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握手の先、世界に責任 日米首脳会談

2017年02月12日 11時10分33秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12818590S7A210C1MM8000/?dg=1

握手の先、世界に責任 日米首脳会談
2017/2/12 2:00日本経済新聞 電子版

 トランプ米大統領と安倍晋三首相の首脳会談が示したのは、世界でも突出した日米の親密度だ。安全保障で強固な同盟を確認し、通商や為替で目立った摩擦を避けた無難な初会談だった。

トランプ米大統領(右)と握手する安倍首相(10日、ワシントンのホワイトハウス)=AP

 これは単なる出発点だ。保護主義や介入主義になびく米国と建設的な関係を築き、経済の混乱を防ぐ先例を作れるのか。日本は世界に対しても重い宿題を背負った。

 「強い手だ」。握手嫌いのはずのトランプ氏が安倍首相の手を強く引き寄せた。日米首脳が個人的な友好関係を一段と深めたのは収穫だった。

 日本にとってほぼ満額回答といえるのが、安全保障を巡る同盟関係の堅持だ。在日米軍、尖閣諸島、北朝鮮、そして東シナ海・南シナ海情勢。日本側が懸念していた4つの点で、米国は従来通りの協力を確約した。

 日米会談の直前、トランプ氏は中国の習近平国家主席との電話会談で「一つの中国」の原則に理解を表明した。日本との緊密な結束を印象付けながら、中国に歩み寄って緊張を避ける。米外交の巧みなバランス感覚を印象付けた。

 一方、最大の懸案である経済問題では、数多くの不透明な要素が残った。

 トヨタ自動車のメキシコ工場建設、輸出国の通貨安をもたらす資金供給策……。ツイッターで日本批判の不規則発言を繰り返す大統領との会談を前に、日本政府は目の色を変えて理論武装した。

 日本企業の米現地生産、投資や雇用創出の実績を紹介し「ウィン・ウィン」の日米協力を訴えた。為替問題は首脳による舌戦を避け「専門家」である財務相間で緊密に協議するよう仕切った。

 真の難局はこれから訪れる。麻生太郎副総理・財務相とペンス米副大統領をトップとする日米の新経済対話は、財政・金融政策、インフラなど経済協力、そして2国間の貿易関係の3分野を扱う。ここで米国側が具体的な「実績」にこだわるのは確実だろう。

 日米首脳は「自由で公正な貿易」の重要性で一致した。だが何が「公正」かを巡る解釈は双方の主観に支配されがちだ。

 日本は環太平洋経済連携協定(TPP)を念頭に置いた水準の高い多国間の貿易自由化を優先する。だがTPPに背を向けたトランプ政権は「2国間の枠組み」で個別国を相手にした厳しい交渉を志向している。

 世界トップ3の経済国としてともに名を連ねる日米間の貿易関係づくりは、米新政権に一定の距離感をもって接する他国の先例になるだろう。欧州、中国、アジア諸国など他の勢力を巻き込みながら「トランプの米国」の暴走を防ぐ役割が日本に求められる。

(コメンテーター 菅野幹雄)
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