錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

一夜明けての鈎外し

2017年12月27日 | 魚(海・淡水)

石垣滞在中に、もう釣る事は無いだろうと麻酔薬や器具を送り返したことから、その後に釣れてしまったオオウナギから鈎が外せずに福岡の自宅まで運んだことは既に周知の通り・・・
そして・・・
一晩寝て幾らか疲れが取れた昨日、鈎外しに着手することにしました。
ただ、この鈎外しの手順に関しては過去ログにUPしていますので、ここでは省きます。
と、言うことで・・・・
ニチドウ(日本動物薬品) FA100を用いてオオウナギに麻酔を施します。
水は白く濁りFA100独特の匂いが漂う。


で、ある程度、麻酔が効き動きが抑制されたことを確認すると、事前に用意した新しい水へと直ぐに移動させます。
って言うか、FA100の希釈液に薬浴させたまま作業を続けると薬が効き過ぎて最後には帰らぬウナギになっちゃいますからね。


そして、ここからは焦らず慌てず・・・ だけど出来得る限り急いで鈎外しの作業やっちゃいます。
で、外した鈎が、これ!
こんな鈎が咽頭の奥に刺さっていたらオオウナギが受けるストレスも相当なものだと思うんですよね。


さぁ、これで鈎は外れた。
後は新たな水を張った容器へと収容し、エアレーションをかけながらオオウナギの意識が戻るのを待つ。
頑張れ!
頑張って、戻ってこい!


そして、経過観察を続けながら様子を見ていたところ呼吸も力強くなってきたことから用意したタンクへ引っ越させたのですが、日か明けた先ほど飼育棟へ様子を見に行くと、そこには元気に泳ぐオオウナギの姿がありました。
で、ちなみに・・・
このオオウナギの体長は1m5cmで個体識別番号は1712/T-Sに決定しました。
また今回、鈎外しのアシストについてくれた嫁が一言。
このオオウナギは縦にも横にも成長するタイプの子みたいね・・・ だって。
いやぁ、 Cherry の嫁だけあって解ってらっしゃる。

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