先ずは、昨晩のＮＹ…
・米住宅指標や米地区連銀経済報告（ベージュブック）が発表になったが、特に材料視されていない。
・ドル円は下落気味で103円台…
・ユーロドルも下落気味も、材料待ちの小動き…
・ユーロに関しては２０日のＥＣＢ理事会を見極めたい雰囲気…
・変更があるとすれば、キャピタル・キーと呼ばれるＥＣＢへの出資割合に応じてその国の国債の買い入れを行うという現在の規定を緩和する可能性
・ドラギ総裁の会見はいつも通りに注目
・ＥＣＢは量的緩和（ＱＥ）縮小を模索し始めているとの憶測も
・ドラギ総裁をはじめＥＣＢ幹部は否定しているが、憶測は絶えない
・政策変更があるしても、スタッフ見通しが発表される１２月が有力
・１２月に関しては市場も見解がかなり分かれて
・２０１７年３月までとしている現行の資産購入プログラムの期限延長
・同時にＱＥ縮小についても言及してくるとの見方
・ドラギ総裁会見で、何らかのヒントをほのめかすか注目される
・ＱＥ縮小に関しては否定的で、緩和姿勢のみを強調してくる可能性
米地区連銀経済報告（ベージュブック）…
・引き続き緩やかなペースで拡大。
・物価は大半の地区で僅かに上昇。
・賃金上昇は緩やか。
・労働市場はタイトに推移。
・製造業はまちまち。ドル高が輸出抑制。
・クレジットの需要は拡大。
・住宅市場は一段と拡大。商用不動産も拡大。
カプラン・ダラス連銀総裁…
・２０１６年末までに米ＧＤＰの伸びは回復見込む。
・コアインフレは上昇。
・過去に比べれば、労働市場は若干のスラックがある。
・世界は中国の成長鈍化に慣れなければならない。
・米成長に対して失望させている要因には人口動態がある。
アトランタ連銀「ＧＤＰナウ」…
・１９日時点の第３四半期のＧＤＰ予想は年率換算で２．０％と１４日時点の１．９％から上方修正
・政府支出の見通しを-0.1％から0.3％に上方修正したことが要因
ホールデン英中銀理事…
・ＱＥは市場に相当程度のインパクトを与えた。
・８月のＱＥは長期金利やポンドを引き下げ、株式を引き上げた。
・ただ、成長やインフレへの影響はまちまち。
・ＦＲＢが実施したＱＥは米経済以上に英経済に影響。
カナダ中銀声明…
・最新のインフレ見通しは概ね均衡。
・２０１６年のＧＤＰ見通しを1.1％に下方修正。
・２０１７年のＧＤＰ見通しを2.0％に下方修正。
・２０１６年第３四半期は3.2％、第４四半期を2.2％に下方修正。
・強い輸出で下半期の経済は回復見込む。
・需給ギャップは２０１８年中盤には解消する。
・余剰設備がカナダ経済には残っている。
ポロズ・カナダ中銀総裁…
・カナダ中銀のボードメンバーは積極的に追加緩和を協議。
・指標は不透明。輸出のデータは変わりやすい。
・輸出の水準は期待以下。
・住宅政策は緩和政策の障害にはならないであろう。
・米大統領選は投資の決定を遅らせる可能性。
・原油からの大きな悪影響は消化された。
カタールがソフトバンクとサウジの政府系ファンドに出資を検討…
・パブリック・インベストメント・ファンド（ＰＩＦ）が設立を計画している１０００億ドル規模を目標にしている投資ファンドに
サウジ国債の発行条件決まる…
・サウジアラビアが海外では初めてとなるドル建て国債の発行を計画され、発行条件が伝わっている。
・発行総額は１７５億ドルで、５年、１０年、３０年物の３種類
５年物（+135）
発行額 55億ドル
発行価額 99.007ドル
クーポン 2.375%
１０年物（+165）
発行額 55億ドル
発行価額 98.679ドル
クーポン 3.250%
３０年物（+165）
発行額 65億ドル
発行価額 98.015ドル
クーポン 4.500%
本日の経済指標は、欧米時間が熱い、特にドラギマジックが出るか否かが欧州のポイント！
08:50↑↑対内外証券売買契約等の状況（10月9日～10月15日）
対外証券投資
株式 1454億円の買い越し
中長期債 3177億円の買い越し
短期証券 603億円の売り越し
合計 4028億円の買い越し
対内証券投資
