。

あれから数年・・・絶縁テープはむにゅーと解けかけていて、触るとニチャニチャしています。いつも手にとって眺めて過ごしているのですが、その感触の悪さはどんどん悪化していっていました。

エアブラシ塗装ならばマスキングの面倒を覚悟したら、もしかすると綺麗にストライプが実現するかもしれない!と、このP-47サンダーボルトもエアブラシ練習素材として再利用することにしました。

まずはテープをはがして、ニチャニチャ になっているところをすっきりクリーニングします。

   

チェックすると塗料はラッカー塗料のようでした。「ラッカーくずし」じゃないけれど、溶剤をつけた筆でぐちゅぐちゅにしてはティッシュでふき取り、またぐちゅぐちゅにしてティッシュで拭い取るという作業で、白黒ストライプの部分はもとのプラスティックを出すことが出来ました。

この作業の途中、もうこの際機体全体の塗装をはがしてやり直すかあ?と思ったりもしましたが、キャノピーも接着してあるし、カウルにはノーズアートのデカールも付いているので、思いとどまりました。

   
   ( 主翼全幅80cm少々の電動ラジコン・P-47サンダーボルト )

もともとこのP-47サンダーボルトはRC飛行機の各部の確認のためにプラモデルも作ったものでした。ラジコン発砲素材のキットに彫られているパネルラインがどこまで忠実なのか、適当なのか?このラジコン機体は飛行性能優先でどれだけ機体全体のシルエットをデフォルメしているのか?そんなことをプラモデルとの比較することで、チェックのきっかけを得られるといいなあと、Hasegawa 1/48 P-47D Razorbak を作成したのでした。そんなこともあって自分のラジコン機体に合わせた塗装をプラモデルにも再現しています。

さて、この作業、今後どうなることやら・・・・

 



 追記 手元の1/48飛行機

   
   (F4, F6, F8 Zero21)
模型の縮尺が正確であると仮定すると、こうして見渡すとF6ヘルキャットが圧倒的な巨大サイズの単座戦闘機であったことが良く分かります。

   
   (スピットファイヤー P-47サンダーボルト メッサーシュミット)
同様に、ヨーロッパ側ではP-47サンダーボルトがこれまたずば抜けて大きな機体であったことが一目瞭然です。

RC模型飛行機では、縮尺はほとんど関係なく「よく飛ぶ機体に変更」されているので、オリジナルの機体シルエットや機体の大きい小さいについてはまったく分かりません。そのあたりがこうして同じ1/48スケールのプラモデルを並べてみると良く分かります。

 

 



 追記 P-47サンダーボルト改修塗装 09/17

ふと思い立ってP-47サンダーボルトのストライプ部分の塗装を始めてしまいました。

まずは軽く筋彫りして、継ぎ目パテ埋めのサンディングの後、ベースになるホワイト塗装。それからマスキングテープを張り替えて、今度は黒塗装。

黒塗装を終えて乾きかけているので、マスキングテープをはがしました。

   

エアブラシ塗装面と筆を使った手塗りの塗装面が並びました。

   

一方ではエアブラシの薄い均一な塗膜のストライプ、他方筆塗りでしかも重ね塗りしてボコボコしたオリーブドラブの塗料面です。

たしかにエアブラシは綺麗なのですが、WWII当時の戦闘機の塗装面としては、筆塗りのボテボテした様子が妙に似合っているような気がしたのは、今までにない感覚でした。これもエアブラシを入手して塗装が出来るようになったことによる新しい感覚かもしれません。・・・ともかく今までは塗装面の綺麗なエアブラシがいい!と思い込んでいたふしがあります。

   

・・・で今度はストライプをカバーして、ストライブから主翼の付け根、胴体部分へかけてのオリーブドラブ塗装です。もう何年も前の塗装ですが、そこはエアブラシの効果で簡単にグラデーションを実現しますから、違和感なくオリーブドラブの色がつながりました。

   

・・・で、完成だ!と各部のマスキングテープをはがし、主翼のカバーをスポンと抜いたら、サンディングしていた右主翼先端部分が出てきました。もういちど、ストライプ部分をカバーしてオリーブドラブをエアブラシ塗装しておこうと思います。

   

・・・といことで、塗り残しの翼端をオリーブドラブ塗装して、あまりもののデカールをまた適当に貼り付けました。

「部分的な塗りなおし」「塗料ビンから出したオリジナルの色」だったこともあって、マスキングが大変であることを除いたら、思っていた以上に簡単にP-47サンダーボルトを改修することが出来ました。

このあとは、トップコートをスプレーして、改修完了です。これですっきりしました。手に持っても溶けかけた絶縁テープでにちゃにちゃすることがなくなりました。(<-この一点が今回の塗りなおしの目的 )

   

   

・・・で、プラモデル作成環境を復活させたところで、メッサーシュミット、スピットファイヤー、P-47サンダーボルトと三機をリメイクしたことになります。アメリカのネイビーブルーの戦闘機に比べてヨーロッパでの機体は何かと色鮮やかです。それだけ混乱、混戦の状況だったということかもしれません。( 見方に撃たれて墜落するのはちょっとやっぱり・・・)

そうそうメッサーシュミットも、今回は穏やかなタイプの塗装でしたが、頭や尻尾が「黄色」という塗装もメッサーシュミットらしい一般的な塗装になっています。眺めてかっこいいかどうかは別として、塗装が大きくことなるタイプの多いメッサーシュミットはもう少し作ってみたいなあとついつい思ってしまいます。

   
   ( 作業環境復活後のプラモデル4点 )

   復活プラモデル環境のページへ 


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