陶工房らぼ便り from旭川

陶芸関係を主に、四季折々の見・聞き・感じた体験や趣味、旅行記など。連絡等は「メッセージ」でお願いします。

〖2〗My坐禅の仕方~イス坐禅(1/2)

2017年03月12日 | 坐禅の部

以前(1/29)、My「禅・坐禅の出合い」について書きました。何か、大きなテーマに
踏み込んでしまい、今回は更に具体的に、「坐禅の仕方」を書くことにしました。

このようなジャンルは、偉いお坊さんにオマカセすべき内容で、
宗教的なことでもあり、自分の中ではそっとしておきたいことで
した。
それも、禅に付いて十分理解していないような者が、禅=坐禅といった
ことを書くことは、あまりにも荷の重いことだからです。

書くかどうか迷いながらも、まずはTRY!とスタートしました。
ま、このことは、自分の考えをまとめるチャンスであり、自分の坐禅について
省み、発展的に捉える機会ともなると考え、自分に負荷をかけてみました。
坐禅や瞑想について関心を持っている人、また自分の抱えている病気を少しでも
改善できないかと願っている人の参考やきっかけになればと思います

少し体験した
=素人の話もヒントになるか、とも考えたからです。


はじめに 
近年、TVや新聞、書籍や雑誌、HP等では、病気予防や改善法、健康法や認知症
予防などをテーマとした内容が、昔よりグンと多くなったような気がします。
特に、TVではそれに関連した番組をはじめ、CMもたくさんあります。

過日のTVでは、病気の予防法・改善法の一つとして、「瞑想」とか「腹式呼吸」、
すなわち、坐禅とは言わずとも、これに類似したことのよさが紹介
されていました。
これは、精神的な心の病にとどまらず、広く病気全般に対してのことです。

さて、禅宗には、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗などの分派があり、坐禅の方法にも
若干違いがありますが、茶道の流派のように大差なしと考えてもイイと思います。
坐禅の仕方については、参禅会などに参加すればある程度教えてくれます。
内容としては、足の組み方、姿勢の保ち方と目線、
呼吸の仕方などで、
後は自分の創意工夫で坐りなさいとー。

「結跏趺坐 irasu...」の画像検索結果
正式な足の組み方は、「結跏趺坐」ですが、「半跏趺坐」、「正座」でもOKです。
しかし、個人差もありますが
正式な坐禅を組むと足が痛くて大変な面があります。
膝や股関節に故障のある人やケガをしている人がいるかも知れません。
このことは茶道も同じことで、「茶道は好きだけど、正座がー」
という人には、椅子に掛けてやる「立礼(りゅうれい)」があります。
いわゆる「悟りを開く!」ことが山頂だとすると、そこにたどり
着くにはいろいろなコースの選択肢があり、方法があります。
「結跏趺坐」ができる人は、ぜひその正式なやり方でやってください。
今回は、ムリのない“坐禅“の方法=イス坐禅について書きたいと思います

(1) まず、環境整備を
① できるだけ静かな場所、落ち着ける場所でします。
壁に向かって坐禅をする場合(曹洞宗)、部屋の空間に向かって坐禅をする
場合(臨済宗)がありますが、好みや部屋の都合によって決めてください。
② TVやラジオ、CDなどの音はシャットアウトです。
③ 身に着けているメガネ、時計、ブレスレットなどはばずしましょう。
④ 線香のある人は線香をつけます。線香もいろいろな香りがあります。
香の効能は、匂い消しと気持ちを和らげ落ち着かせてくれます。

(2) 椅子に坐り、姿勢を正します
イスに座布団かクッションを置き浅めに坐ります。回転椅子はさけます。
背中を真っ直ぐにします。あたかも天井に向かった頭の先が細い糸で
天井から引っ張られているようなイメージです。背中はつけません。
軽くアゴをヒキ肩と耳が一直線になっているかチェックします。
目は閉じないで、真っ直ぐ前を見、次に目線を床45°下にします。
眠気防止のため、目は閉じません。これを「半眼」といいます。
坐禅中眠らないようにします。睡魔に負けないこと。
 「坐禅 イラスト」の画像検索結果
手は、右手で左親指を軽く握り、左指4本で右手を包むように手を組むか、
上のイラストのように「法界定印(ほっかいじょういん)」の形にします。

ところで、どんな顔=表情で坐ったらイイのでしょうか?
真剣な顔、怒ったような顔、ニッコリ笑った顔・・・いろいろありますが、
心はにっこり、顔はおすまし=ふつう顔、といったところでしょうか。
そうです、穏やかなお釈迦様の顔のように、です。これを持続させます。

これで、外見的な!ができ準備OKです。さあ、ここからが本番!です。

(3) 丹田に力を入れ、数息観で呼吸します
ヘソより下の部分=丹田に少し力を入れ、この硬さを保ちながら呼吸します。
よくわからなかったら、下っ腹にある程度圧を加え、少し膨らますようにします。
丹田とはここか!という場所は、間もなく
体験的にわかります。
鼻から吸って、ゆっくり吐きます。1から10まで数えていきます。
これを数息観といいますが、これが坐禅の一番大切なところです。

ーで吸って、少し間をおいてーーで吐き、最後の吐く息は徹底的に
吐きます。吐いて、吐いて体の中に空気が無くなったら、
意識しないでも自然に空気が入るので、次の吸う動作に入ります。
時間にすると、いーを5秒で吸えば、ーーで10秒で吐く、とか工夫します。
これができれば、ーーを10秒で吸えば、ーーーーで
20秒で吐く。30秒で一呼吸、1分間で二呼吸です。そして、
それができるようになれば、徐々に長くして1分間で一呼吸を目指します。
修行僧はもっと長い間隔の呼吸をしているのでないかと思います。
はじめは秒針を見ながらすると、ゲーム感覚で面白いと思います。
こうやって練習する過程でも、頭がスーッとする感じを経験できます。
坐禅はこのようにシンプルな動作の繰り返しです。
しかし、これを維持・継続することが難しいのです。
イス坐禅のメリットは、足の痛さを気にせず数息観に集中できることです。

 世界にあるたくさんの宗教に共通しているのは、ある高みを目指すには、
長い期間、
厳しい修行が必要ということはご存知の通りです。
ある宗派は滝に打たれ、また不眠不休で野山を駆け廻り、と手法はいろいろです。
禅宗の場合は、とりわけその修行の一つが、この坐禅ということになりましょう。
禅宗の教えはさておいても、この数息観による呼吸法は、体の健康にも、
精神のコントロールにおいても有効に作用するのでないか
と思います。

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