la mia dolce vita

おべんきょう・ワイン・パン・お菓子・旅・・・などなど

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エルミタージュ/ローヌのエレガンス

2009-07-28 16:32:15 | vino (わいん)

先週の古酒クラスはエルミタージュの垂直試飲。

エルミタージュといえばやはり、ということで、
ローヌを代表する造り手、ポール・ジャブレ・エネの
フラッグシップ「ラ・シャペル」の3ヴィンテージを
テイスティング。

ラ・シャペルは、1961年ヴィンテージが
「20世紀最高の12本」に選ばれており、
ぜひいつか飲んでみようと思って、
90年代のヴィンテージながら
購入してセラーに入れてある1本。

今回、そのラ・シャペルが飲めるということで
楽しみにしていたこのクラス。

まずはクローズド・エルミタージュとラ・シャペルの
2005年をテイスティングをしてから、
バックヴィンテージ、1994年と1982年を比べる。

寿命は計り知れない、とも評されるこのラ・シャペル。
94年はまだ若さを感じて、今飲むのがもったいないほど。
そして82年、ようやく熟成感が感じられてきて
コーヒーやプラム、胡椒や紅茶の香りが
立ちのぼってくる。

なかなか開いてくれないといわれるローヌのワイン。
以前、食事と一緒に飲んだコート・ロティーが
まったく開いてくれずに非常に残念だったことを
考えると、このエルミタージュの何ともまろやかで
優しい、包み込むような味わいと香りに
この暑い夏の季節にもかかわらず、
急にジビエが食べたくなってしまう。

セラーにある1本も、秋か冬になったころ、
ぜひ美味しい料理と一緒に、
ゆっくり楽しんでみたいものである。

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ダマスクローズの香りに包まれて・・・

2009-07-23 00:23:31 | vino (わいん)

記念日にお気に入りのお店であけてもらった
DRCロマネ・サンヴィヴァン。

DRC三兄弟の中でも気軽で開放的と
言われるサン・ヴィヴァン。
ただ、今回飲んでみたかったのは、
去年、訪れたブルゴーニュ、ロマネ・コンティの
畑で、一番近くまで近寄り、ぶどうの実が
なっている様子までしっかり見てきた
思い出の畑だから。

ちょうど植え替えの時期で
もうあのぶどうも今は畑に植えられて
いないのかもしれない、と思うと
何だか懐かしくて、今回飲んでみようと
手に入れた1本。

コルクを抜いて香りが上がってくるまでの間、
どんな味わいなのかと少し落ち着かない時間。

ようやく開き始めたところをグラスに注いでもらい、
香りを味わう。

ゆっくりと上がってくるのは、若いバラの香り。
香水などに使われるダマスクローズの、
淡くて優しい香りが口の中いっぱいに広がる。

ヴィンテージとしては平凡ともいわれる2002年だけれど、
さすがDRCの畑で丁寧に育てられたぶどうを
使っていることもあり、本当に優しい
懐かしいような香りと味わいがじんわりと感じられる。

この日、シェフが考えてくれたフレッシュな素材を生かした
お料理やチーズ、デザートにまで、柔らかなハーモニーを
作り出す、楽しいワインの味わい。

またもう少し年数の経ったところで、ぜひ再会してみたい
素敵な1本である。

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岩倉 実相院へ

2009-07-19 19:45:24 | kyoto (きょうと)

今年も祇園祭の京都へ。

宵山で祇園囃子を楽しみ、
京都の夏の味、鱧おとしを味わう。

次の日は山鉾巡行。
降水確率100%というあいにくの
天気予報ながら、ほとんど
雨に濡れることもなく
無事に巡行も終わる。

午後は、以前から行きたかった
岩倉の実相院へ。

鎌倉時代の作と伝えられる不動明王が
本尊のこの門跡寺院。

狩野派の襖絵等も素晴らしいけれど、
何といっても、この実相院を有名にしているのが、
磨かれた板の間に映り込むカエデの木々。

紅葉の季節には、真紅の紅葉が床に映えるその風景が
「床紅葉」と呼ばれてたくさんの観光客が訪れるけれど、
緑が美しいこの季節には深い緑が「床緑」となって
漆黒の床に青々とした緑の光を投げかけている。

残念ながら「床」は撮影禁止のため、
代わりに実相院入り口近くに咲く蓮を撮る。

こちらも蒸し暑い夏の午後に、ゆらゆらと
静かに咲いて静かな美しさをたたえている。

実相院には石庭もあり、こちらも
紅葉の季節にはライトアップなども
あるようなので、次回はそんな
真紅の情景も楽しみに訪れてみたいと思う。

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ミラノ・ピッコロ座公演

2009-07-10 01:03:38 | italiano (いたりあご)

先週末、イタリア語クラスの友人に誘われて、
世田谷パブリック・シアターで行われた
ミラノ・ピッコロ座の公演
『アルレッキーノ――二人の主人を一度にもつと』 を観に行く。

イタリア語での上演で日本語字幕付きとの
ことだったので、これはイタリア語のヒアリング練習に
なるし、と内容に興味をもてるかどうかもわからずに
とりあえずオンラインでチケットを予約。

公演の日が近づき、asahi.comにこの公演の特集
掲載されたので読んでみると、イタリアの伝統的な
仮面喜劇を現代に蘇らせ、60年余にわたり
上演を重ねてきた傑作と紹介されており、今回は
このシアターの野村萬斎芸術監督の狂言も上演され、
東西の古典喜劇の競演、とある。

