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輸出船契約3.3倍でも… 造船ニッポン、続く二重苦

2017年08月09日 17時43分42秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ09H3R_Z00C17A8000000/?dg=1

輸出船契約3.3倍でも… 造船ニッポン、続く二重苦
2017/8/9 12:19

 日本の造船各社の受注環境は、本格回復への足踏みが続いている。日本船舶輸出組合が9日発表した7月の輸出船契約実績は前年同月の3.3倍の99万2200総トンだった。前年同月を上回るのは7カ月連続。ただ受注残は前年を下回っており、船価も低迷。造船ニッポンを取り巻く二重苦を跳ね返す道筋は見えていない。

 隻数ベースでは7月は前年同月の8隻から17隻に増加。船種別では、価格が相対的に低いばら積み船が13隻、タンカーが4隻。コンテナ船を中心とする貨物船は0隻だった。

 前年比の増加は、2016年の受注が排ガス規制が強化される前の駆け込み需要の反動で歴史的な低水準だったことが影響している。受注残は減少が続いており、造船各社の手持ちの工事量は7月末時点で2754万8578総トンと前年同月に比べ1割以上減っている。

 国内の年間建造能力は1300万総トン程度とされ、計算上は2年少し先まで受注があることになる。だが、足元では中国・韓国勢が政府の支援を後ろ盾に安値攻勢で受注を進めており、日本メーカーは厳しい戦いを強いられている。17年通年の受注量は1千万総トンを下回るペースで推移しており、リーマン・ショック後で最低だった12年の水準にとどまるとみられる。

 「一時と比べ船価はやや上がりつつあるが、まだ収益が出るレベルまで戻っていない」(専業メーカー幹部)。船腹の過剰は解消されておらず、船価が上昇しにくい状況にあるのも、日本メーカーが不況から脱する重荷となっている。省エネなど環境関連技術や品質の良さなどの日本の強みが価格で評価されにくい受注環境に置かれている。

 業界は20年に強化される船の排ガスに含まれる硫黄酸化物(SOX)の規制が船価回復にプラスとなると期待する。規制に対応した機器を積めば価格の上乗せにつながるからだ。中韓勢との低価格競争から抜け出すには、こうした商機をどうものにしていくかが問われそうだ。

(若狹美緒)
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