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「三島会社の長男坊」意地の上場 JR九州、東証が承認

2016年09月15日 20時25分54秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASJC15H1K_V10C16A9000000/?dg=1

「三島会社の長男坊」意地の上場 JR九州、東証が承認
2016/9/15 15:37日本経済新聞 電子版

 九州旅客鉄道(JR九州)の東京証券取引所への株式上場が15日、承認された。東証1部の見通しで上場日は10月25日。想定売り出し価格に基づく株式時価総額は約4000億円になる見通しで、今年では7月のLINEに次ぐ大型上場になる。本州3社が完全民営化でそろい踏みしてから今年で10年。赤字路線が多く経営基盤が弱い九州、四国、北海道の三島会社からの上場は初めてで、逆境に苦しんできた“長男坊”が意地の上場を果たす。

 上場時に株主の鉄道建設・運輸施設整備支援機構が全株を売却し、本州3社と同じ完全民営化が実現する。1987年の旧国鉄分割民営化により誕生したJR九州。発足時の営業損益は288億円の大赤字からのスタートだった。本州の3社とは異なり赤字路線が大半で、まさに一寸先は闇の状態。上場は当時から構想はあったが、「夢のまた夢」(石原進相談役)だった。

 「明日の飯を食べるため」(青柳俊彦社長)、鉄道以外の事業に手を出した。アイスクリームや釣り堀……。社員からアイデアを募ってはなりふり構わず挑戦させた。だが、失敗を繰り返しても社員を責めはしなかった。むしろ、「挑戦しない者は評価しない」(唐池恒二会長)。人事評価で関連の事業会社に出向しなければ出世しない仕組みも整えた。その執念が今の収益源を育てた。

 その1つが駅ビル・不動産事業。JR博多駅の駅ビル「JR博多シティ」は2011年の開業から5年にあたる16年3月期の売上高が1000億円を突破。今年4月には博多駅前に初のオフィスビル「JRJP博多ビル」を開発。九州最大級の規模にもかかわらず開業から半年の10月でフル稼働を達成。マンションの供給戸数は今や九州のデベロッパーで最多だ。

 JRの上場は1993年の東日本、96年の西日本、97年の東海に続き4社目になる。国鉄時代を知る本州のJR幹部は「誰もできるとは思わなかった」。九州、四国、北海道ではいち早く収益を改善させてきた三島会社の長男坊の上場はまさに意地だった。

 ただ、上場後の成長戦略は物足らない。中期経営計画では19年3月期の連結売上高は前期比6%増の4000億円にとどまる。3年間で800億円を投資するが、具体的な成長戦略は見えない。唐池会長は「(完全民営化が実現する)上場はゴールではない」と強調するが、新たな成長のレールを市場は待っている。

(新井惇太郎)
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