リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

愛する人のシャツの匂いは精神安定剤?

2018年01月07日 | 日々の風の吹くまま
1月6日(土曜日)。曇り。今日はエピファニー(公現祭)。クリスマスから数えて12日間の降
誕節が終わる日で、クリスマスの飾りを片付ける習慣がある。我が家はいつも前日の5日
にツリーを片付けるんだけど、今年は何だか疲れて今日に持ち越し。朝、ツリーから外した
飾りを紙に包んで大きな箱に収め、ライトやガーランドを外してからツリーを解体。掃除をサ
ボったおかげでランチ前に終了。ランチの後で、畳んだツリーを古毛布にくるんで紐でぐる
ぐる巻きにして、地下駐車場にあるロッカーまで抱えて行って収納。これでストレスやら何や
らが満載だった2017年のクリスマスもおしまい。

ブリティシュコロンビア大学の心理学科の研究で、ストレスに曝した女性に男性のシャツの
匂いを嗅がせる実験をしたところ、夫や恋人のシャツの場合はストレスホルモンのレベルが
低下したけど、赤の他人のものだと逆に上昇したとか。前から恋人や夫の匂いを嗅ぐと気
持が落ち着くと言う女性がけっこういたけど、本当だと言うことが実験で実証されたってわけ
か。いや、本当にそうなんだけどね。カレシの入院中、眠れないときに隣にあるカレシの枕
を抱いていたら、不思議なくらい気持が落ち着いてすっと眠りに落ちることができたもの。

カレシにこの実験の話をしたら、「だからいつも同じシャツを何日も着るようにしているんだ
よ」。はあ?取り替えるのがめんどうくさいんじゃなくて、ワタシのために何日も同じシャツを
着ててくれてるってこと?「だって、キミがストレスでぶっ倒れたらオレが困るもの」。こらぁ、
ワタシの最大のストレス源になっていたのはどこの誰だったんだっけ?ま、あれはもう遠い
昔のことだから今はどうでもいいけど、いつまでも同じシャツを着ていたら、せっかくの心が
休まる「魔法の匂い」も濃縮されて発酵しちゃって、逆にストレスになって元も子もなくなるん
じゃないのかな。ワタシとしては、やっぱり適当な頻度で取り替えてくれた方がいいかな。

小町横丁ではよく旦那の「臭い」が嫌いとか気持悪いとか言う投稿が上がるから、逆も然り
なんだろうし、男の方が妻や恋人の匂いに嫌悪感を催すこともあるかもしれない。詰まると
ころは「蓼食う虫も好き好き」で、ワタシはカレシの匂いが大好き。ほんとに気持が休まるん
だけど、それでも「匂い」が「臭い」に変わらないように、ときどきは脱いだ隙に横からさらっ
て洗濯機に放り込まないとね。