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10兆円の「孫ファンド」、目利き力に世界が関心 「池のなかのクジラ」に警戒も

2016年10月15日 20時04分08秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN15H0O_V11C16A0000000/?dg=1

10兆円の「孫ファンド」、目利き力に世界が関心
「池のなかのクジラ」に警戒も
2016/10/15 11:45日本経済新聞 電子版

 【ニューヨーク=山下晃】ソフトバンクグループがサウジアラビアの政府系ファンドと共同で投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を立ち上げるニュースは、世界のファンド業界を揺さぶった。何より度肝を抜いたのは「孫ファンド」が1000億ドル(10兆円強)という規模をいきなり打ち出した点だ。目利きとして知られる孫正義社長が選ぶ投資対象はどんな企業か――。業界関係者の関心は高い。

 「聞いたことがないケタ数だ」。米投資ファンド関係者はこう証言する。「孫ファンド」の規模は世界の著名投資ファンドと比べても群を抜く。

 ファンド調査のプレキンによると、過去10年間の合計でみたファンド立ち上げによる調達額は、カーライル・グループが606億ドル、ブラックストーン・グループが570億ドル、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が536億ドル。こうしたそうそうたる顔ぶれの米ファンドとの「真っ向勝負」が可能な規模を目指すという。

 問題は、それほどの巨額を一体どこに投資するのかだ。明らかになっているのは「テクノロジー分野に投資する」という一点だ。カーライルなどの投資ファンドは企業だけでなくインフラ案件などにも幅広く投資している。しかしテクノロジー分野に絞ると投資案件は限られる。

 ダウ・ジョーンズ社の調査では、2016年9月までの3年間でベンチャーキャピタル(VC)業界全体が立ち上げたファンドの総額は約1100億ドル。「孫ファンド」とほぼ同額だ。企業がVCから調達した資金は3年間で1950億ドル。1000億ドル級の「孫ファンド」は「池のなかのクジラ」になってしまう。

 「創業初期段階の企業に多く投資するのか、それなりの企業を買収するのか。後者なら投資ファンドと競合になる」と米投資ファンド業界も警戒する。孫社長の投資に関する判断力はアリババ集団への投資などで米市場でも有名だ。

 ただファンド業界はもっか、保有案件を売却する動きが優勢だ。世界的な金融緩和が押し上げた資産価格は「総じて割高になっている」と見られており、投資よりも売却による利益の確定を優先させる動きが目立つ。具体的にどの企業に、どのような金額で投資するのか――。「孫ファンド」の一手一手を世界中が注目している。
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