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新大統領は「サンタ」に代われるか? NQNニューヨーク 神能淳志

2016年12月31日 19時41分40秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN31H0B_R31C16A2000000/

新大統領は「サンタ」に代われるか?
NQNニューヨーク 神能淳志
2016/12/31 7:37日本経済新聞 電子版

 年内最後の取引となった30日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は3日続落した。20日に残り26ドルまで迫った史上初の2万ドル到達は年末にかけ株高が続く「サンタラリー」の経験則をもっても実現せず。クリスマス前にウォール街を去ったサンタクロースに代わり、年明け就任の新大統領はプレゼントを贈れるだろうか。

 2016年の米株式相場はトランプ次期米大統領が誕生した恩恵を鮮明に受けた年だった。今年のダウ平均は2年ぶりに上げ、年間の上昇幅は2337ドルと13年以来3年ぶりの大きさだ。

 米大統領選のあった11月と翌12月は2カ月続けて上昇しており、とりわけ投開票日である11月8日からの上げ幅は1400ドルを超えた。年間上昇幅の6割を次期大統領が決まってからの2カ月足らずで稼いだ計算になる。

 市場の関心事は株価を押し上げてきた「トランプ相場」がどこまで続くかだ。金融サービス会社CMCマーケッツによると、トランプ氏のように米共和党の大統領候補が就任1期目の選挙で勝利した11月と12月にダウ平均が上昇したのは1952年のアイゼンハワー氏以来の快挙だ。「新政権が約束をどう実現するか、市場が不安定になるのは珍しくない」(コリン・チェシンスキ氏)にもかかわらず、騰勢を強めたのはトランプ氏に対する期待の高さともとれる。

 しかし、アイゼンハワー氏が勝利した52年は年が明け翌年になるとダウ平均が3カ月続けてマイナスとなった。下落率は1月が0.7%、2月と3月は1.7%を超えた。民主党の大統領や2期目の再選も含めると、50年代以降で大統領選がある11月から翌年の3月まで全ての月がプラスとなったのは60~61年のケネディ氏のみ。年明けに就任する新大統領がサンタの役割を果たすとは限らず「トランプ氏の経済政策も完全に織り込まれている」(チェシンスキ氏)。

 トランプ政権が本格始動する来年への期待感は根強い。バンクオブアメリカ・メリルリンチは多くの機関投資家が運用の参考指標とする米S&P500種株価指数で、2017年末時点の目標を2300と設定した。原油高が米景気の回復を後押しし、株価は足元より3%近く上昇するとみる。

 「世界経済が09年以来の低成長となるなか、米大統領選以降に楽観主義の新たな波が押し寄せ、市場を活性化させた」。同社のサビータ・スブラマニアン氏は市場がまだ陶酔感に浸っていないとして、強気のケースではS&P500種が2700と、2割超上がる可能性もあると指摘する。

 もちろん、次期政権の具体的な政策が固まっていないなか、見切り発車で動いている面も否めず「株価の推移は政策立案者が高い成長を実現する能力にかかっている」(スブラマニアン氏)。トランプ氏の政策運営によって相場が乱高下する可能性は高い。ダウ平均は2万ドルの大台に乗せて2年連続プラスに向けた足がかりとなるか。市場の「トランプ依存」はまだ続きそうだ。

(NQNニューヨーク=神能淳志)
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