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人民元6年ぶり安値 当局、市場介入抑制か

2016年10月18日 05時57分53秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H5S_X11C16A0EA2000/?dg=1

人民元6年ぶり安値 当局、市場介入抑制か
2016/10/17 23:30日本経済新聞 電子版
中国

 【北京=原田逸策】中国の人民元が対米ドルで値下がりしている。17日の為替レートは1ドル=約6.74元と2010年9月以来、6年1カ月ぶりの元安・ドル高水準で推移した。中国人民銀行(中央銀行)は元を買い支える市場介入を抑えているもよう。金融市場には「当局は緩やかなドル高・元安を容認している」との見方が広がる。

 17日の上海外国為替市場は午後4時半(日本時間同5時半)時点で1ドル=6.7396元と、9月末に比べ1%の元安・ドル高をつけた。

 9月後半は1ドル=6.67元前後で安定していた。「6.67元前後に当局が介入したとみられる元買いの分厚い壁があった」(邦銀関係者)。人民元は10月1日に国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)への採用を控えていたため「通貨の安定をアピールしたかった」との見方がある。

 今月1~9日は建国記念日を祝う国慶節で中国本土の市場は休みだったが、香港市場でじわじわ元安が進んだ。香港市場は本土より規制が緩く、投機筋も取引しやすい。その流れを引き継ぎ、10日に再開した本土市場でも元安傾向が続く。

 中国銀行間市場交易商協会の包香明秘書長助理はドル高・元安を「市場が(元よりドルを)選んでいる結果」と指摘し、SDRへの採用完了後は、人民銀は元買い介入を抑えているとみる。

 背景にはまず多通貨間のバランスがある。元は対ドルでは下落しているものの、ユーロや英ポンド、円に対しては軒並み上昇。人民銀は今春からドル、ユーロなど複数通貨のバスケットに対し元を安定させる目標を掲げており、通貨バスケットに占めるドルの比率は26%にとどまる。

 元がドル以外に対しては値上がりしたことで「緩やかなドル高・元安を容認しても、対通貨バスケットで元は上昇し、人民銀は批判を受けにくい」(北京の金融筋)。

 またドル売り・元買いの為替介入は、人民銀が市場に出回る元を吸い上げるため、金融引き締めにつながる。過剰生産能力の削減が急務の中国は、失業増加に備えて金融緩和策を維持する必要があるため、元買い介入はできれば避けたい。介入回避には外貨準備を温存できるメリットもある。

 加えて当局が警戒する資本流出の勢いも弱まってきた。4~6月は証券投資が流出超から流入超に転じ、8月は中国の銀行口座から海外に出ていくお金も昨年9月の10分の1以下だった。緩やかなドル高・元安を容認しても、資本流出が加速しさらなる元の先安観を招く恐れは薄らいでいる。
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