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日電産の永守社長「モーター業界は成長加速」

2017年04月25日 19時22分02秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO15725890V20C17A4000000/?dg=1&nf=1

日電産の永守社長「モーター業界は成長加速」
2017/4/25 18:04日本経済新聞 電子版

 日本電産は25日、2018年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比12%増の1250億円になるとの見通しを発表した。16年3月期以前は会計基準が異なるため単純比較できないが、実質的に5期連続で過去最高を更新する。車載用モーターなどが伸びる。大阪市内で記者会見した永守重信会長兼社長は「モーター業界は電気自動車の需要などで成長に加速度が付いている」と業績拡大に自信を示した。主なやり取りは以下の通り。

 ――17年3月期決算と18年3月期見通しのポイントは何ですか。

決算を発表する日本電産の永守会長兼社長(25日午後、大阪取引所)

 「17年3月期は5期連続の増収だった。利益は4期連続で最高を更新し、純利益は初めて1000億円を超えた。車載用モーターや商業・産業用モーターなど注力分野でポートフォリオの転換がうまく進んでいる。モーター業界は成長の波が色々な分野で起きており、電気自動車やロボット、ドローンなどが成長に加速度を付けている」

 「ハードディスク駆動装置(HDD)向けの精密小型モーターはパソコンが落ち込んだ影響で、売り上げは減少傾向にある。一方で、ハイエンド向けやクラウド向けなど単価や利益率が高い製品は伸びており、利益は落ちない」

 ――ドイツの家電部品大手、セコップグループを買収しますが、今後のM&A(合併・買収)の考え方は。

 「20年度の目標である連結売上高2兆円はそれほど大きなM&Aがなくても達成できるだろう。車載関係はもう少し買収する必要はあるが、価格が非常に上がっており、下手には買えない。20年度以降に必要となる会社を、財務バランスなどをみながら、タイミングよく買っていく」

 ――18年3月期の年間配当は前期より5円多い90円に積み増します。株主還元をどう考えますか。

 「以前から配当性向30%が目標だが、利益の成長が速すぎて達成できていない。現状は(M&Aなど)資金の使い道は多くあるので、そこへの投資で収益を拡大し、時価総額を増やす形で還元したい。一方、配当も年5~10円くらいはコンスタントに増やしていく」

 ――働き方改革で残業ゼロを目指していますが、どんな施策を打ちますか。

 「システム投資や工場の自動化投資、在宅勤務のためのカメラ付きパソコンへの買い替えなど、できることは全てやる。今期から当面は年200億円ずつを働き方改革に投じていく」(大阪経済部 増野光俊)
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