精神分析家のセラピー日記:ラカン精神科学研究所 福岡

精神分析家の進志崇献(しんしそうけん)が日々の雑感を綴ります。

ハドソン川の奇跡 宇多丸師匠批評の考察(File.060)

2016-10-16 10:53:40 | 映画批評
こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

進志崇献(しんしそうけん):lacan.msl.f@gmail.com

上映中の映画「ハドソン川の奇跡」のザ・シネマハスラーを聴きました。USエアウェイズ1549便不時着水事故、実際に起こった事故がモチーフになっています。2009年1月15日午後3時30分頃に、ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が、ニューヨーク市マンハッタン区付近のハドソン川に不時着水した航空事故である。

ラカン精神科学研究所 福岡 公式サイト
http://lacan.agency-inc.com/

この映画原題は「Sully」(機長チェスリー・サレンバーガーのニックネーム)。「ハドソン川の奇跡」。この事故はネット上にも沢山動画が公開されていて、私達、日本人にも周知の事故で既に「ハドソン川の奇跡」はアイコン化していたので、配給会社の人は日本人向けに「Sully」ではなく「ハドソン川の奇跡」としたのだろう。ただし、映画のテーマは、奇跡的な事故から乗員乗客が生還した事ではなく、むしろ、ハドソン川に着陸した機長の判断が本当に正しかったのか?という国家運輸安全委員会(NTSB)の公聴会が主戦場となり、この映画のクライマックスは「裁判劇」になります。監督は老獪なクリント・イーストウッド。

TBSラジオのウィークエンド・シャッフルのザ・シネマハスラーの歌丸師匠の映画評、なかなか鋭かったです。きちんと本作品の主題を捉えていて、ちゃんと咀嚼していました。主演のトム・ハンクスは何でも演じる事ができるすごい俳優。

私が気が付いた事を述べます。

このUSエアウェイズ1549便不時着水事故は邦画にも影響を与えていて海猿の第四作「BRAVE HEARTS 海猿(2012年)」で、東京湾に海上着陸するジャンボジェット機の描写があります。着水シーンがそっくりです。旅客機を水上着陸させると言うアイディアは「ハドソン川の奇跡」にリスペクトされています。ネット上に各種動画がありますのでチェックしてみて下さい。

国内で悲惨な航空機事故と言えば、日本航空123便墜落事故:1985年(昭和60年)08月12日や中華航空140便墜落事故(名古屋空港):1994年(平成6年)04月26日がすぐ思い浮かびます。あと、機長の逆噴射で有名になった日本航空350便墜落事故。1982年02月09日に私の地元、福岡空港発羽田行きのJAL350便が着陸間際に羽田沖に墜落した事故・事件で「片桐機長やめて下さい!」が流行語になりました。事故についてはネット上に山ほどトピックがあります。

小林よしのり・石井聰互監督の映画「逆噴射家族(1984年)」は、この事故・事件がなければ存在しなかった筈。私の記憶に間違いがなければ、同機に同乗し、事故に遭遇された方が奇跡的に存命されており、なんと後年、福岡市中央卸売市場鮮魚市場近くに医師としてクリニックを開業されていて感動しました。ネット上で手記を公開されていた。

ちなみに、この事故の前日の1982年2月8日にはホテルニュージャパン火災が起こっており、新聞を読みながら実父が「東京はご難続きだな」とポツリと呟いたのを覚えている。ちょうど、バブル経済の最盛期に突っ込んでいく時節の事で、何かしら浮ついた世情を感じとる事ができます。

航空機事故に遭遇した乗客は無力なもので、本当に、クルーに命を預ける事になります。正直、今でも飛行機に乗ると離陸と直陸の時は緊張します。福岡-東京の移動は、やはり新幹線だと時間的に辛いので飛行機をチョイスする事が多いのですが、正直、気が進みません。先日の上京の際にも、帰りは初めて新宿バスタから高速バスで福岡に戻りました。
精神分析では錯誤行為(まちがい)や事故・事件の類も無意識の表象として分析の対象としますが、あの日、なぜ坂本九さんはJAL123便に同乗してしまったのか?と分析するのは辛いことです。

親子関係、引きこもり、子育て、子どもの非行など、ご相談承ります。

ラカン精神科学研究所 福岡 公式サイト
http://lacan.agency-inc.com/

オールOK子育て法 再考察
http://agency-inc.com/all-ok/

ラカン精神科学研究所 福岡 公式サイト(スマホ対応)
http://agency-inc.com/for-pad/

精神分析家のセラピー日記(進志崇献)
http://agency-inc.com/journal/

進志崇献(しんしそうけん)公式フェイスブック
https://www.facebook.com/lacan.msl.f

進志崇献(しんしそうけん)公式ツイッター
https://twitter.com/lacan_msl_f
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 事故動画と情報化社会の考察... | トップ | 吉田羊の山本華世的分析(Fil... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。