陶工房らぼ便り from旭川

陶芸関係を主に、四季折々の見・聞き・感じた体験や趣味、旅行記など。連絡等は「メッセージ」でお願いします。

〖3〗My坐禅の仕方~イス坐禅(2/2)

2017年03月13日 | 坐禅の部

「坐禅のススメ」・「イス坐禅」の続編です。
もしかして、前Blogの解説を基に、坐禅をした人もいたかも知れません。
多くの人は、ザーッと目を通して、ウム、こんな世界もあるンか!?とー。
ここまで書いてきたので、もう少し続きを書いておきたいと思います。
自分のココロの整理のためにもー。



(4) 雑念、走馬燈の如く
坐禅は、気持ちを落ち着け、姿勢を正し、数息観に徹するよう意識しますが、
いろいろなことが頭に浮び廻ってきます。次から次と、とてつもなく。
あの軽はずみな言動やあの失敗、愛する人との別離や死別、
自分や家族の
健康・病気、今後の進路や老後のこと、トシをとる不安や死に対する恐怖等々。
いわゆる、人間として生まれてきたことで持つ悩み・苦しみ「四苦八苦」がー。
イイことはすぐ消え、悪いこと=四苦八苦が頭に滞在する時間は多いものです。
参考;四苦は、「生」・「老」・「病」・「死」の四つの苦しみで、
八苦は、「四苦」に下の四つを加えたもの。

 ・愛別離苦(=親愛な者との別れの苦しみ)
・怨憎会苦(=恨み憎む者に会う苦しみ)
     ・求不得苦(=求めているものが得られない苦しみ)
         ・五蘊盛苦(=心身を形成する五つの要素から生じる苦しみ)

「仏壇 走馬灯 イ...」の画像検索結果
あ、これではダメだ、ダメだ!と、考えないようにしようとしても、
しばらくするとまた同じことが頭を循環してきます。
走馬燈の如く。

無我になる!、頭の中を空っぽに!、思考を断つ!などと、焦らないこと。
頭に廻ることはそのまま廻らせておいて、そのことに囚われないことです。
考えてもイイし、考えなくてもいい、まずは囚われないことです。
「川 イラスト 無...」の画像検索結果

流し、流れて行くこと。あたかも、流水に漂う大木のように、沈まず、岸に
ぶつからず、ゆったりと川の流れ・大地の懐に身を任せます。時間と空間の中で。
まあ、美空ひばりの「川の流れのように」といった感じかもー。

頭の中が何か、グチャグチャになったような状態に気付いたとき、
数を数えていること=数息観を忘れています!
ここで、今までのことの復習!です。
さらに、基本に却って1から10まで数え直してみてください。
再度、丹田に力を入れ、ゆっくり鼻から息を吸い、吸ったときより
ずーーーと長い息を吐いてみてください。
吐くときに正した姿勢をさらに正しくします。
再度頭の先が天井から糸で引き上げられている、あのイメージを思い出します。
半眼にして目線がどこを向いているか、アゴを引いているかもチェックします。
雑念が起きたら焦らず、このことを繰り返します。
メゲズに
何度も繰り返します。この辛抱が大切です。
坐禅も習い事!の一つと考えると、その人その人の修行の段階があります。
その階段はエンドレスですが、一歩その階段を登った人はすばらしいことです。

(5) ひとり坐禅でトライ!
一人では怠けココロ、妥協のココロが勝り、途中で挫折することがあります。
複数でやることのメリットは、それをセーブしてくれます。
一人勉強より、図書館に行ってやる勉強の方が能率が上がることがあります。

現実的には、禅寺が近くにあっても参禅会をやっていない場合が多いと思います。
誰か!と一緒といっても、その誰かが見つからないこともー。
「生まれるのも一人、死ぬのも一人」と、自立心の訓練の場としても、
まずは、「ひとり坐禅」でトライしてみてください。
YOU CAN DO IT !です。

(6)  生きていること・生かされていることへ感謝
姿勢を正し、呼吸を整えると頭に血流が加速し、頭がスーッとします。さらに、
指先・足先の毛細血管の隅々まであの真っ赤な血を流すことをイメージします。
そこに溜まっている血=瘀血(おけつ)をきれいにするような気持ちで、です。

姿勢が悪かったり呼吸が浅いと、脳裏をめぐるものが多くなります。

吐く息を長く、さらに長く、フーーーっと吐いていきます。
吐き終わったと思っても、さらにもう一息吐くようにです
間をおきます。苦しくてもすぐ息を一気に吸いません。 
新しい空気を少しずつ味わうように、ゆっくり吸っていきます。
腹に、いや、へそ下の「丹田」に力を入れながらです。
この空気はいつも何気なく吸っているのですが、美味しくもあり、
ありがたくも感じます。このことを体感できることはすばらしいことです。

生きていること、生かされていることへ感謝の気持ちが再確認できます。
地球上のたった一人の自分を意識し、地球観・宇宙観も変わるかも知れません。

「天上天下唯我独...」の画像検索結果
ある時、ある瞬間、
今まで頭の中を廻っていた雑念が中断することがあります。
そうだ!、これだ!と、このこと=数息観に徹すればイイんだと体感できます。
次には、その
小さな感動!?=意識にも囚われず、再度数息観を繰り返します。
しっかり、10まで数えることができたら、自分で自分をホメてやりましょう。

(7) 坐禅の効能
 在家である私たちの坐禅は、「悟り」などとあまり意識しないことがイイと思います。
私は、まずもって、
坐禅を通して一時的に頭にある悩ましいことを考えない
時間帯を作ってやることだと思っています。結果は後からついてくるーと。
  前頭葉に新鮮な血を流してやることは、脳の活性化に必須な要件の一つです。
脳の活性化を促す方法は、坐禅だけでなく、他の要素もありますがー。

さらに、坐禅は、生活上のチャンネル替えの訓練の場、ともいえます。
遊ぶ時は思いっきり遊び、仕事の時はそれに集中し、考える時は徹底的に考え、
目前に問題が発生したときはそれに真剣に立ち向かうことのチャンネルです。
坐禅は、
椅子にかけながら、歩きながら、仕事をしながら、PCに向かいながら、そして、
食事をしながら、さらには寝るときも、運転しているときも、~のときもです。
その場、その時、背筋が伸ばし、深い呼吸=数息観に心がけます。
このような生活習慣が、自分の今までにないナニかを変えてくれます

~終わりに~
坐禅や瞑想については、脳科学の分野でも相当研究され、分析されています。
説得力のある理論付けがあった方が励みになるかナ!?と思う人は、
科学者や禅研究者の書籍やHP・ブログが多数ありますので参照ください。
私は、理論より実践!が、坐禅による効果を求める近道だと考えています。
やりながら、自分なりの理論付けをしていけばイイのでないかと思います。

と、これまで、自分で自分に戒める内容も多々書いてきました。
アレコレ書いてきた自分に、別な自分が言っています。
「果たしてお前の階段の立ち位置は!?」と。この答えには苦しいものがあります。
チョッピリ逃げ腰!で、今回は、これにて THE END とします。

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