株式 720億円の買い越し
中長期債 3654億円の買い越し
短期証券 8276億円の買い越し
合計 12650億円の買い越し
09:30↓↓豪州雇用者数（9月）結果-9.8千人 予想15.0千人 前回-3.9千人
09:30↑→豪州失業率（9月）結果5.6% 予想5.7% 前回5.6%
14:30↑日本百貨店販売額（9月）結果-5.0% 前回-6.0%（前年比）
15:00↑スイス貿易収支（9月）結果43.7億スイスフラン 前回30.1億スイスフラン（30.2億スイスフランから修正）
15:00↓↓↓↑ドイツ生産者物価指数（9月）
結果-0.2% 予想0.2% 前回-0.1%（前月比）
結果-1.4% 予想-1.2% 前回-1.6%（前年比）
17:00↑↓ユーロ圏経常収支（8月）
結果297億ユーロ 前回277億ユーロ（210億ユーロから修正季調済）
結果236億ユーロ 前回338億ユーロ（315億ユーロから修正季調前）
17:30↑↓香港消費者物価指数（9月）結果2.7% 予想2.3% 前回4.3%（前年比）
17:30↓→↓↓英国小売売上高（9月）
結果0.0% 予想0.3% 前回0.0%（-0.2%から修正前月比）
結果4.1% 予想4.7% 前回6.6%（6.2%から修正前年比）
日銀…
・設備・人材投資企業支援のＥＴＦ１２億円を購入
・本日は従来型のＥＴＦ、Ｊ－ＲＥＩＴは購入せず
↑インドネシア中銀 政策金利を４．７５％に引き下げ（予想・従来５．００％）
18:30？ユンケル欧州委員長、イベント出席
デービス英ＥＵ離脱担当相が英議会で発言…
・金融サービスは最も重要な分野
・スムーズで秩序立ったＥＵからの離脱を
・金融システムの安定性の維持が必要
・ユーロ建て決済業務の現状維持が主要課題
・ポンド安にはインフレ加速など不利な点がある
・高い技能を有する移民は引き続き歓迎する
20:00→→トルコ中銀政策金利 結果7.50% 予想7.50% 現行7.50%
☆EU首脳会議（ブリュッセル、21日まで）
20:45→→ECB政策金利 結果0.00% 予想0.00% 現行0.00%
ＥＣＢ理事会の金融政策…
・上下限金利も据え置き、マイナス０．４％とプラス０．２５％
・資産買入プログラムの月額購入額を８００億ユーロで据え置き
・量的緩和終了後も金利はしばらく水準以下に留まる見込み
21:00★英中銀副総裁、講演
21:30↑↓ドラギECB総裁、記者会見
・経済見通しは引き続き下方リスクにさらされている
・ＱＥは２０１７年３月まで継続、必要ならそれを延長
・金利は現在のあるいはそれを下回る水準に長期的に留まる見込み
・ＱＥはインフレが目標を継続的に達成するまで続ける
・緩やかな経済成長が定着するものとみている
・インフレは緩やかに上昇する見込み
・本日の会合でＱＥ延長の議論はなかった
・ユーロ圏の各諸国は構造改革を推進すべき
・本日の会合ではテーパリングも議論しなかった
・ＱＥの突然の終了の可能性は低い
・マイナス金利についての議論には簡単に触れた
・低金利は機能してきている
・ＱＥについての委員会の作業結果を１２月に検証する
21:30☆NY連銀総裁、あいさつ
21:30↑↑米国新規失業保険申請件数（15日までの週）結果260千件 予想250千件 前回247千件（246千件から修正）
21:30↑↓米国フィラデルフィア連銀景況指数（10月）結果9.7 予想5.0 前回12.8
23:00↑↑米国中古住宅販売件数（9月）結果5.47百万件 予想5.35百万件 前回5.30百万件（5.33百万件から修正）
・中間価格 23.42万ドル（23.99万ドル）
・平均価格 27.62万ドル（28.20万ドル）
・在庫 4.5ヵ月分（4.6ヵ月分）
23:00→↑米国景気先行指数（9月）結果0.2% 予想0.2% 前回-0.2%（前月比）
02:00 米30年物インフレ連動債入札（50億ドル）
☆米大統領選、第3回討論会
・米主要企業決算：BNYメロン、トラベラーズ、ベライゾン↑、マイクロソフト
