変人バンザイ!!

不思議が好きで、立体写真を作ったり、星占いをアレンジしちゃったりする変人。

24愛読書『はてしない物語』をもう一度読み直し、今までの知識と経験を加味し咀嚼する。

2017-07-17 18:26:43 |  はてしない物語
怖い怖い!
女性は怖い!
人が怖い!
近頃のネットの話題は怖いことばかり。
あの女性の顔を見るだけで怖さが連想される。
怖くした方が閲覧数が増えるのも怖い!
見習うべきなんだろうけど、ちっともそう思わない。
追いかける週刊誌も怖い!
煽るマスコミも怖い!
それを見る視聴者も怖い!
あっ!私もその一人だ!



P438

岩波書店、ミヒャエル・エンデ作『はてしない物語』の438ページです。

「例の黒甲冑が5人現れた。・・・・わたくしの輿のかつぎ手どもで・・・・ゆうべ、わたくしが先に出しておいた・・・・この女は、始めからここへくることになるのを知っていた。・・・・この女の計画だよ。・・・・この女は自分の手管できみを自分のものにするために、わざときみを勝たせた・・・・だまれ!」
女魔術師サイーデに捕虜にされた仲間を救うため、魔の城ホロークに乗り込むバスチアン。
黒甲冑の騎士団を退治し、女魔術師サイーデはあっさりバスチアンの家来になるという。
アトレーユはそれに反対している。
バスチアンとアトレーユの間には深い溝ができてしまった。

バスチアンの旅のキャラバンは日に日に増大し、数えきれないくらいになった。
これぐらいまで読み進めると、物語の前半と後半が反転していることに気づく。
力の渦は前半に拡大していた虚無のことなんじゃないか?
信頼は疑心暗鬼になり、愛は憎しみになり、科学力は武器になっている。
前に書いた、ゴキブリロボット、ドローンとお掃除ロボを組み合わせて小さくした案だが、それも考えたら武器になってしまう。
目的地をインプットして、障害を乗り越え、到着したら爆発するとか、化学兵器を噴射するとかしたら立派な武器だ。
共謀罪に引っかかりそうだから、この案は中止!!
物語の中の黒甲冑の騎士団と何ら変わらない。

最近新聞で読んだカーボンナノチューブが安価でできるはなし。
真田幸村に真田紐、伊賀忍者に伊賀の組みひも。
科学忍者隊でカーボンナノチューブを使って、いろんな罠が作れるんじゃないか?なんて思いめぐらしたものですが、たとえ、守りのための罠限定といえども使い方によっては武器になってしまう。
科学の力も愛の力もアクセルとブレーキの微妙な調整が難しい。
それが完全にできないのなら科学の力も愛の力も使ってはいけないのじゃないだろうか。
ふとそんなことを思う、今日この頃です。

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