la mia dolce vita

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変わるものと変わらないものと

2014-08-08 17:42:02 | kyoto (きょうと)


今年の京都・祇園祭は、去年までのそれとは大きく変わったところがいくつかあった。

まず1つ目は何と言っても後の祭りの復活。

実は祇園祭の山鉾巡行は、50年ほど前までは先の祭りと後の祭りに分かれていたのだけれど、いろいろな理由から2つを同じ日に行うことになり、去年までの数十年間は、すべての山鉾が7月17日に揃って巡行を行っていた。

しかし、後の祭りを復活させるという話が数年前から持ち上がり、ついに今年から、7月17日の先の祭りでは23基、そして7月24日の後の祭りに10基という元の2回の巡行に戻った。

そしてもう1つは、これまで休み山となっていた大船鉾の復活。

こちらは150年ぶりに再建・巡行ということで、後の祭りのトリを飾る鉾として、また新たな観客を大勢集めた模様。

こうやって祇園祭の形態も少しずつ変わっていくのだけれど、その昔、朝廷が疫病の流行に対する御霊会(ごりょうえ)として始めたこの祭りが、1000年以上経った今も京都で受け継がれていることは、長い歴史をもつ京都とはいえ、驚きに値するものといえるだろう。

大きな変化を遂げながらも、今年も7月の1か月をかけて終了した祇園祭。

来年はまたどんな変化を、そして変わらないところを見せてくれるのか、また楽しみなところである。

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蓮華寺の石仏群

2013-12-10 18:14:30 | kyoto (きょうと)


京都へ行き、初めて紅葉の蓮華寺を訪れた。

山門を入ると多くの石仏達が迎えてくれる。

これらは市電河原町線を敷設する工事の中で、掘り起こされた石仏達とのこと。

かつて戦災や天災、そして刑罰による屍が打ち捨てられていた河原で、その死者を弔うためにあった石仏群。

川の氾濫などで埋没していたそれらの像がここに供養されていると知り、この静かな寺から京の都を見守っている石仏に手を合わせ、京都の長い歴史に思いを馳せた今回の秋の京都。

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ロベール・アルノー写真展

2013-02-15 22:34:23 | kyoto (きょうと)

先日、京都で見てきたロベール・ドアノーの写真展。

パリの恋人たちをモチーフにたくさんのパリジャン・パリジェンヌの姿を残したフランスの写真家である。

その多くがモノクロで写されていて、何ともいえない哀愁やノスタルジックな雰囲気が漂う写真が多いけれど、今回は珍しく数点のカラー写真も見ることができた。

確かに晩年の作品である影響もあるかもしれないけれど、カラーで撮られたその写真には、あの何とも言えないパリのよさが感じられず、やはり彼の作品はモノクロの時代のパリ、そしてフランスを描いた作品なのだと感じた。

古きよきパリを描いてきたドアノーには、現代のパリはどう写るのか?

はなはだ疑問は残るけれど、それもまたパリ。

今度は現代作家の写すパリの姿を見てみたいものである。

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北山の紅葉

2012-12-05 21:55:49 | kyoto (きょうと)

京都の紅葉。

今回は北山まで足を伸ばしてみた。

ここまで来ると、洛中とは違ってしんと静まりかえった空気を感じる。

訪れたのは大田神社。

上賀茂神社の摂社で、神話ではアマテラスオオミカミが岩戸に隠れてしまった際に、舞を踊ったとされるアメノウズメノミコトを祀る神社。

大田の沢のカキツバタの野生群落が有名で、5月の開花時期には大勢の観光客で賑わう場所だけれど、晩秋のこの時期にはほとんど訪れる人もなく、ただ静かに佇む古い社。

それだけに、人に荒らされずに散ってゆく紅葉の美しさは見事。

自然が作り出す赤と黄のじゅうたんの中、しばし時を忘れて京の往く秋を惜しむのもまた一興。

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2012 祇園祭・宵々山

2012-07-15 22:26:00 | kyoto (きょうと)

