la mia dolce vita

おべんきょう・ワイン・パン・お菓子・旅・・・などなど

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Copie Conforme - 本物の贋作

2011-03-30 18:04:36 | diario (にっき)
久しぶりに映画を観に行く。

イタリアレストランに行った際に置いてあったチラシで面白そうなので行ってみたフランス/イタリア作品「トスカーナの贋作」。

本の講演でトスカーナを訪れたイギリス人作家と、その町に住むフランス人女性がトスカーナの町を散策しながら繰り返される議論。

主題となるのは「本物」とは何か?そして「本物の贋作」とは?

いかにもヨーロッパの作品らしく、最後の場面になってもはっきりとした結論は見えないのだけれど、どこまで行っても終わらない不思議な堂々巡りの雰囲気にいつしかはまっていく。

2人の会話の中には英語、フランス語、そして時によってはイタリア語が混じり合い、その噛み合わない言語、噛み合わない議論のアンバランスさも、この映画の雰囲気作りに一役買っているのかもしれない。

主演はジュリエット・ビノシュ。彼女の作品はいくつか観ているけれど、今回もまた不思議な役どころが見事に表現されていて、この作品でカンヌ映画祭主演女優賞を獲ったというのもうなずける。

相手役のウィリアム・シメルもなかなか味のあるイギリス人男性を演じている。彼はイギリスのオペラ歌手で、映画出演は今回が初めてというのは驚き。

そしてトスカーナの町の風景。古い建物が続く町並みも、町の小さな教会も、糸杉が続く郊外の景色も、イタリアならではで観ているだけで楽しい。

時間のある時にじっくりと観ていただきたい、ちょっと大人のヨーロッパ映画。

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祇園から春のスイーツを

2011-03-26 16:45:43 | kyoto (きょうと)

疲れた時はスイーツで癒されたいもの。

ということで、こちらは「京菓子司 ジュヴァンセル 祇園店」でいただいた春のスイーツ2種。

手前の「桜もんぶらん」は、桜葉が香るタルトに小豆クリームとぎゅうひを重ね、桜色のクリームを絞ったもの。

奥の「さがの路」は、レアチーズケーキによもぎ餅をサンドし、抹茶風味の餅で包んで笹の葉で巻いてある。

その他に、このケーキカフェでは限定でスイーツのお重「祇園フォンデュ」も出しているので、次回はそちらも試してみたい。

場所は八坂神社南楼門を出て100mほどのビルの2階。1階の入り口は奥まっていて小さいので、店の看板を見落とさないようにご注意を。

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京の春

2011-03-22 18:19:37 | kyoto (きょうと)

京都・東山の辺りを歩く。

21日まで行われるはずだった「東山花灯路」も、震災の影響で「東山祈りの灯り」と名前を変え、灯りを消して被災地への義援金を募っていて、何となくこちらも沈んだ空気。

街でも、関東ほど食料品が売り切れたりはしていないものの、乾電池や懐中電灯など防災用品の棚はやはり空っぽで、買い占め・買いだめの波がここまで来ているかとちょっと驚き。

そんな中、八坂神社では梅が満開を迎え、春の訪れを感じさせてくれる。

まだ余震の続く関東に戻るのは不安な気もするけれど、被災地にも、そして今、少し元気をなくした日本にも近いうちに春が来ることを信じて、京都の地をあとにする。

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金子みすゞの世界

2011-03-19 23:49:52 | kyoto (きょうと)

京都・大丸ミュージアムで開催されている「金子みすゞ展」。

童謡詩人として知られる彼女の作品を愛する63名の著名人が、好きなみすゞ の詩に自分の作品を寄せている。

純粋で優しいみすゞの眼には、世界は人間だけではなく、さまざまな生き物や自然の共生する場として描かれる。

「鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい。」

そうやって皆で「生きて」いることを思い出させてくれるみすゞの詩。

少しでも周りのことを思いやっていきたい、と感じさせられた、没後80年の金子みすゞ展。

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西へ

2011-03-17 19:08:06 | diario (にっき)

先週の地震後、計画停電の影響もあって、行くはずだったいくつかのイベントは当然中止になり、語学のクラスも軒並み休み、図書館も閉館、スポーツジムも臨時休業、百貨店なども営業時間短縮で、予定は大幅に狂い、早めに帰宅して家で震災関係のニュースを見る毎日。

被害を受けられた方に何かできればとは思うけれど、現段階ではそれもままならず、とにかく静かに日々を過ごすばかり。

そんな「環境」の変化からか、いつになく花粉症の症状も重くなり、鬱々とした日々が続く。

そこで、こんな時にとは思ったけれど、一度東京を離れることに。

数日間で戻るつもりだけれど、心身ともに元気を取り戻してこられればと思う。

そしてもっと前向きに、何か自分に出来ることを考えてみたいと思う。

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とりあえず無事で…

2011-03-12 02:57:41 | diario (にっき)
こんな大きな地震が起きるとは…。

家に戻ってみると、家具が多少動いたりはしていたけれど、ワイングラスを含めてほぼすべてのものが無事でとりあえずひと安心。

ともかく一刻も早い復旧を望むのみ。

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Fromages de France テイスティングセミナー

2011-03-10 17:52:33 | formaggio (ちーず)

