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昇進が支出増の原因に おごられた部下も「実は負担」 家計再生コンサルタント 横山光昭

2017年04月19日 06時48分15秒 | 市場動向チェックメモ
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO15276880T10C17A4000000?channel=DF130120166011&style=1&n_cid=DSTPCS020

昇進が支出増の原因に おごられた部下も「実は負担」
家計再生コンサルタント 横山光昭
2017/4/19

PIXTA
 「お金を使いすぎる自分を何とか直したい」と相談してきたのは、金融機関に勤務する独身男性のJさん(44)。ここ2~3年で昇進が2度あり、収入がアップ。お金があるということで気が緩み、財布のひもも緩むようになったようです。

■「若い社員を応援したい」

 支出が増えた理由をよくよく聞くと、どうやら昇進が原因でした。

 昇進で部下が増え、いろいろ頼られるようになったJさん。「収入の少ない若い社員のために」と、食事をおごって応援したいという気持ちが強くなりました。

 「部下に誘われたり、部下が食事に行きたそうなそぶりを見たりすると、断れなくて。行くと『お金を出さなくてはいけない』という気持ちになって」。Jさんは飲んで気が大きくなったり、電車がなくなったりしたときにタクシーを使うこともしばしばありました。

 食費は外食ばかりでほぼ自炊しておらず、毎月7万円ほどかかっています。スマートフォン(スマホ)は大手キャリアのものを使用しており、日用品では男性化粧品にかなりお金を使っていました。趣味の読書のために、毎月10冊前後の書籍を購入するそうですが、読めずにたまっているものもあります。サプリも飲み切れずにたまっています。

 兄貴肌に見えましたが実は意志が弱く、情けに弱い、よい人なのだろうと思いました。ですが、それではお金はためられません。自分の軸をしっかり持ってお金を使うようにならなくてはいけません。

■まず炊飯器を購入

 支出を削減する策はいろいろありそうです。まず炊飯器を買ってもらいました。Jさんは自炊をせず、炊飯器すら持っていなかったのです。とりあえずお米だけ炊き、朝食は自宅でふりかけやつくだ煮などとともに簡単に済ませます。できれば職場にもごはんを持っていき、おかずだけ買って食べるようにしてもらいます。夕食もできるだけ自宅のお米を食べると約束しました。自宅で食事をすることに慣れてほしかったのです。


 炊飯器や電子レンジの使用が増えたことで電気代が少し上がりましたが、自宅で米を炊くということだけで外食が減り、総菜などを上手に取り入れることができるようになったので、食費は2万円以上減らせました。

 部下との外食も、おごるのはできるだけ避け、どうしても自分が負担したいときは割り勘で少し多めに払う程度にとどめました。今の世の中、上司が部下に頻繁におごるという会社は少ないでしょう。むしろおごりすぎることで「あの上司のところにいればおいしいものを食べられる」といったように、仕事以外の目的で近づいてくる人だっているかもしれません。おかしな人間関係をつくらないためにも、おごるだけの関係はやめてみてはと提案しました。

 もちろん、電車がなくなるほど遅い時間まで飲むことも控えるよう心掛けてもらいました。

■部下、終電後のタクシー代が負担に

 こうして、食事や付き合いへのお金の使い方を変えていくと、Jさんは意外なことに気づいたのです。いつも部下に配慮しているつもりが、部下は終電の後にやむを得ずに乗るタクシー代を負担に感じていました。また、いつもお金を出してもらうのは申し訳なく、好きなものを食べられないとも思っていたのです。「羽振りがよくて心配だ」とも思われていました。

 自分がよかれと思ってやっていたことを、部下には裏腹に取られていたJさんは「そこまですることはなかったんだ」と気が抜けました。

 食事関係以外の支出も見直しました。スマホは格安スマホに変え、男性化粧品は使い切るまで、ほかの化粧品は買わないようにしました。サプリは定期購入をやめ、書籍は中古書店で探し、読み切ってから別の本を購入するというルールを決めました。

 こうした試みで、支出は月9万7000円も減らせました。ボーナスも合わせて貯蓄していくと、年間170万円以上ためられる見込みです。

■独身者、将来頼れるのは自分だけ

 「結婚するつもりはないので、老後は一人。だから老後資金をつくらなくては」との焦りもあったJさんですが、60歳までの15年間、この調子で継続してためられると、2500万円以上の貯蓄が期待できます。

 男性でも女性でも、独身である程度収入があるのにお金がためられないという人は、意外な部分でお金を使っていることが多いものです。Jさんは部下におごることで食費や交際費がかさんでいましたが、趣味につぎ込む人、旅行にお金をかける人、美容にお金をかける人など様々です。一人である分、自由にお金を使えますが、将来的に頼れるのは自分だけ。しっかりとお金を蓄えていてほしいと思います。

(「もうかる家計のつくり方」は隔週水曜更新です)

横山光昭
 マイエフピー代表取締役、家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。お金の使い方そのものを改善する独自のプログラムで、これまで1万人以上の赤字家計を再生。書籍・雑誌の執筆や講演も多く手掛け、「はじめての人のための3000円投資生活」(アスコム)は47万部を超え、著書累計は218万部。
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