今年は宵々々山から連休となり、かなりの人が繰り出している祇園祭。

今日、宵々山も身動きできないほどの混雑で、今から明日の宵山の賑わいが予想できる。

相変わらず暑くてムシムシした天気の中、それでもあの「コンコンチキチン」の囃子を聞くとやはり鉾や山を見に行かずにはいられない。

京都の「粋」が感じられる祇園祭。明日もまた暑くなりそうな「祭り日和」の予報。

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桜を愛でる@京都

2012-04-08 22:54:53 | kyoto (きょうと)

久しぶりの京都。今回は遅れた桜の開花に合わせてスケジュールを調整。ようやく桜の花に出会えた、と嬉しさが倍増。

画像は市内でも人気の桜スポット、祇園・白川沿いの巽神社。

やはり京都。同じ桜でも静かな威厳が感じられるのは、その長い歴史のせいなのか。

明日もまた花を追って京都を歩くつもり。

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弥勒菩薩の謎

2012-01-06 23:42:23 | kyoto (きょうと)

国宝第一号としても知られる、京都・広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像。

その「謎の微笑み」に注目が集まるところだけれど、実はこの像、百済から伝来したものか、それとも日本で造られたものなのかもわかっていない。

ただ、あの聖徳太子が信仰していたこと、そしてその像をこの地で力のあった秦氏が賜ってこの寺を建立したことは確かなようで、その頃からのこの仏像に対する強い信仰心が感じられてこちらも敬虔な気持ちになれる広隆寺の弥勒菩薩。

(横には百済伝来の「泣き弥勒」もあるので、こちらもお見逃しなく。)




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南禅院庭園の紅葉

2011-12-04 19:40:32 | kyoto (きょうと)

やはり京都の紅葉は外せない!と今年最後の紅葉を観にきた。

週末でどこも混んでいたけれど、こちらはちょっと穴場の南禅院庭園。

南禅寺も有名な三門のあたりは人で一杯だったけれど、別に拝観料を払って見学する南禅院の庭園まで来ると、かなり静かな雰囲気で紅葉を楽しむことができる。

この庭園、かつては亀山天皇の離宮であり、南禅寺発祥の地とされる。 鎌倉時代末期の代表的池泉回遊式庭園で夢窓国師の作とのこと。

世俗を離れ、静かに散りゆくもみじを見つめるのならばここという、京都の貴重な紅葉スポット。

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京都の食べる暑気払い

2011-07-18 23:50:15 | kyoto (きょうと)

京都の夏には欠かせない鱧。

今回は「てら川」さんにうかがって、鱧落としや冬瓜、祇園祭にちなんだもち米入りの粽(ちまき)などをいただく。

暑さの中を少しでも涼しく健やかに過ごそうと考えた先人の知恵にならった、京都での暑気払い。

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祇園祭・山鉾巡行2011

2011-07-17 17:38:32 | kyoto (きょうと)

暑さも一段ときびしい中、今年も京都では祇園祭が行われている。

今年は連休も重なって、昨夜の宵山には45万人の人が繰り出し、人気のある長刀鉾の近くなどは身動きもできないほどの混雑ぶり。

そして今日は祭りのハイライト、山鉾巡行。

30℃を越す晴天の中、32の鉾と山が四条通りから河原町通り、御池通りと京都の町を練り歩く。

団扇を片手に汗を拭きながらそのあとをついていき、夏の京都での厄払いを。

復興も含め、京都そして日本の元気を祈念した暑い京都の1日。

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石塀小路でシェリーを

2011-04-11 18:51:22 | kyoto (きょうと)

