経済中心に書いてます!

趣味の範囲で…園芸・沖釣り・漢方・医食同源の投稿をします…業務はCX・225指数・FX Pro. …

日経平均が高値更新、内需株回帰は「年内2万円」の吉兆か 証券部 川路洋助

2016年12月13日 21時41分31秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO10592990T11C16A2000000/?dg=1

日経平均が高値更新、内需株回帰は「年内2万円」の吉兆か
証券部 川路洋助
2016/12/13 15:22日本経済新聞 電子版

 「想像以上に底堅い相場だ」。13日午前、ある外資系のベテランファンドマネジャーは驚きを隠さなかった。この日の日経平均株価は前日比95円49銭(0.5%)高の1万9250円52銭と6日続伸した。年初来高値を更新するのは4日連続だ。過熱感を示す株価指標が相次いでおり、輸出関連株を中心に利益確定売りが優勢になっても不思議ではなかった。堅調な相場の立役者は、このところ振るわなかった食品や通信といった内需株だ。出遅れ感の強かった業種にも買いが入り始め、年末にかけて日経平均が2万円台に乗せる「掉尾(とうび)の一振」に向けた期待もにわかに高まる。

 日経平均は朝方に90円超下げた後は徐々に下げ渋り、終わってみれば小幅上昇して引けた。株価指標では「買われすぎ」とされるものが目立ちつつある。例えば東証1部の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った騰落レシオ(25日平均)は約150%と2年半ぶりの高水準となり、過熱のメドとなる120%を大きく上回っている。

 13~14日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)後は当面大きなイベントがなく、「来年1月の一般教書演説でトランプ政権の方針が明確になるまでは、株高は一服するだろう」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との見方もあった。実際ホンダやキヤノンなど、トランプ相場をけん引してきた輸出関連株の一角ではこの日、利益確定売りが目立った。それでも全体としては底堅い相場となったのは、11月中旬からのトランプ相場で軟調だった内需株に投資マネーが向かったからだ。

 その典型が水産を含む食品大手だ。冷食最大手のマルハニチロは4%高となり、上場来高値となる3060円を付けた。このところ軟調だった明治ホールディングスの株価も一時4%上昇した。通信では1500億円を上限とする自社株買いの発表が好感されたNTTが4%高で、KDDIも堅調だった。ディフェンシブ色の強い医薬品も上昇し、業種別日経平均では上昇率の3位に入った。

 これらは低金利下で債券の代わりに利回りを確保できる「債券代替」として買われてきた業種だ。ただ、11月中旬以降の長期金利の上昇や円安進行を受け、投資妙味が薄れたこれらの業種では売りが目立っていた。トランプ相場では軟調だった内需株に、なぜここに来て資金が再び回り始めたのか。

 ファイブスター投信投資顧問の大木将充取締役は「一時的に過熱感が出た輸出関連や資源株を売った分、目先では出遅れている内需株を買う循環物色が生じている」と指摘する。投資マネーが債券から株式へ移る流れのなか、投資家のリスク許容度は高まっている。輸出関連でいったん利益確定売りを出しても、さらなるリターンを求めて出遅れ感のある内需株に資金を移す構図だ。

 この傾向は日本株に限った話ではない。米国でもさえない値動きだった内需株やディフェンシブ株が最近になって買われるようになってきた。前日の米株式市場では、薬価改定への警戒感から軟調だったジョンソン・エンド・ジョンソンやファイザーがそろって2~3%上昇。食品もペプシコが上昇して引けた。「世界的に循環物色の流れが広がりつつある」(ドルトン・キャピタル・ジャパンの松本史雄氏)との指摘もある。

 14日までのFOMCでは利上げが確実視されており、かなりの程度株価には織り込まれたとの見方が大勢だ。目立った買い材料が不足するなか、「(東証1部で17倍台と)欧米並みになった予想PER(株価収益率)からすると、さらに上値を追うのには厳しい」(UBS証券の居林通エグゼクティブディレクター)との慎重な見方もある。ただ、相場に過熱感があるなかでも、内需株を主役に株高はなお続いた。この傾向がさらに続けば、英国が欧州連合(EU)離脱を決めた今年6月時点ではるか遠くに見えた「年内の日経平均2万円台」も不可能ではないのかもしれない。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« アサヒ、東欧5カ国のビール... | トップ | 個人が働き方提案、17年のト... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

市場動向チェックメモ」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。