震災から1年

書いては消し、書いては消しの繰り返し．．．。

今日は東日本大震災から１年が経ちました。
あっという間の１年でした。
心はあの時から止まったままのような気がします。
まるで昨日起こった震災のような気がします。

高台移転・瓦礫撤去etc．．．まだまだ先は見えません。

復興するのだろうか？故郷。
自分は地域の為に何が出来るのだろうか？

年老いた両親をそのまま残しておいて良いのだろうか？
親戚・知り合いの家はどうなるのだろうか？
最愛の人達を亡くした友や親戚はどうしているだろうか？
何と声を掛けて良いのだろうか？　

１分間の黙祷。
昨年の３月１１日、両親との連絡が途絶え、友達にも連絡がとれず、
テレビでは故郷が波の中に消えていく映像が流されていた。
１ヵ月後、訪れた故郷は想像を絶するものだった。

何をどうしたら良いのか、自分の不甲斐無さに苛立ちを覚えます。
今は、自分の生活を日々一生懸命に生き、自分の中で出来る限りの
範囲内で恩返しをするしかないのかな。と思う今日この頃。

今一度、夫婦で何が出来るのか―。何年間も続くことだから、
日々話し合い行動しようと思います。

※震災時に活動を応援して支えて下さった皆様、励ましの声を下さった方々、
　被災地の情報を教えてくださった皆様、本当に有難うございました。

ちょっと続き

４月２２日（金）の写真をアップしていなかったので、最後に記録程度にまとめ。

４月２１日（木）の夜にせっせと２００個の餃子を作りました。
当初は２人で作る（包む担当：私、焼き担当：主人）の予定ですが、
母が「そんなにトロいと朝になるわ～」と言われ、急遽３人で作ることに。
主人は元気が出るもの＝餃子って言ってましたけど、女性的にはどうなんでしょ？？
（微妙だなぁ～。）



４月２２日（金）
大槌町の吉里吉里小学校に前日にお約束していました
ペット関連の品物（首輪等）とフードをお渡ししました。
フード等沢山お渡ししたので、車を全開にしてバケツリレーで搬入しました。
「おっ。黒ラブ」バリケンに犬がいたのでビックリだったようです。
残念ながら地面がぬかるんでいたので、外に出す事は出来ませんでした。
そして、例の餃子を．．．。
夜までメニューが決まっているそうで、朝食に出るそうです。
朝から餃子．．．。申し訳ないです。

釜石に移動です。
動物病院２ヶ所に義援金をお渡ししてきました（埼玉から連絡済み）。
一箇所は病院自体も被害に遭われていたので、ワンちゃんはいませんでした。
もう一箇所は避難された方々もフードを取りに来たり、一時期は沢山預かって大変だったようです。
治療代は病院持ちで大変です。
物資の援助だけでなく、金銭的な援助が得られることを願います。

　
鉄筋コンクリートでさえも、鉄骨を残して全て流される津波の力は凄いです。
防波堤も崩れています。


三陸縦貫道からの写真です。
この近くにいとこが住んでいるはずなのですが．．．。どこに避難しているのだろう？

大船渡に移動し、大船渡保健所さん（事前連絡済み）へ仮設住宅で必要なバリケンを
お届けしてきました。（５個位必要とのこと）
Ｍサイズのバリケン３個をお届けしてきました。
獣医さん曰く、犬も流されたからいないのだそうです。
我が家のゴチャゴチャ入った車を見て、本日の宿の心配をして下さいました。
（貧乏に見えたかぁ？実際そうだけど．．．。）
近くの温泉宿を紹介されましたが、避難者もいらっしゃるそうなので遠慮させて頂きました。

陸前高田市へ移動です。
「岩手発・被災地支援情報サイト」にて
陸前高田市消防団高田分団第６部が、陸前高田の生活物資が不足していると書いてましたので、
急遽宮古市で買出しをしお届けに伺いました。
陸前高田市は全然土地勘がないのと、目印が無いので迷ってしまいました。
本当は動物病院さんも伺おうと思ったのですが、暗くなり危険を感じたので、病院は断念です。
「陸前高田市消防団高田分団」
どこかに私達が載っています。疲れた金太郎みたいなのが私です。


陸前高田市で、真っ暗になってしまいました。
線路の上に列車が止まった？（傾いた）ままでした。

仙台に向かって帰ります。


と思ったら、仙台までの道が無くて、一関に宿泊。
ロビンは初めての車泊です。
夜中にトイレに行かせて、早朝心配して迎えに行ったら、
「まだ眠いんだけど～」とバリケンから顔を少しだけ出して、また引っ込んでしまいました。

翌日は栃木に向かって出発です。
半年前から中学のお祝いにと姪と約束していたログハウスへ向かいます。
（は．ハードスケジュール．．．。）

昨日発送しました

お久しぶりです。

え～、活動終盤を迎え疲れが出ていた時、最後に強烈なパンチをくらい、
意気消沈していました。
現地に物資を運び、全てが全て歓迎されるとは思っていませんでした。
しかし、釜石市のとある場所で、津波への怒りを全てぶつけられ、
（ボランティアの本を読んで覚悟はしていましたが）現実に起こりました。
何だか自分の故郷の事を言われて悔しいやら、悲しいやらで車の中で
大泣きして帰ってきたのでした。
こっちに帰ってきてからも、ずっとモヤモヤ。
毎日そのことばかりが頭を過り、口から内臓が出てきそう。
やはり津波を経験した人にしか分からない辛さ。
その場にいなかった人には分からないものなのでしょう。
関東に住んでいて何が出来るか。難しい問題です。



昨日、写真付きの報告書（すいません簡単で）を発送しました。
ブログ、ご無沙汰でごめんなさい。
ご協力頂いた方々、詳しくは報告書を御覧下さい。
週末には届くかと思います。
宜しくお願いします。

フードが足りない場所も

今日は大槌町の吉里吉里小学校と大槌高校、山田町の山田高校にお花をお届けに。
花より食べ物と言われるかビクビクでしたが、喜んで頂きました。

さて、ワンちゃんのフード事情。
避難所に足を運んでみると、足りないところは、まだありました。余っている場所との差が有りすぎます。
フード以外に首輪やリード、係留するチェーン、毛が抜けるのでブラシ。シャンプー付きのタオル、爪切り。これらが欲しいとのこと。
急遽購入し、明日お届けに避難所に行きます。
フードはグリーン動物病院様がご協力下さり、頂くことが出来ました。

お花をお届けに

大槌町に向かっています。お花とキャットフード
ドッグフードを届けるところです。