リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

年寄りの昔語りはどこでも同じ

2017年10月05日 | 日々の風の吹くまま
10月4日(水曜日)。秋晴れ。きのうは忙しかったので、今日はちょっとのんびりしたいけど、
朝からばたばた。月例のマンション内の親睦会「コーヒークラブ」は10時からなので、今のう
ちにと大腸がんスクリーニングのサンプルを2人分検査ラボに持って行ったら「中止になっ
たので廃棄処分」。この夏から「陽性」が急に増えて変だと思ったラボが調べたところ、採取
キットに入っている試薬に製造上の問題が見つかって、検査済みの分は再検査、未検査の
分は再採取ということになったという話で、検査再開のめどは立っていないらしい。私たち
は健康診断の一部だからすぐでなくてもいいけど、大腸がんの疑いありで検査を受ける人
はやきもきするだろうな。

毎月第1水曜日の「コーヒークラブ」は午前中なのでいつも少人数でほぼ同じ顔ぶれ。今日
は部屋の中でマリファナを吸う人がいるという話で始まって、マリファナが合法化されたら
「副流煙」でハイにならないかと心配し、マリファナとスカンクの屁の臭いが同じなので、(ス
カンクはメトロバンクーバー中にいるから)スカンクに遭遇して間一髪で被害を免れたケッサ
ク体験に花を咲かせ、月末のハロウィンにはロビーで子供にキャンディを配ったらどうかと
言う話になって、イギリス生まれのドリス(88歳)の子供時代のハロウィンの思い出話を始
め、同じくイギリス生まれのベル(70代)がハロウィンよりも「ガイフォークスデイ」の方が盛
大だったという話を始めて・・・と、じじ(と主に)ばばの会議はぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ。
 
年寄りの子供の頃の話は、どこの国の人のでもいつも聞いていておもしろい。ワタシも負け
ずに天井裏のねずみ競走が聞こえる安普請の二軒長屋の社宅で過ごした子供時代の話
や母から聞いた北海道開拓時代の話をするけど、どこかでみんなの話と何となく共通して
いるように感じるのは、民族を問わず好奇心に溢れる子供の感性を通した体験に根ざして
いるからだろうと思う。遊び方は違っていてもやっていることはどこでも同じようなもので、あ
の頃は子供であることを満喫できた幸せな時代だったよねえ・・・とみんなちょっぴり遠い目。

今夜はほぼ「中秋の満月」(実際に満月に達するのは明日の午前中)。英語ではHarvest
moon(収穫の月)。秋分の後最初の満月で、今ごろは日没のすぐ後に昇って来るので、明
かりのある時間が延びて収穫を急ぐ農家が助かるからそう呼ばれるらしい。
   
   西の空は夕焼け小焼け・・・
   
   中秋の満月にむら雲・・・