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メルカリも参入 ご近所SNSで井戸端会議

2017年08月13日 21時33分09秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO19873180Q7A810C1I00000/?dg=1

メルカリも参入 ご近所SNSで井戸端会議
2017/8/13 6:30日本経済新聞 電子版

 「評判のよい内科はどこですか」「近所に不審者が出ました」――。特定のエリアだけで興味や関心が持たれる情報をやりとりできるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が増えてきた。友人や知人がいないと参加できないフェイスブックなどの既存のSNSと違い、引っ越してきたばかりの人でも地域の輪に入りやすく、安心して生活できるツールとして定着しそうだ。

子育て中で手を離せない主婦でも気軽に井戸端会議に参加できる(ピアッツアのアプリ画面)

■炎上起きない

 「初めまして北海道から引っ越してきました。小1と2歳の女の子の4人家族です。よろしくお願いします」「サッカークラブの団員を募集しています」

 東京都中央区の「勝どき・月島・築地・晴海」地区に住む人だけが投稿できるSNS「PIAZZA(ピアッツァ)」では日々こんな投稿が寄せられている。スマートフォン(スマホ)向けアプリで、保育園や子連れで入れる飲食店などやりとりする情報は様々。地域に住む人なら誰でも登録でき、投稿も自由だ。

 例えば「イベント」カテゴリーに「子連れヨガを開催します」などと投稿。すると通常のSNSのタイムラインと同じように、記事を時系列で刻々と紹介するタイムライン方式で表示される。これを見た他のユーザーは「参加します」とかき込んだり、「いいね」の意思表示としてハートマークをつけたりする。

都心に通勤しやすい勝どき地区は人口流入が続く(東京都中央区)

 この付近に住む主婦の筒井由香さんはピアッツァのヘビーユーザーの1人。息子が卵アレルギーを持っていて、「卵が入った料理が食べられない」と悩みを投稿したら、近所の飲食店が卵なしメニューを作ってくれたり、卵なしケーキを作ってくれる人を見つけられたりした。「同じ境遇の人と交流できるのが楽しい」と満足げだ。

 ユーザーはプロフィル欄に実名と家族構成などを記す。その地域の人しか参加しないため、ユーザー同士が近所でばったり出会うこともありえる。だから「相手を中傷するような投稿はなく、SNSで起こりがちな炎上は一切ない」。アプリを運営するピアッツァ(東京・中央)の矢野晃平社長はこう強調する。

■地縁ない人でも地域の輪に

 東京都中央区では月島や勝どき地区に相次ぎタワーマンションが誕生し、人口は20年前に比べ約2倍になった。東京都心部に加え、川崎市の武蔵小杉など都心に通勤しやすい住宅地でも子育て世代などの流入が急増している。

 このような地域に住み始めるとき、例えば評判の良い病院の情報を得るのに助かるのがご近所ネットワーク。そこで昔ながらの井戸端会議をSNS上に置き換えたのがピアッツァのサービスだ。

 中央区エリアのほか「武蔵小杉・新丸子・元住吉」や東京都江東区の「豊洲・東雲・有明」、千葉県流山市・柏市、千葉県八千代市の4つのエリアで展開。ネット上で誰でも気軽に参加できることから人気を集め、現在の登録者数は約1万人、投稿記事数は約4万に達する。利用者の8割が30~49歳の子育て世代だという。

 ピアッツァは新しい広告媒体としても注目されている。ポータルサイトなどで不特定多数に打つバナー広告と違い、地域の特徴に合った広告が出せるからだ。「第一パン」ブランドで知られる第一屋製パンは子育て世代にターゲットを絞ったパンの商品情報をピアッツァに広告として投稿。ユーザーがそのパンを使った料理を紹介したり、コメントし合ったりする交流を通じて、商品のファンになってもらうことを狙う。

 広告料金を月額1万5千円に抑えたことで、地域に根ざした中小企業や個人商店も広告を出しやすい。勝どき地区のある弁当店では、通常650円の弁当を時間限定で400円に値引きするなど特売情報を流し、新規顧客の開拓に役立てているという。

■個人認証で安全に

 全国をカバーしているのはプロパー(東京・目黒)が運営する「マチマチ」だ。全国4200のエリアが設定されている。

 「千代田区大手町1丁目」のように丁目単位で細かく設定できるのが特徴。ユーザーは郵便番号を入力して地域を選択。メールアドレスとパスワードを登録すると届くパスコードを入力すれば登録が完了する。携帯電話1台につきアカウントは1つしか登録できないため、なりすましなど不正な登録を防ぐことができるという。

 プロパーの六人部生馬社長によると、こうしたご近所SNSは欧米を中心に人気が高まっているという。米国では行方不明の子どもやペットの捜索に一役買ったケースもあった。まだ日本では普及は進んでいないが、「『あそこで空き巣被害があったから気をつけましょう』『不審者目撃情報がありました』など防犯や安全といった地域ならではの情報へのニーズは高い」とみている。

 プロパーは6月に東京都渋谷区と提携。ユーザー同士のやりとりに加え、夏祭りやゲートボール大会のお知らせなど、公園や道路の掲示板に張るようなチラシをデジタル化し、マチマチで掲載できるようにした。

■配送しにくい商品を売買

手渡しが前提のため、売買されるのは配送しにくい大型商品が多い(メルカリアッテのアプリ画面)

 こうした地域に的を絞ったSNSに大手も注目している。個人間の物品売買を仲介するメルカリ(東京・港)は、子会社のソウゾウ(同)を通じて「メルカリアッテ」を16年3月から運営する。ユーザー同士が自由に地域情報をやりとりできるほか、「地域版メルカリ」として物品を売買できるサービスも提供する。

 「お中元でもらって残った洗剤50円。駅前でお渡しします」「子供用自転車3000円。自宅まで取りに来てください」。売買される商品は、本家メルカリと異なるポイントが3つある。

 第一は高くは売れないが捨てるのはもったいないと感じるもの。例えば子どもが大きくなって使わなくなった紙おむつや、工作で使うトイレットペーパーの芯などだ。メルカリには売買できる最低金額(300円)の設定があるが、メルカリアッテにはそれはないため、数十円単位の商品もある。中には「無料」に設定された商品もある。第二は、配送料が高くなりがちな大きなもの。家具や玩具、自転車などが多い。いずれも配送しにくいものが中心だ。

 同じ地域に住んでいるので、基本的には待ち合わせたり自宅に取りに来てもらったりして商品を受け渡す。スーパーや駅などで目印になる場所を受取場所に指定するケースが多い。

 3つ目のポイントは、物品だけではなくサービスの売買が多いことだ。家庭教師や家具組み立て、清掃代行などが目立つ。一方でベビーシッターやマッサージ、エステなど、より専門的な知識や技術が必要なサービスは禁止している。(鈴木洋介)
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