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インド携帯、再編急ぐ 最大手が欧社の事業買収

2017年02月24日 09時04分06秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX23H1G_T20C17A2FFE000/?dg=1

インド携帯、再編急ぐ 最大手が欧社の事業買収
2017/2/24 0:30日本経済新聞 電子版
インド


 インド携帯通信業界の再編が急加速している。最大手バルティ・エアテルは23日、ノルウェー同業テレノールの印事業を買収すると発表した。印最大の民間企業、リライアンス・インダストリーズ(RIL)が参入5カ月弱で1億人の加入者を集め、競合各社は危機感を強めている。12社が乱立し、消耗戦が続いていた業界は3~4社を中心とする体制へと集約が進みそうだ。

 「テレノールの顧客はこれから、インドで最も広範かつ速い通話、データ通信サービスを利用できる」。23日に出した声明でバルティ幹部はこう訴えた。バルティは市場シェアが26.1%で、テレノールは3.9%。バルティはテレノールが国内6州を中心に持つ顧客基盤を手に入れる。

バルティはRILに対抗するため、4G展開を急いでいる(ムンバイ)=浅原敬一郎撮影

 インドで携帯通信の大型再編構想が明らかになったのは最近半年間で3件目だ。業界はかつてない激動の渦中にある。

 1月末には2位の英ボーダフォン・グループのインド法人と3位アイデア・セルラーの合併交渉が明らかになった。「今週末に交渉がまとまるかもしれない」。22日までにメディアはこんな観測を流したばかりだった。

 各社が再編に走るきっかけとなったのは昨年9月、石油関連を主力としてきたRILが第4世代(4G)サービスで市場に進出してきたことだ。

 「(事業を手がける通信子会社は)世界最速のスタートアップ企業だ」。RILのムケシュ・アンバニ会長が加入者の「1億人達成」を祝うイベントを開いたのは21日。事業開始から毎秒7人が加入した計算だ。

 RILの強みは価格だ。今年3月末まで通話、データ通信とも無料に設定。4月以降も、3月末までに加入した顧客は1年間、通話無料のうえ、月303ルピー(約510円)で無制限にデータ通信を使える。一方、バルティ・エアテルなど他社の4Gは同350ルピー程度で、通話は無料でもデータ通信が1ギガ(ギガは10億)バイトの通信量に制限されているのが主流だ。

 もっとも、RILの快進撃が続くかは見通しにくい。20歳代の会社員カリシュマ・ヴィールさんはRILのSIMカードを使うのをやめ、1月からバルティ・エアテルに「復帰」。「RILは通話がつながりにくかった」という。通話の質では既存各社に一日の長があるとの声が多い。

 事業者は国営2社を除けば、バルティ・エアテル陣営、ボーダフォンとアイデア・セルラーの連合、リライアンス・コミュニケーションズ(RCOM)陣営、RILに集約されそうだ。インフラへの巨大投資を続け、厳しい価格競争を勝ち抜くには規模拡大が必要だ。

 焦点は兄弟で分裂したリライアンス財閥の動向。ムケシュ氏がRILで事業展開し、同氏と反目してきた実弟アニル氏もRCOMを運営する。

 RCOMは同業エアセルとの事業統合を昨年9月に決め、ロシアのシステマの印事業も買収する計画。タタ財閥のタタ・テレサービシズとの提携観測も出始めた。

 一方でRCOMは基地局の共同利用などRILとの協業も進める。兄弟が対立するのか、それとも融和するのかは今後の業界地図を左右する。

 ムンバイ=堀田隆文、ニューデリー=黒沼勇史
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