la mia dolce vita

おべんきょう・ワイン・パン・お菓子・旅・・・などなど

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「唯一無二」のウニコ

2009-05-25 17:03:07 | vino (わいん)

今回の古酒クラスはスペインのグラン・リゼルバ。

楽しみなのが、ベガ・シシリアが誇る「ウニコ」1990、
ウニコのセカンドと言われる「バルブエナ」1994、
そして良いヴィンテージのみを合わせて造られた、
ノンヴィンテージの「ウニコ」レセルバ・エスペシャル
(今回は1985年・1990年・1991年の3ヴィンテージをブレンド)の比較試飲。

特にレセルバ・エスペシャルを飲むのは初めてなので、
「ウニコ」とどう違うのか、自分としてはどちらが美味しいと思うのか、
ぜひ見極めたい思いで、ブラインド・テイスティングに挑戦した。

結果としては・・・、「ウニコ」1990の圧倒的勝利!
「ウニコ」レセルバ・エスペシャルは、確かに力強く複雑で、
シェリー香が上ってきて深みを感じるのだけれど、
「ウニコ」1990のバランスが良く、滑らかで余韻の長い味わいは、
ボルドー、それもグランヴァンの良いヴィンテージの古酒を思わせる
エレガントで重厚な印象。

価格的にもなかなか手が出ない「ウニコ」だけれど、
だからこそ時々、思い切って飲んでみたくなる。

できればまた1本、手に入れたくなってしまった
スペイン『唯一無二』の「ウニコ」である。

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田丸公美子先生「目からハム・・・」

2009-05-19 01:08:09 | libro (ほん)

イタリア語通訳クラスの先生、田丸公美子先生が
去年9月に朝日新聞出版から出版した本「目からハム」。

タイトルの「目からハム」は、イタリアのことわざ(?)である
「Togliersi il prosciutto dagli occhi」から取っているとのこと。
意味は「目からうろこ」の意味らしい。

相変わらず、混雑した通勤電車では決して読むことの出来ない
抱腹絶倒の通訳ドラマと、シモネッタ解説は変わらないけれど、
イタリア語通訳になるために、そして通訳として働き始めてからも
いかに勉強してきたかも教えてくれるこの本。

今も圧倒的なパワーと色香を放つ田丸先生に敬意を評しつつ、
たまには宣伝を、と思ってこの本を紹介した次第。

本を読んで楽しくなりたい方、本当のイタリア人を知りたい方、
そして日本語のプロの凄さを知りたい方は
ぜひご一読いただきたい本である。

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Gajaのすごさ

2009-05-16 02:12:40 | vino (わいん)

先日、古酒のクラスで飲んだバローロ&バルバレスコ。

70年から90年代まで全部で5種類のワインを
テイスティングしたけれど、やはり際立っていたのが
ガイヤのスケールの大きさ。

94年を2種類、バローロ・スペルスとバルバレスコを
飲んでみると、どちらもスケールの大きい、
そして何とまだ若い(?)印象で、これからの方が
ずっと楽しみなポテンシャルとボリューム。

他のクラシックな造り手のバローロは、
90年代ともなると、ドライフルーツやプラム、
枯れ葉などの熟成感があって飲み頃の雰囲気なので、
そんなバローロは、ぜひ今楽しんで、
どちらかというと90年代のガイヤは、
まだもう少し待った方が良いのかも。

いつになると良い熟成感が出てくるのか、
予想が難しいところがまた魅力的なのかもしれない。

彼の本を読んだり、話を聞いたりしていると
何だか彼自身がワインの性格となっているようで、
なかなか味わい深いガイヤのワイン達である。

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登美の丘ワイナリーへ

2009-05-09 01:41:45 | vino (わいん)

あいにくの雨となったGWの後半、山梨にある
サントリー登美の丘ワイナリーを訪れた。

ガイドツアーとテイスティングツアーの予約を入れてあったにも
かかわらず、新宿からの電車が接続で遅れてしまい、
最寄り駅からタクシーでワイナリーに駆けつけ、
既に始まっていたツアーに何とか滑り込む。

国内のワイナリーとしては、設備もシステムも
かなり整っているこの登美の丘ワイナリー。
ビデオの映像も交えながら、ガイドの女性達が手際よく
見学者を案内していく。

製造工程の施設が、すべて写真撮影禁止なのは残念だけれど、
ワインが作られる工程をひと通りを見て、
そのあとテイスティングツアーへ。

この有料テイスティングでは、登美の丘(赤白)と
2004「登美」の3種類を試飲することができる。
予約の名前を確認して席につくと、
テイスティングするワインは既に注がれていて、
その他に数種類の香りのサンプルやテイスティングシート、
チーズやラスクなどかいろいろ並んでいる。