フランス産フロマージュ(チーズ)テイスティングセミナーのご案内をいただく。

ちょうどチーズ検定も終わり、更にチーズへの造詣を深めたいと思っていたところだったので、良い機会と思って参加することにした。

フランスの酪農経済業種間センターが主催し、フランス大使館のセミナールームで行われたこのセミナー。

今回はパリからフロマジュリー(チーズ専門店)のオーナー兼熟成士のヴィルジニー・ブラレアさんをゲストに迎え、フロマジュリーの役割や最近のチーズ消費の傾向などについてプレゼンテーションを行い、そのあとチーズのテイスティングとワイン(&日本酒)とのマリアージュ、そしてチーズを使った料理のテイスティング、チーズ・プラトーの展示紹介と盛りだくさんのプログラム。

まずヴィルジニーさんのプレゼンテーションでは、フロマジュリーとしてチーズ生産者との独自のネットワークを持ち、自らがその農家やチーズ造りの様子を見て回り、常に状態の良いチーズを造ってもらっていること、自分の店に熟成室を持ち、熟成の状態を見ながらさまざまな熟成段階のチーズを提供していること、そしてテイスティングバーも備えて訪れる客にワインとのマリアージュを楽しんでもらったり、チーズの熟成の様子を見てもらったり、と昔とは違ってかなり幅広い分野に挑戦しながらフロマジュリーを経営していることを教えてもらう。

また最近のチーズ消費の傾向としては、本格志向と健康志向、そしてチーズ・プラトーにしても従来の一般的なものだけではなく、アペリティフだけに合わせるもの、子供向け、BBQパーティーなどカジュアルな場所用など、用途に合わせてチーズの飾り方や選ぶチーズの種類を変えるなどたくさんのアイデアをいただく。

プレゼンテーションが終わるとチーズのテイスティングとマリアージュ。

アイテムはコンテ18ヶ月とジュラ地方の白ワインでブラン・サヴァニャン、ミモレットヴィエイユ(24ヶ月熟成)とシャンパンブリュット&大吟醸、フルムダンベールとホワイトポルトの3種類。チーズはどれも穏やかで、でもコクのあり深い味わいが楽しめる良い状態のもの。

マリアージュは、コンテとサヴァニャンは山の地方のチーズと地元のワインを楽しむイメージ、ミモレットとシャンパンブリュットは、ほっくりしたコンテとしっかりしたシャンパーニュのまったりした雰囲気、コンテと大吟醸とは少し甘さが感じられる春のお花見風、フルムダンベールとポルトはどっしりと厚みのあって食後に楽しみたいようなマリアージュ。どれもそれぞれ面白い組み合わせで、ぜひまたどこかで再現してみたいと思う。

そしてチーズを使った料理は「クリニカ・ガストロノミカ・エスペリア」の森シェフ考案の2種類のオードブル。白ワインには魚に包まれたカマンベールで春の装いに、ブルゴーニュの赤ワインにはエスカルゴとエポワスをボールにして揚げたものを合わせる。どちらもホームパーティーのアペリティフにぴったりの軽い食感で、ぜひ今の季節にいただきたい春の味わい。

他に桜をあしらった春らしいチーズ・プラトーを見せていただいたり、チーズ業界のさまざまな方々と話をしたりととても有意義に過ごすことができた。

これからもまた機会を見つけて、チーズの新しい動向を学んだり、チーズの新たな可能性を模索したりなどしていきたい。

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花びらのようなチーズを

2011-03-05 20:21:13 | formaggio (ちーず)

今回もチーズの話を。

先日の「さくら」と一緒に買ったのが、主にフランスのジュラ地方で造られる圧搾タイプのチーズ「テット・ド・モワンヌ」。

名前はフランス語で「修道士の頭」を意味している。

直径10~15cmの円柱型に造られるこの硬質チーズは、ジロールという専用のかんなにかけ、薄く花びらのように削り落とす。

さすがにホールでは買えないので、画像のように削って容器を入れたものを見つけたら、ぜひ買って味をみていただきたい。

こんなに薄くひらひらしていながら、口に入れるとミルクの香りと味わいが一杯に広がり、少しコクのある白ワインやシャンパーニュなどと合わせると、なかなかリッチなマリアージュに。

花の咲くのはこれからだけど、 白い花のイメージで一足先に楽しんでみるのも良いかも。

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北海道新得町・共働学舎のチーズ「さくら」

2011-03-01 17:08:32 | formaggio (ちーず)

チーズ検定も近いので、今週は少しチーズの話を。

先日、チーズ売り場で偶然見つけたのが、この季節限定のチーズ「さくら」。

熟成した白カビチーズに見えるけれど、実は表皮の白はカビではなく酵母。

熟成も2週間ぐらいと短いので、フレッシュな味わいとほろほろと崩れるような組織が特徴。

桜の葉を巻いてあるので、桜餅のような香りとしょっぱさ、チーズの酸味が合わさって

とてもデリケートで「日本的」な味わい。

山のチーズオリンピックでも数々の賞を獲得し、洞爺湖サミットでは各国首脳の集まる晩餐会に供されたというこのチーズ。

今はまだ若い雰囲気だけれど、冷蔵庫に入れておいても少しずつ熟成するということなので、時間をかけてどのように変わっていくかも楽しめそうで楽しみ。

販売数も限られていて期間も5月までなので、お花見など春のイベントにでも持っていってロゼや泡などと一緒に味わってみたい。

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