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トランプ氏「不人気指数」と円相場の今後の節目 編集委員 田村正之

2017年02月13日 15時27分49秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO12777470Q7A210C1000000/?dg=1

トランプ氏「不人気指数」と円相場の今後の節目
編集委員 田村正之
2017/2/13 5:30日本経済新聞 電子版

 安倍晋三首相とトランプ米大統領との首脳会談終了後も、ドル円相場はトランプ氏の発言や欧州の政治情勢などから折に触れ大きく揺れる局面が続きそうだ。投資家が意識しそうな今後のドル円相場の節目を頭に入れておきたい。

 米政治情報サイト「RealClearPolitics」では様々な調査機関が調べたトランプ氏の好感度がわかる。「嫌い」の数値から「好き」を引いた数値を不人気度と考えると、不人気度が下がるのと逆行してドル高・円安が進む傾向がある。

 三井住友アセットマネジメントの石山仁氏は「トランプ氏の政策に光と影の面があるからだ」とみる。「不人気度が下がると光の部分、つまり雇用増やインフラ投資など米経済が強くなる面が注目されてドル高傾向になり、不人気度が上がると影の部分、つまり保護主義がもたらす米経済のマイナス面が注目されてドル安傾向になりやすい」

 ■意外に高まらない不人気指数

 指数の動きから浮かぶのは米国世論の複雑な状況だ。最近の移民政策などのごたごたを海外から見ていると、不人気度が急騰しそうに見えるがそれほど上昇していない。「調査にもよるが、移民規制に関し米国内の世論は拮抗している。不人気度が高まってドル安・円高が一方向に進む状況には必ずしもなっていない」(石山氏)

 トランプ氏に引き続き批判的な米大手メディアの報道だけに接していると、トランプ氏の言動がマーケットに与える影響も見誤る難しさがありそうだ。

 とはいえ今後もトランプ氏の様々な発言でドル円相場が大きく触れる場面は多くありそうだ。今後の節目にはどういうものがあるのか。

 短中期的に為替への影響が大きい日米の10年物国債金利差とドル円相場のアベノミクス開始後の相関を調べ、10日時点の金利差(約2.3%)から為替の妥当値を計算してみると、約113円となった。

 チャートで意識されやすいのは変動幅の3分の1戻し。昨年11月のトランプ氏当選が決まった直後の円の最高値101円19銭から昨年12月の安値118円66銭までの、円安進行幅の3分の1戻しは約113円で、先ほどの長期金利差をもとにした妥当値にほぼ一致する。

 今後の注目は今月下旬の大統領所信表明演説、3月の予算教書など。実際の財政出動が市場の予測を上回るとみられ始めると、円安加速の可能性もある。13週移動平均の約115円や昨年12月安値を超えるような状況があれば、昨年1月安値の121円69銭が意識されそうだ。

 ただしみずほ証券の三浦豊氏は「今後もドル高へのけん制発言は折に触れ出そうで、大幅な円安は当面見込みづらい。2~3月にかけて110~115円前後の一進一退の値動きが続く可能性がある」とみている。

■「理不尽な円高」懸念も

 逆に自国通貨高を嫌うトランプ氏による「理不尽な円高」の可能性を恐れるのはみずほ銀行の唐鎌大輔氏。米ドルの実効相場のなかでの日本円の比率は今やかなり小さい。しかし政治不安を抱える欧州、通貨安圧力に悩む中国など他の“標的”は通貨高になりにくい状況だ。

 「一方で世界最大の対外純資産を持ち、低インフレも背景に日本円は通貨高の余地が大きい」(唐鎌氏)。同氏の年末のドル円相場の予想は105円だ。

 さきほどと同様に日米長期金利差とドル円相場の関係から、やや長期で2001年以降で妥当値を計算してみると約106円だ。

 市場が期待している米国の巨額の財政出動が期待外れになったり欧州政治のリスクが高まったりすれば、円の急騰もありうる。長期の為替相場の目安になる購買力平価(生産者物価ベース、1973年基準)では約97円が現在の妥当値だ。
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