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ファミマが恐れたローソン・三菱商事連合の影  編集委員 田中陽

2016年10月12日 17時06分59秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO07670540X20C16A9000000/

ファミマが恐れたローソン・三菱商事連合の影  編集委員 田中陽
(1/2ページ)2016/9/28 6:30日本経済新聞 電子版

 「我々は何に怯(おび)えていたのでしょうかね」

ローソンの存在がファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスの交渉を急がせた

 9月中旬、三菱商事が約1440億円を投じてローソンを子会社化するというニュースを聞いたある人物が苦笑した。その人物は9月1日に発足したユニー・ファミリーマートホールディングスの統合交渉の過程を知る関係者だ。2015年初めから本格化したファミマと、サークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングスとの経営統合の交渉では「ローソンがいつ後出しジャンケンを仕掛けてくるかだった」とこの人物は述懐する。

 確かにローソンは新浪剛史社長(現サントリーホールディングス社長)時代にサークルKサンクスに提携などを申し入れていた節がある。というのも11年、12年に北陸と首都圏で「サンクス」をエリアフランチャイズ展開する企業がローソンにくら替えした実績があるからだ。

■幻に終わったユニーへの対案

田中陽(たなか・よう) 85年日本経済新聞社入社。90年編集局流通経済部記者、2002年流通経済部編集委員。日経ビジネス編集委員などを経て編集局編集委員。小売業、外食企業、流通行政・消費者行政などをカバー。主な著書に「セブン-イレブン 覇者の奥義」「百貨店サバイバル」

 「いつ本丸に攻めこんでくるかわからない」。こんな危機感がファミマとユニーグループの交渉を急がせた。このため統合の既成事実化を目的に15年3月、「経営統合を目指して協議に入る」と発表した。これで決着したと思われたがローソンは諦めていなかった。大株主の三菱商事と組んでユニーグループに対案を出そうとしたという。だが、それは幻に終わる。

 三菱商事関係者によると「仮に対案が表面化したら世間からは敵対的買収ととられかねない。勝っても負けても資本の論理をむき出しにした姿勢は今後のM&A(合併・買収)戦略の障害になる」と判断し、手を引いたという。また三菱商事OBは「うちは勝ち戦しかしない」としてそもそもこうした強引ともとれる手法を嫌う。

 ファミマとユニーグループは統合交渉の協議入りから約半年後の15年10月、株式交換による統合の枠組みを発表した。株式交換だからキャッシュアウトはないが、計算上はファミマによる約2400億円のユニー・グループHDの買収ともみることができる。

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