リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

エレベーターが1基だけになると

2017年10月18日 | 日々の風の吹くまま
10月17日(火曜日)。嵐のち晴れ。日の出の時間に起きたけど、外はまだ夜明け前のよう
な暗さ。ブランドを巻き上げたら、不気味な黒い雲が空一面から低く垂れ込めていて、風が
びゅうびゅう。双子の嵐の第1陣で、メトロバンクーバーの主に南半分であちこちで停電。今
どきは樹木が葉を落とし切っていないもので、大風で吹き倒されやすくて、大きな木が倒れ
ると電線が切断されてあたりは停電してしまう。でも、カレシが英語教室に降りて行った後、
ポータブルヒーターの掃除をしていたら、10時過ぎに突然ぱぁっと青空が広がって来てびっ
くり。今夜から第2陣が来て、明日にかけてまた大風の上に大雨という予報だけど・・・。

故障したエレベーターはまた修理のため1週間ほど運転中止。1基だけになるとボタンを押
してから来るまでけっこう時間がかかるけど、その分普段はすれ違って会うことのない「ご
近所さん」たちと顔を合わせる機会が増えて、「おはよう」、「ハロー」に始まって、ああだこう
だとスモールトークや不便の愚痴で賑わうし、赤ちゃんが乗ってくると「かわいいねえ~っ」
とみんなでわいわいあやすしで、上りのときは自分の階のボタンを押し忘れて降り損ねる人
もいるくらいの盛り上がりよう。

そういうあけっぴろげな環境だから、乗って来ても挨拶もせずにむすっとした顔でひたすら
スマホをいじっているアジア人の若い人たちは「話しかけんなよっ」というオーラを撒き散ら
していて、いやでも目立ってしまう。ほとんどが1寝室の部屋の多い7階より下の階で乗り降
りするので、親が投資用に買った部屋に住んで学校に行っている中国人子弟かもしれない
か。だとしたら、中国人が爆買いするから住宅の値段が高騰して地元の人たちがマイホー
ムを買えなくなったと思われているので居心地が良くないのかもしれないし、単に英語が不
自由なのかもしれないけど、「ハロー」ぐらいは言ってもいいんじゃないのかな。いろんな民
族の人たちが英語が達者でなくても話の輪に加わっているんだから。

でも、小町横町でもマンションのエレベーターに他人と乗り合わせるのが嫌だというトピック
があったりするから、「人見知り」は中国人の専売特許と言うわけでもなさそうで、アジア的
な心理なのか、それとも何か特別な理由があるのかな。ワタシはひとりだけで乗っていると
何となく手持ち無沙汰の気分になる。ま、監視カメラがあるから踊ったりはしないけど。

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