夜、いつものように、マチを寝かし付けていた。
鉄心はもう寝た。
マチさえ寝てくれれば、やっと自分の時間になる!
その気持ちが強すぎたのか、マチは一向に寝る気配がない。
そろそろ寝るか?…の時に
タイミング悪く、旦那帰宅。
マチは「お父さんトコ、行ってお話しする」といい、
部屋から出て行くではないか?
苛っ。
旦那と話をして戻って来たマチは、もうさっきの眠そうなマチとは違う。
でも、まぁ、我慢(?)しつつ、絵本を読んだり、トントンしたりする。
→寝ない。→苛々っ!!
とうとう私は怒った。’何時だと思っているの!もう、一人で寝なさい!’
怒ったところで、眠くないものは仕方ない。
解かっちゃいるけど、この気持ちは治まらない。
ツイ、言ってしまった。
今度は私が部屋を出て行くと、マチが泣きながら追いかけてくる。
暫く言い争い(と、言うほどでもないが)が続く。
旦那は’たまにはお父さんと寝ようよ。お母さん、疲れているんだよ’と
言ってくれたが、聞く耳持たず、私と寝たいと大泣き。
言い争っている時間すら勿体ない事も
解かっているのに、これまた気持ちが治まらない。
何分、二人でギャーギャーしていたかは分からないが、
そこは大人。私が折れる。(当り前か。)
マチを抱っこしながら、部屋に戻り、
ハグしながら少し、お話しする。
横になり、少し経つとようやくマチは眠った。
翌朝、保育園に行くために、
鉄心を横抱き(まだ首の据わりがいまいち)しつつ、
荷物を持って、車に向かう。
’マチちゃん、車、開けてくれる?’
’ありがとう。マチがいるとお母さん、とても助かるよ’
と、ゴマ擂り…ではなくて褒めてあげる。
するとマチは
「いいよ。お母さん、疲れちゃうもんね!」
昨晩の論争(?)のなかで何気なく旦那が口にした言葉。
あの状況でも、聞いていたのか?
マチ、恐るべし。