「ねねの道」で知られる高台寺道から石垣の細い通りへと入る。

祇園の奥座敷とも言われる石塀小路である。

この通り沿いの大正時代に建てられた「蔵」に入っているのが「しぇりーくらぶ」。

もともとは銀座にあるお店だが、京都にも姉妹店ができ本格的にシェリーを楽しむことができる。

カウンターの棚には45種類のシェリーがずらりと並び、味わいや熟成度合いなど好きなものを選べる。

自分で選ぶのが難しい場合はお試しセットがおすすめ。

辛口のみ、あるいは甘口も入れて、など好みを言えば、スタッフが3種類の異なる味わいのシェリーを選んでくれる。

なかなかシェリーを飲み比べる機会もないので、じっくりと香りを比べ味わいを確かめながら、さまざまなタイプのシェリーについて学ぶことのできるこの店。

料理もタパスなど軽いものからパエリアコースまで揃っているので、お腹に合わせて頼めば、きちんとした食事にも、食後のバルにも使える。

店を出て「静」と書かれた石塀に沿って石塀小路をそぞろ歩くと、昔の京都にタイムスリップしてしまったような不思議な感覚を覚える。

古い町並みをひととき体験できる、京都の隠れた散策コース。

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中村楼でランチを

2011-04-10 19:56:34 | kyoto (きょうと)

八坂神社の南門脇に店を構える二軒茶屋・中村楼は、室町時代に門前茶屋として創業したと言われる老舗。

座敷での食事は少々敷居が高いけれど、カウンター席でのミニ会席ならば気軽にランチを楽しむことが出来る。

コースには、春らしいワカサギの天ぷらや、江戸時代に人気を博したというみそ田楽「祇園豆腐」も入っており、少しずつながらも京都の老舗の味を楽しめる。

カウンター前には桜や椿などの花が咲き乱れる緑の庭が広がり、目にも鮮やかでちょっと得をした気分。

八坂神社にお参りし、円山公園の桜を楽しんだあとに寄ってみたい古き良き京都の味。

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そうだ、京都行こう-2011 春

2011-04-09 23:14:40 | kyoto (きょうと)

桜満開の京都へ。

現在、JR東海のポスターに出ている東寺の桜を見に行く。

五重塔をバックに今を盛りと咲き誇っているしだれの不二桜。すっくと一本、存在感を持ってピンク色の花を咲かせている。

他にも東寺では河津桜からソメイヨシノまで様々な桜が代わる代わる咲き、長く春を楽しむことができる。

そして東寺と言えば、是非見ていただきたいのが講堂内の立体曼荼羅。

大日如来を中心に二十一体の仏像を配置することで曼荼羅の世界を表現している。

空海が唐から持ち帰ったという仏舎利が中から見つかったという不動明王。

端整な顔つきの帝釈天。

仏像に詳しくなくても、つい1つ1つの像を見とれてしまう。

おだやかな陽気の中で楽しむ京の春。

緩やかな時の流れを感じたつかの間のひととき。

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祇園から春のスイーツを

2011-03-26 16:45:43 | kyoto (きょうと)

疲れた時はスイーツで癒されたいもの。

ということで、こちらは「京菓子司 ジュヴァンセル 祇園店」でいただいた春のスイーツ2種。

手前の「桜もんぶらん」は、桜葉が香るタルトに小豆クリームとぎゅうひを重ね、桜色のクリームを絞ったもの。

奥の「さがの路」は、レアチーズケーキによもぎ餅をサンドし、抹茶風味の餅で包んで笹の葉で巻いてある。

その他に、このケーキカフェでは限定でスイーツのお重「祇園フォンデュ」も出しているので、次回はそちらも試してみたい。

場所は八坂神社南楼門を出て100mほどのビルの2階。1階の入り口は奥まっていて小さいので、店の看板を見落とさないようにご注意を。

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京の春

2011-03-22 18:19:37 | kyoto (きょうと)

京都・東山の辺りを歩く。

21日まで行われるはずだった「東山花灯路」も、震災の影響で「東山祈りの灯り」と名前を変え、灯りを消して被災地への義援金を募っていて、何となくこちらも沈んだ空気。

街でも、関東ほど食料品が売り切れたりはしていないものの、乾電池や懐中電灯など防災用品の棚はやはり空っぽで、買い占め・買いだめの波がここまで来ているかとちょっと驚き。

そんな中、八坂神社では梅が満開を迎え、春の訪れを感じさせてくれる。

まだ余震の続く関東に戻るのは不安な気もするけれど、被災地にも、そして今、少し元気をなくした日本にも近いうちに春が来ることを信じて、京都の地をあとにする。

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