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失われゆく砂浜で見た天体ショー インドネシア・カリマンタン島

2016年09月18日 14時29分54秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO07226040U6A910C1000000/?n_cid=DSTPCS019

失われゆく砂浜で見た天体ショー インドネシア・カリマンタン島
2016/9/17 6:30日本経済新聞 電子版
インドネシア

 倒木が潮の満ち引きに合わせ海面でプカプカと浮いている。浸食が進んだ砂浜では、波打ち際に根を張る樹木が波に洗われ、痛々しい姿をさらしていた。そばで家族連れがせっせとテントを張っている。一晩をここで過ごすのだろう。ビーチサンダルに履き替え、海を背景に自撮りを始めた。が、押し寄せる波にテントはいまにも流されてしまいそうだ。

波で浸食され、根がむき出しになった海岸沿いの樹木(バリックパパン)

 3月、皆既日食の取材でインドネシアのカリマンタン島を訪れた。皆既日食はいくつもの島々を「通り抜けていく」が、東岸にある港湾都市バリックパパンで観測することにした。豊富な鉱物資源や石油製品の輸出基地として知られる町だ。

 ここをポイントに決めたのは、抜けるような空で晴れる可能性が高いと聞いたからだ。浜辺にテントを張った家族も翌日の観測のために「ベストポジション」を確保したに違いない。観測会場ではライブ演奏やカウントダウンのためのテント設営が進み、早くもお祭りムードが漂う。波打ち際で青年たちが楽しそうに遊んでいた。のどかな時間がゆったりと流れていく。

バリックパパンで観測された皆既日食(3月9日午前8時33分)

海岸に並び皆既日食を観測する人たち

 大小1万3000以上の島々からなるインドネシア。都市を離れるとのんびりとした様子に心が和むが、気候変動の脅威がひたひたと忍び寄っていることにも気付かされる。海面上昇はそのひとつにすぎない。今年は熱帯太平洋東部の海面水温が平年より低いラニーニャ現象で大雨が降り、洪水被害が広がっている。昨年は逆に、エルニーニョ現象に伴う高温と乾燥の影響で、世界有数の面積を誇る熱帯森林で火災が頻発した。

 翌朝、神秘的な皆既日食が観測できた。太陽の光を月が遮ると、辺りはとたんに暗闇に包まれ、集まった数万人の人々からどよめきと歓声が起こった。だが再び明るくなると、目の前には打ち寄せる波が次々と迫る海が広がっていた。天体ショーの高揚感から一気に厳しい現実に引き戻された。(写真部 小谷裕美)
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