ガレージ(車庫)を失ってから久しい。しかし、ガレージを諦めている訳ではない。以前は隣町に2つのガレージを契約してランドクルザー60の保管は勿論、簡単なメインテナンス等を行っていた。ガレージを諦めた理由は年を重ねる度に上昇する貸料と周辺の住人に気を使って自由なアクセスが出来なかった事による。それ以後、条件に会ったガレージを不定期的に探していたが目に留まる場所は無かった。街の周辺で条件の好いガレージを得るという選択以外に、2時間程ドライブした山の湖畔に小さなキャビンとその脇にランクル用のガレージを持つという選択も無かった訳ではない。今の自分にとってガレージを保有する事は理想である。ガレージは作業が規制された場所ではなくて、自由に機械と取り組む事も出来る作業場的な空間であれば最高ではある。
我がアパートのガレージの改装工事が始まった。ガレージか完成する暁にはオーナーと交渉するつもりでいる。ランドクルーザーとの生活ではガレージが有無にはこだわる事は無い。しかし、それは事実であるが強がりでもある。ランドクルーザーは家族の一員なのでランクルの為の部屋があると嬉しいのだ。今までは外ばかりを観てのガレージ検索であったが、足元にガレージが出来ちゃうとなると棚から牡丹餅、吉報は寝て待つ的である。まだガレージを契約した訳ではなく狸の皮算用な思考ではあるが、この世の中で運良く?生きて行く為には希望事は取り合えず頭の中の引き出しに入れておいて、毎日の仕事なり家事を確実にこなしていく真摯な姿勢が大事である。そして、時が来ると必要な物は引き付けられて来る様になっているのかも知れない。ただし、今回の機会は僕自身の運ではなくてランクル達の日頃の貢献と働きが事態を変えて行く趨勢となっている様子。ランドクルーザー達の日頃の働きに感謝して止まない。クルマ一台程のガレージは狭いものだが、一つのガレージを得る事の心の領域とは広大なものなのである。