経済中心に書いてます!

趣味の範囲で…園芸・沖釣り・漢方・医食同源の投稿をします…業務はCX・225指数・FX Pro. …

フクシマ廃炉ロボ3社三様 三菱重工の使命感

2017年04月25日 19時25分01秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ25HLB_V20C17A4000000/?dg=1&nf=1

フクシマ廃炉ロボ3社三様 三菱重工の使命感
2017/4/25 18:00

 三菱重工業は25日、神戸造船所(神戸市)で国際廃炉研究開発機構(IRID)と共同開発している廃炉作業用のロボットアームを公開した。東京電力・福島第1原発の廃炉作業では、溶け落ちた燃料(デブリ)の処理が本格化する。日立製作所と東芝もデブリの取り出し作業につながるロボットを公表しており、原発プラント3強の技術が出そろったことになる。廃炉に向けた長い道のりを進めることができるか、三菱重工らメーカーが担う責務は重い。

燃料デブリの取り出し作業向けに開発してきた(25日、神戸市の三菱重工業神戸造船所)

 「方向よーし」。低い動作音を発しながら、長さ7メートルのロボットアームが動いた。電気でなく油圧駆動を採用し、秒速約5センチメートルでゆっくりとデブリに見立てた箱に先端部を近づけていく。実際には格納容器内にアームを突っ込み、6軸の動きを駆使して取り出したデブリはレールに乗せて搬出するという仕組みだ。

 「国の予定ではデブリ取り出しが始まるのは2021年。それほど遅れずに実用化できると考えている」と原子力中長期措置対策グループの姉川弘明主幹技師は話す。30~40年かかるとされる福島第1原発の廃炉作業は緒に就いたばかりだ。

 最大の課題となりそうなのがデブリの取り出し。東京電力の2月の調査では、2号機内部に放射線量が推定で1時間あたり最大650シーベルトに達する場所が見つかった。人がまともに浴びれば1分もたたずに致死量に達する量で、廃炉に向けた作業のピッチが上がらない最大の要因となっている。

 事故から6年が経過してもデブリの場所や規模についての詳細は把握できていないのが実情だ。

 福島第1原発の原子炉は沸騰水型軽水炉(BWR)で、米ゼネラル・エレクトリック(GE)、日立と東芝という世界のBWR大手が供給した。加圧水型軽水炉(PWR)の三菱重工は納入メーカーではないが、デブリを含む炉内構造物の取り出しに向けた技術開発に立候補した。

 日立と東芝も、それぞれデブリの調査に使うロボットをIRIDと共同開発している。日立は金属の筒を連ねたヘビのような形状のロボットを作った。格納容器につながる10センチメートルの細い配管を通り抜けると、ロボットはコの字形に変型。カメラとセンサーをワイヤでぶら下げ、堆積物が巻き上がらないように水中に降ろしていける構造だ。「廃炉作業を一歩でも前に進めたい」と開発担当者は話す。

 一方の東芝のロボットは転倒しても自力で起き上がり、サソリが尾を曲げるように後方に搭載したカメラを持ち上げ、撮影する。いずれも両社のこれまで培った知見と知恵を結集したものだ。

 デブリをどのように取り出すかなどの基本方針は17年度中に決まる見通し。「福島第1原発の収束、安定化は日本の原子力事業にとっても最重要事項。二の矢、三の矢を打っていきたい」と姉川さんは使命感をみなぎらせていた。

(市原朋大)
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 大企業の賃上げ率2.18% 経... | トップ | 日立、米コンプレッサー大手... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

市場動向チェックメモ」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。