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株1万7000円を前に続落、一段安を待つ投資家たち 証券部 向野崚

2016年10月13日 19時19分27秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO08307570T11C16A0000000/?dg=1

株1万7000円を前に続落、一段安を待つ投資家たち
証券部 向野崚
2016/10/13 17:05日本経済新聞 電子版

 13日、結局、日経平均株価は1万7000円を前に足踏みせざるを得なかった。朝方、円安を好感して上昇して始まった相場のムードを変えたのは、午前11時に伝わった中国の貿易統計だった。主要企業の決算発表を控え、機関投資家たちは積極的な売買を控えがち。待っているのは意外なことに「悪材料」だという。

 この日の取引時間中の高値は午前9時半すぎに付けた1万6974円だった。1万7000円をなかなか超えられずにいた午前11時過ぎ、中国の9月の貿易統計が発表され、輸出が前年同月比5.6%減と事前の市場予想を下回ったことが伝わると、円相場が上昇。日経平均は株価指数先物主導でするすると下げに転じた。午前は上昇していたコマツは午後、下落に転じ、日本郵船や川崎汽船など海運株も下げ幅を広げた。商社など最近上昇していた資源関連株の一角も軟調だった。

 「今、あえて買いに動く必要はない」。

 中長期の視点で判断する長期投資家は、投資スタンスを決めかねている。売買代金は10月に入ってから2兆円を下回ったままだ。アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ジャパンの寺尾和之チーフ・インベストメント・オフィサーは「中国景気の悪化はある程度織り込み済み」と話し、中国景気がさらに弱含む兆しとは受け止めていなかった。

 機関投資家が待っているのは、次のサインだ。

 ちばぎんアセットマネジメントの加藤浩史運用部部長は「1万6700~1万7000円のレンジでは主力株を買いづらい。相場が上下どちらかに振れるのを待ちたい」という。

 主力企業の業績の大幅下方修正や海外発の悪材料をきっかけに相場が一段安になれば、狙っていた銘柄の買い場が訪れる、と考えている投資家は多い。三菱UFJ国際投信の小山洋美チーフファンドマネジャーは、世界的に需給がだぶつき、苦戦している鉄鋼大手の動向に注目しているという。鉄鋼原料として使う原料炭の価格も上昇している。小山氏は「決算などで過度な需給ギャップが改善されつつあるというサインが確認できれば、今年後半から来期にかけての景気を読み解くヒントになる」という。

 円相場は1ドル=100円台前半が定着し、今期の企業業績は減益幅が拡大する可能性が高まってきた。製造業の下方修正と、堅調だった内需関連企業の失速がどの程度なのかが焦点になる。ただ既に期初想定を超える業績悪化を見込む一部の投資家には、「今の株価には反映済み。むしろ決算で悪材料が出尽くし、投資家がリスクを取りやすくなることを期待している」(ファイブスター投信投資顧問の大木将充取締役運用部長)との見方がある。

 企業決算は来週から11月初めにかけて本格化する。強弱の材料が入り交じる米国、中国の景気指標を見極めながら「悪材料」を待つ投資家たちは、一段安の後の「戻り」を視野に入れた長期戦の構えで臨もうとしている。
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