テイスティングとはいいながら、ビデオでの説明や
香りのサンプルを嗅いでテイスティングコメントを選んでいく
クイズなど前半からテイスティングとはいかず、
ひたすらワインの香りだけを取りながら
試飲できるタイミングを待つ。

ようやくテイスティングタイムとなり、
さっきから香りだけを取っていたワインの味わいを確かめる。

登美の丘・白はふくよかで甘い香りながら、
辛口のかろやかな味わいが感じられる。

登美の丘・赤は、赤い果実や
甘い砂糖菓子の香りで、フレッシュで可愛らしい若い味わい。

そして登美2004は、紫がかったきれいな淡い色合いながら、
さすがに味わいには、カベルネ・ソーヴィニヨン60%と
メルロー40%というセパージュらしく、タバコや黒こしょう、
コーヒーやタバコ、そして少し野菜っぽい若々しさと
黒っぽい果実のニュアンスが感じられる。

現行ヴィンテージとして、2003「登美」も販売されているという
ことなので、セパージュの比率を聞いてみると、
2003の「登美」には2004には入っていない
カベルネ・フランも14%含まれているとのこと。

ボルドーを意識したこのセパージュの割合で造られた
2003「登美」。今回はテイスティングすることが
出来なかったけれど、今度はぜひ、2003「登美」を
味わってみたいものである。

訪れた日はほとんど一日雨だったので、ぶどうの畑をじっくり
見てくることができなかったけれど、そぼ降る雨の中で
しっかりと伸びていたぶどうの枝、やがてこの枝にぶどうの房が
実ることを想像すると、またその成長した姿を見に行きたいと
思いながら山梨の地をあとにした。

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「阿修羅」の真の姿

2009-05-04 00:51:53 | diario (にっき)

上野国立博物館で開催されている「阿修羅展」へ。

以前、奈良・興福寺に見に行った時も、
その少年とも少女ともつかない危うい表情に
惹かれた記憶はあるけれど、
今回、国立博物館で展示されるということで、
NHKなどマスコミでも大きく取り上げられ、
本当の阿修羅の姿を解き明かしているのか、
それとも、それぞれ勝手な想像から
阿修羅という姿を創り上げているのか、
自分で確かめてみたい気持ちになり、
上野へ足を運んでみることにする。

30分ほどの待ち時間を経て、
国宝「阿修羅展」が行われている
国立博物館平成館に入る。

はじめは、阿修羅さえ見れば、と思っていたけれど、
展示されている興福寺の遺物をじっくり見ていくと、
奈良時代の華やかな文化、そして遺物に込められた
深い祈りの念を感じることができ、
この時代の思いが伝わってくるような
不思議な気持ちにとらわれてくる。

そしてようやく出会った阿修羅像。
薄暗い照明の中で、六本の細い腕を突き上げ、
合掌し、そして三つの悩める顔でじっと虚空を見つめている。

観る人によってその解釈は違うとは思うけれど、
悩める人間という生を表しているこの阿修羅の三つの顔。
何かを探し求める人をひきつけるこのきゃしゃな姿に、
自分を、そして捜し求める何かを映し出してみたくなる
そんな美しい立ち姿の像である。

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スペインに魅せられた夜

2009-05-02 00:12:41 | diario (にっき)

今年のゴールデンウィーク、あの新型ウィルスの問題などもあり、
計画していたヨーロッパへの渡航を見送ることに…。

突然、ぽっかりと空いてしまったこの一週間、
さてどうしようかと考えて、まず行ってみようと思ったのが
久しぶりの「エル・フラメンコ」。

あの熱い踊りと心を揺さぶるカンタオール/カンタオールの
歌声が聞きたくなり、予約を入れて店に出向く。

連休中でもありそれほど混んでいないのでは、
と思っていたのだけれど
いつもより人がたくさん入っていて、
皆、近場でうまい楽しみ方をしているものだと納得。

4月にメンバーが入れ替わったとのことで、男性の踊り手、
バイラオールも、クールなドイツ生まれのダンサー、
ノルベルト・チャミッソに変わり、プログラムも一新して、
これまでより更に熱い舞台が繰り広げられる。

女性の踊り手、バイラオーラス達も
それぞれ個性的な熱っぽい踊りを見せてくれて、
スペインワインを片手に、じっくりと熱い夜を楽しむ。

スペインのタブラオに来ているような、情熱的な舞台に魅せられ、
また近いうちに、もう一度スペインのたぎるような
熱い血をぜひ観に来ようと思っているところ。

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