日本の古典芸能はからきしダメだけれど、狂言だけは
観ていて少しは理解できそう、と以前から
思っていたので、このイタリアの仮面喜劇も
かなり楽しめるものなのかもしれない、と
急に楽しみになってきた。

当日、少し早めに会場に着くと、当日売りのチケットは
既に立見券のみ。しかもその立見券がどんどん
売れていく。これは貴重な公演を観に来たのかも 、と
ワクワクしてくる。

開場して3階の座席に行ってみると、
傾斜の急な座席からは舞台全体が見おろせて、
舞台の真上に設置された字幕のテロップも
ばっちり見える良い席。

そしていよいよ開演。
舞台の一番前に置かれたロウソクに
火をつけていくところから公演が始まる。

ステージには一段高くなった「舞台」が
設置されていて、実際の劇はその上で
演じられるが、周りにも空間が設けられており
出番でない役者やプロンプターに扮した
役者がさまざまに演技をしていて、
ストーリーだけでなくこちらを見ているのも
なかなか面白い。

そして「舞台」で演じられる『アルレッキーノ』。
喜劇だけにセリフも早くてストーリーも
どんどん展開して、日本語の字幕無しで
すべてを理解するのは難しい・・・。

しかし、このアルレッキーノを40年以上も
演じ続ける名優フェルッチョ・ソレーリと
そのアルレッキーノを囲むミラノ・ピッコロ座の
役者達の軽やかな台詞回しと、つい笑いに
引き込まれてしまうような、ユーモアたっぷりの
演技にどんどん引き込まれていき、
3幕まであった公演はあっという間に
エンディングを迎える。

劇場いっぱいの観客からの拍手を受け、
カーテンコールでは、仮面をかぶった
役者達がその仮面を取って挨拶をする。

アルレッキーノを演じたフェルッチョ・
ソレーリも仮面を取ると、小柄で
静かな老優へと戻り、照れたような
笑顔で拍手に答える。

公演のあとで行われた野村萬斎芸術監督との
ポスト・トークでは、革製の仮面も衣装も
何十年も同じものを使っているとのこと。

今回が10年ぶりの来日公演で、
次の来日がいつになるのかはわからない
けれど、是非もう一度、あのテンポの良い
イタリアのコンメディア・デッラルテ
(伝統仮面喜劇)に酔ってみたいものである。

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京都のブランジュリー in Tokyo

2009-07-05 23:29:40 | pane (ぱん)

京都・西陣にある人気のブランジュリー「Le Petit Mec」。
フランスの粉に自家製の自然酵母を使い、
自然粉の風味がたっぷりと味わえる
パンを提供している。

フランス語の有線放送が流れているこのブランジュリー、
サロン・ド・テも併設されていて、ここでコーヒーに
クロワッサンなどをほおばっているとと、
自分が今、日本にいるのかパリにいるのか、
ちょっとわからなくなるような不思議な感覚になる。

その「Le Petit Mec」が、京都の2店から東京へ進出との
ニュースを聞き、先日開店した新宿丸井の
ショップに行ってみる。

さすがに新装オープンした「新宿丸井」にオープンした店舗。
洗練された店舗のデザインは、京都の店舗と比べると
少し違和感を感じるほど。

でも、いつものバゲットやクロワッサンなど、京都で馴染みの
パンを買っていただいてみると、あの懐かしい京都の店舗の
味が楽しめる。

特にパン・オ・セーグルやパン・オ・ノアなど、
穀物系の濃い香りが感じられるパンはなかなかのもの。

ワインやオードブルなどと合わせるパンが欲しい時、
また買いに行ってみたいと思う。

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リヨン料理の味わいに舌つづみ

2009-07-02 23:59:41 | ristorante (おいしいとこ)

友人のコルドン・ブルー卒業のお祝いに
元コルドン・ブルーのシェフ、
クリストフ・ポコ氏がオーナー・シェフを務める、
神楽坂のリヨン料理「ルグドゥノム ブション 
リヨネ
」へ。

アラカルトが頼めるディナーではなく、
ランチタイムに訪れたので
リヨンの伝統料理を頼むことは
できなかったのだけれど、
前菜とメイン、デザートを選べて
ドリンクもついてくるお得なランチコースを
頼んでみる。

料理が運ばれてくると、料理が冷めないように
お皿がしっかり温められていて、コルドンで
お皿を温めて出すように、シェフに口すっぱく
言われたことを久しぶりに思い出す・・・。

テリーヌやリエットなど、肉を使った前菜は
どれもしっかりとした味わいで、フランスにある
おいしいビストロを思い起こさせる。

メインも魚はぱりっと焼け、肉はやわらかく
煮込んであり、これはなかなか、と思えるお味。

ランチコースにもかかわらず、フロマージュ・ブランを
使ってハーブやスパイスで味付けした食後の
チーズも用意されていて嬉しくなってくる。

そしてデザート。はじめからこれ、と決めていた
ババ・オ・ラムを頼む。
運ばれてきたのは大振りでしっとりした
黄金色のババにたっぷりと添えられた生クリーム。
そして更にラムの香りがほしい人は、と
小さなグラスにホワイトラムが入ったものも
一緒に出してくれる。
もちろん別添えのラムもすべてかけ、
ババをいただいてみると、ラムで柔らかくなった
生地がしっとりして、生クリームと一緒に食べると、
ラムの強い香りがたっぷり感じられて
口の中いっぱいに広がる。

さすがに口コミでお客さんも増えているようで、
予約しないとランチはいっぱいだったりすることも
あるよう。

今度は絶対に、ディナーでブーダン・ノワールなどの
伝統的リヨン料理を食べに来ようと決めて店をあとにした。

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