星のひとかけ

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祝40年 フェイドアウトするMARQUEE MOON…聴こう♪

2017-02-10 | MUSICにまつわるあれこれ
今朝(9日)、 Television の「MARQUEE MOON」発売からきょうで40年、、というツイートを見て、、 
(実際は 2月8日、でもこれは海外の話。日本盤が出たのいつだろう。。 同じ日、ということはないよね、、 私が買ったのは 1977年のいつだったろう…)




、、それで 今日はなんとか時間をつくって レコードを聴こう♪ と思って、 さきほど聴きました。

楽曲「マーキー・ムーン」は もう今ではライヴのラストに必ず演奏する代表中の代表曲になっていますが、、 1977年当時の私がいちばん好きだったのは 「Venus」、、 う~ん、、このアルバムは全曲 どれも外せないし、 この曲順のまま、 しかもレコードで聴きたい、、 そういう気持ちはずっと変わらないな。。

「SEE NO EVIL」の独特のリフの繰り返しと、 エキセントリックなアウトロが消えて、 一瞬後に始まる 「Venus」のきらきらしたイントロに、、 40年前の私は卒倒しそうになっていましたが、、(卒倒なんて言葉も知らない子でしたが)、、 その気持ちも変わらないし、、

「FRICTION」の硬質なソロ、、 これはもしかしたら Ampeg Dan Armstrong Plexi Electric Guitar なのかな・・・?とか。。 でも前にも書いたように、 どの曲でこのシースルーギターを使っているのかよくわからない。

「MARQUEE MOON」は、 フェンダージャズマスターか、 ジャガーかな、、とか。。(これも別に確証はなし…) 、、ただし もう近年ではトムはジャズマスターもジャガーも弾かないよね。。 もっぱらストラト。 Jimmy Rip はテレキャスが多くて、 あとストラトかな。
、、 マーキー・ムーンの長い長いギターセッションの後の、 星が降ってくるようなギターの音色、、、 ミュートしながらきらきらきらきら、、と。。 あんなギターは今でもまだ誰の音色からも聴いたことが無いような気がする。 あれは絶対に 「光のゆらめき」を表現しているんだよね、ぜったいに。。 トムは詩人でもありますけれど、 ギターでも詩を奏でる人です。

、、で、、 マーキー・ムーンはフェイド・アウトしていって欲しいのです、、 どうしても。。
CDが発売された時、 マーキー・ムーンを聴いて (違う!!)って、 すごーくすごーく違和感でした。 ジャン♪ なんて終わるマーキー・ムーンなんて。。 と、 今でも思っているけれど、 CDだとすぐに次の曲になるからね、、 終わる必要があったんだろうね。。 
、、でも、 フェイドアウトしていってその中にまだギターの余韻があって、、 それでレコード針がゆっくりと元へ戻っていくのを見届けてから、 そうっとレコードを手にとって裏返して、 もう一度、 スプレーをしてクリーナーでゆっくり拭って、、 またそうっとターンテーブルに載せる。。。 これだけの時間が、 MARQUEE MOON を聴き終える作業としては必要なのです、、、 もはや「禅」の世界、、(笑)

 ***

「ELEVATION」の痙攣するギターも、 泣きが入るギターも、、 現在のジミーになる前のテレヴィジョンのオリジナルのライヴで聴いた記憶が無いな・・・ と思って、 検索したら、、 あった!

Television - Sheffield 1979 - Elevation
70年代のこの演奏は ほんとレアかもしれない、、。 すごい、 かなりいい演奏をしていますね。 ん~~、、 やっぱりリチャード・ロイドの方がテレヴィジョンらしいギターを弾きますね、 ジミよりも。。

「GUIDING LIGHT」も、 こんな可愛らしい声で歌うのも、、(ちょっとZiggy時代以前の Bowie にも似てるような声)、、 ライヴでやらないよね、、 と思ったら、、 これも最近のライヴでちゃんとやってる
Television-GUIDING LIGHT-Live @ The Fillmore, San Francisco, June 30, 2015

トムの声、、 27歳、、とはさすがに言わないけれど、、 人間の声って、 生涯あまり変わらないものなんだね。。 貴方は一生、少年のままだわ、、。 でも、 この美しいギターは全部ジミーが弾いてますが、、。

「Prove It」は、、 フジロック02に初めて Television が出たときの(あのレッドマーキーの)、、 そのときの光景が浮かんでくる。。 オーディエンスみんなで Prove It!! って 叫んでいた時の、、。

「TORN CURTAIN」も、ライヴではやらなかった曲、、 と思いきや、、 今ではやるのね、、
Television-TORN CURTAIN-Live-The Fillmore-San Francisco, CA, June 30, 2015
、、なんかここまで 全曲再現されるとヤだぞ・・・ と天邪鬼な気分になるものの、、

あの猫の鳴き声のような泣きのギター、、 トムがリップスティックピックアップのストラトで弾いてる・・・ 嬉しい・・・ これ観れて、、 (駄目だな、結局見入ってしまう、、)
、、ラストの ミュート奏法も見事。 、、 はぁ~、、、(溜め息)




↑ たぶん1977年の記事、ミュージックライフの。 岡田英明さんがトムのアパートに会いに行った時のお話。。 75年の、 リチャード・ヘルが抜けた直後くらいの思い出を綴っています。

その上の「言葉」は、、 ちょっと恥ずかしいけれど 当時の私の字。。 バンドで楽譜とか入れてたファイルにマジックで書いた文字。 パティ・スミスにトムが言った言葉だったかな。。。

パティが、 あなたはいつも夢を見てるよう。 頭に雲を(綿? 羽? 記憶曖昧…)詰め込んでるよう・・・

そう言われたトムが、、 「わかってる。 いつだって宙をさまよってるよう・・・ 落ちていくように思えるんだ。 でもいいかい、 ボクは永遠に落ち続けやしない」

、、これも たぶんミュージックライフで読んだ記事にあったと思うんだけど、、。 

 ***

今朝、見た記事です。
http://pitchfork.com/thepitch/1438-televisions-punk-epic-marquee-moon-40-years-later/
マーキー・ムーンの、 74年のリハーサル音源とか、 ブライアン・イーノによるプロデュースのデモ演奏版とか、、 めずらしいものが、、

これはまだ聴いてない。。 明日にしよう、、

日付変わってしまったよ、、、


おはよう・・・ おやすみなさい(笑
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