la mia dolce vita

おべんきょう・ワイン・パン・お菓子・旅・・・などなど

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フランスだより/シャンパーニュ・タルランへ

2008-09-30 13:47:42 | viaggio (たび)

まず、今回訪れたのが、シャンパーニュ。
エペルネまで列車で行き、そこからタクシーに乗ってウィー村へと向かう。

ぶどう畑と農家が点在する風景の中に、お目当てのシャンパーニュ・メゾン「Tarlant」がある。

「Tarlant」の看板と、その周りにきれいに手入れされたお花畑に迎えられて、
まずはメゾンのサロンへ。
約束の旨を伝えてマダムに取り次いでもらう。

やがて、奥からマダム・ミシュリーヌさんが姿を見せた。
飾らない感じの、いかにもワイン生産者のマダム、という風情のミシュリーヌさんに
メゾンを案内してもらいながら、英語と、そして時々、フランス語を駆使し、
シャンパーニュの製法やテロワール、タルランのシャンパーニュの特徴などについて
いろいろ話を聞かせてもらう。

ちょうど収穫直前ということで、メゾン内の皆も忙しく作業をしている。
日本から来て数年という方も醸造の作業に加わっていて、何だか少し嬉しい気分に!

それから、メゾンの向かいにある、マダムが言うところの「実験用」の
小さな畑を見せてもらう。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエがいく畝かずつ植えられていて、
ここでぶどうの状態や生育具合などをチェックするのだという。
もうすぐ収穫の時期を迎えるぶどうは、どれも色鮮やかに実っていて、
今からこのぶどうで造られるシャンパーニュの味わいが想像できるような、
そんな楽しい気分になる。

その後、サロンに戻ってシャンパーニュのテイスティング。

マダムがセレクトしたラインナップは次の通り。

Brut Zéro
Rose Zéro
Prestige 1997
Cuvée Louis
La Vigne d'Antan

スタンダード・キュベからのブリュット・ゼロは、
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエを1/3ずつ使ったバランスの良い辛口。

同じドザージュ・ゼロ(補糖なし)ながら、シャルドネがメインでピノ・ノワールを加えたロゼ・ゼロは、
美しい夕焼け色の辛口ロゼ。

どちらも、酸が強すぎることもなく、
バランスがとれてすっきりと心地のよい飲み口。

これに対してミレジメのプレスティージュ1997は、
フレッシュな味わいの中に香ばしい香りも感じられる存在感のある1本。

そして最後にテイスティングさせてもらった、キュヴェ・ルイ、ラ・ヴィーニュ・ダンタンの二つは、
さすがにトップ・キュヴェであり、タルランを代表するシャンパーニュといえるすばらしい出来で、
レコルタン・マニピュランの真髄を思い知らされるようなシャンパーニュであった。

今回の旅では、他にも幾つかのシャンパーニュ・メゾンを訪ねる予定ではあったのだけれど、
このタルランで、ぶどうの、そしてシャンパーニュの魅力にすっかりはまってしまい、
その後の10日間を夢のような思いで過ごせるようになったことを、
タルランの方々、そしてそのシャンパーニュには心から感謝したいと思う。



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本日、パリより帰国

2008-09-23 14:36:21 | viaggio (たび)

遅めのバカンスをフランスで過ごして、今朝、パリから帰国。

今回はシャンパーニュとブルゴーニュを訪れ、かなり満足の10日間に。
さすがに今日は眠いので、明日以降、画像など少しずつ整理しながら
アップしていくつもり。

まずはパリのコンコルド広場。新しくなったオランジュリーにもようやく行けて
少し肌寒かったけれど、気持ちのいいパリの街を歩いてきたところ。


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Tattingerの夕べ

2008-09-04 14:57:09 | vino (わいん)

以前、ランスを訪れた際に一軒だけ訪れたドメーヌ、テタンジェ
まだシャンパーニュについて知識のなかったその時は、
見学ツアーの中で説明してもらう、シャンパーニュ造りの工程ひとつひとつが驚きであり、
それからしばらくの間、シャンパーニュ=テタンジェというイメージが頭の中に定着していた。

それから、シャンパーニュについても詳しく学び、いろいろなドメーヌのシャンパーニュを飲むようになって、
少しテタンジェを忘れかけていた頃、テタンジェのパーティへのお招きをいただき、
ちょっと懐かしいような気分で参加した。

今回は、当主の娘さんである、ヴィタリー・テタンジュさんが来日されるということで、
どんな話を聞くことができるのかもとても楽しみ~。

実は今まで飲んだことのなかった、コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブランも、
どのような香りや味わいなのか、他のブラン・ド・ブランとどのように違うのか、
いろいろ知りたくてワクワクしながら会場へと向かった。

どちらかというと小規模なパーティーは、ブリュット・レゼルヴのウェルカムドリンクからスタート。
スタンダード・キュベながら、さわやかさとコクのバランスが取れた味わいで、
初めからおいしい泡を堪能!

忙しいスケジュールで来日したというヴィタリーさんが挨拶にたち、
テタンジェ・ファミリーやドメーヌ、キュヴェなどの説明をしてくれた・・・のだけれど、
残念ながらマイクの音量が十分でなく、パーティーの音にかき消されてあまりよく聞こえず。
今回、参加する前にいろいろ読んで知っていることばかりのようだったから、
まぁいいか、とデギュスタシオンに徹することにする。

ブリュット・レゼルヴのあと、キュヴェ・プレスティージュ・ロゼ、ノクターン・セックをいただき、
いよいよコント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブランが登場。

さっそくいただいてみると、新樽で熟成しているというオークの香りがしっかりあがってきて、
口に含むと、なめらかに熟成した香りの中にシャルドネのしっかりした酸と
きめの細かい泡がバランスよく溶け込んでいて、うーん、さすがはテタンジェのトップ・キュベ。

かなりしっかりスモークしたチーズのオードブルをかじりながら味わうと、
非常にパワフルなマリアージュになって、シャンパーニュもチーズも
どんどんおかわりしたくなってしまう。

今回はオードブルといただいたけれど、今度はぜひバターやクリームなどの
ソースをベースにしたお料理とも合わせてみたい、と思う。

さまざまなキュヴェを十分に堪能し、帰りにはヴィタリーさんがサインをしたコント・ド・シャンパーニュのボトル
(さすがに空ボトルだけれど・・・)もいただき、テタンジェの夕べに別れを告げる。

そういえば、2000年に記念ボトルとして発売されたテタンジェのマグナム、
その時はあっという間に飲んでボトルも捨ててしまったけれど、
こんなにシャンパーニュが高騰するのであれば、もうちょっと買っておけば、などと
今更ながら、そんなことも考えてしまった夜であった。

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