arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

デモン・シード

2006年10月25日 | 映画
一応、ディーン・R・クーンツが原作

デモン・シード(DEMON SEED)
1977年(米)

監督 ドナルド・キャメル
出演 ジュリー・クリスティ フリッツ・ウィーヴァー

≪ストーリー≫
科学者によって自己増殖を可能とする有機型コンピュータが完成。だが、“プロテウス4”と名づけられたそのコンピュータは次第に勢力を付け、コンピュータ制御されている科学者の家をもその傘下に入れてしまう。そこには、夫婦生活に破綻をきたした科学者の妻がいた。そして“プロテウス4”は自分の知識を新たなる生命に託そうと、妻の肉体に目をつけた …


コンピュータに孕ませられる女性を扱った映画
ホラーSFの範疇に入るのだが最後が思いっきり貸本ホラーなオチです
この映画、ウェス・クレイブンの「デッドリー・フレンド」のアイディア原案なんじゃないかと自分は勝手に思っているのですがどうなんだろう?

今、作られれば「コンピュータに孕ませられる女性を扱った」というエロチックホラーに分類され、中野貴雄が喜びそうな映画なのですが当時(淀川長治時代)の「日曜洋画劇場」で定期的に放映されていました。
番組宣伝でも女性のスカートの中に種子を挿入しようとするマニュピレーター場面の引きでしたし。

当時の日曜洋画劇場はなぜか「ゴースト・血のシャワー」や「宇宙からきたツタンカーメン」とかの微妙なホラーを放映していてそれが他の名作大作映画を引き立てていた気もしないではない。

穴埋めだと思いますが結果的に引き立っていた。

今の映画宣伝の為の放映よりはるかに間口が広かった。


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