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日経平均、厚い1万7000円の壁 続く「105円待ち」 証券部 中尚子

2016年10月17日 21時44分04秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO08448110X11C16A0000000/?dg=1

日経平均、厚い1万7000円の壁 続く「105円待ち」
証券部 中尚子
2016/10/17 15:55日本経済新聞 電子版

 先週11日におよそ1カ月ぶりに終値で1万7000円台を回復した日経平均株価だが、定着への壁は厚い。17日も取引時間中にはあと50円弱まで迫る場面があったが勢いは弱く、終値は前週末比43円75銭高の1万6900円12銭と失速気味。前週末の米株高や一時1ドル=104円台まで下落した円相場を手掛かりに、自動車株など輸出関連株の一角が買われた。だが、日経平均は場中に一時下げに転じるなど、全体的に方向感を欠いた展開で、売買代金も1兆6333億円と低調だった。

 材料不足、買い手不足――。今の相場はこの一言に尽きる。前週末に東京証券取引所が発表した投資部門別売買動向では、海外投資家が現物を6週間ぶりに買い越した。先物の買越額も膨らんでいるが、海外投資家が本格的に戻ってきたとみる向きは少ない。外国為替市場ではドル円の先物で円買いのポジションが大幅に縮小していることから、「『円高・株安』で仕掛けていたヘッジファンドの巻き戻しにすぎない」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)と冷めた見方が多い。

 一方で下値はといえば、相変わらずの日銀の上場投資信託(ETF)買い期待で底堅い。こうしたなじみのボックス圏相場を抜け出すきっかけはあるのか。

 1つの焦点は、今週20日の安川電機を皮切りに始まる3月期決算企業の4~9月期決算発表だ。17日の株式市場でも、前週末に従来よりも好業績予想や決算を発表したDOWAホールディングスやドトール・日レスホールディングス、TSIホールディングスなどの銘柄群に物色が集中した。

 とはいえ、主力銘柄に目を転じれば想定為替レートは1ドル=105円~110円の企業が多く、足元の1ドル=104円台でもまだ逆風のところが多い。7~9月期では平均為替レートは1ドル=100円近辺だったとみられ、下方修正のリスクは依然大きい。

 マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは「円が1ドル=105円が心理的節目」と指摘する。もう一歩の円安進行があれば市場心理がグッと改善するというわけだ。「4~9月期については円高による業績悪化をある程度織り込んでいるため、仮に通期の業績予想を下方修正しても材料出尽くしで買われる銘柄も出てきそうだ」(三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジスト)との指摘も聞かれる。

 その意味で、今週は18日に米国の消費者物価指数(CPI)が、19日には中国の7~9月の国内総生産(GDP)が発表されるなど、海外の重要指標の発表が多く予定される。こうした指標で、特に米国景気の底堅さが確認され、米連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ確度が一段と高まれば、円安につながりやすい地合いだ。そうした環境で予想以上の好決算を発表する企業があれば、物色が盛り上がる可能性はある。いずれにしてもまずは「1ドル=105円待ち」を続ける日本株市場なのだった。
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