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脳の専門家が薦める 今すぐ覚える技術 名前、数字、専門用語…「記憶が衰えた」は思い込み

2016年10月15日 20時49分09秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO07281950V10C16A9000000/?dg=1

脳の専門家が薦める 今すぐ覚える技術
名前、数字、専門用語…「記憶が衰えた」は思い込み
(1/3ページ)2016/10/15 6:30日本経済新聞 電子版

日経ビジネスアソシエ
 「数字や言葉がすぐに頭に入らない」「さっき覚えたばかりなのに、もう忘れた」──。それは「年齢」のせいではなく、覚えたり、思い出したりするための「脳の使い方」が間違っているから。「覚えたくなる脳」に“しつける”には、3つのポイントを踏まえるといい。

■記憶力を高める脳の使い方

 「記憶の衰えを嘆く人に共通するのが、『年齢』を理由にしていること。これは大きな誤解です」

 こう指摘するのは、東京大学薬学部教授の池谷裕二さんだ。年を取ると記憶力は落ちるという“誤った常識”によって、人はいつしか記憶しようとする「努力」や「工夫」を怠る。筋トレが筋力を維持、向上させるのと同じで、脳も使い方次第で「衰え」が防げる。

 池谷さんによれば、記憶力を高める「脳の使い方」には3つのポイントがある(下)。これらは用語や数字をすぐに覚える「短期的な記憶力」を上げるばかりか、様々な記憶を作るための条件になる。

 まずは、(1)「逃げない」。何かを記憶するために必要な前提条件は、「好奇心」や「目的」を持つこと。「苦手意識」や「年齢」のせいにせず、「仕事に生かす」といった目的を明らかにする。脳は理由のない事柄を記憶したがらないためだ。

 次に、(2)「怖がらない」。たくさんの事柄を覚えるには、脳が覚えやすいテクニックを駆使すること。記憶術の定番である「語呂合わせ」(次ページ(I))をはじめ、「法則を作る」「小分けにする」「関連づける」ことも有効だ((II)~(IV))。

 最後は、(3)「諦めない」。記憶が脳に定着するための最も有効な手段は、やはり「復習」だ。短期的に覚える必要がある事柄でも、「書く」「人に説明する」「声に出す」ことを習慣にしていくといい。

 「脳内の海馬に一時的に保存された事柄が『長期記憶』に変わるまでは1カ月ほどかかる。その間、海馬は脳に記憶として『定着』させるかどうかを選別します。たとえ即座に覚える能力を上げたとしても、『覚えたつもり』で放置すれば、結局、忘れる。何かに活用しない記憶というのは、脳にとってムダなものなのです」

■(1)逃げない! 前向きな姿勢が、記憶の原点

ウソでもいいから「自分はできる」と言い聞かせる

 何かを覚える時、まずは「面白そう」「楽しそう」と言い聞かせる。自分の趣味や関心がある事柄の記憶が苦ではないのと同じように、脳を「前向き」にさせることが目的。「覚えるのが苦手」「記憶が衰えた」といった言い訳をすると、脳の認識を歪める「認知バイアス」がかかり、本当に記憶力が下がるので、そうした言い訳はしないこと。「感情(情動)に携わる扁桃体がよく働くと、記憶を司る海馬にも影響を与えます。ウソでもいいから、『自分ならできる!』と思うことです」。

■(2)怖がらない! 頭にすんなり入る4つのコツを使う

(I)「語呂」に置き換える

 脳にとって意味のない「数字」や「言葉」の羅列を覚える時には、「語呂合わせ」を大いに活用しよう。「1192年、鎌倉幕府(いい国〈作ろう〉鎌倉幕府)」といった語呂合わせに代表されるように、言葉を当てはめる際、物語や意味は具体的な方がいい。覚える事柄は、それ単体ではなく、何かに置き換えたり、関連づけたりしながら、いくつかの事柄と「連合」させるほど、覚えやすくなる。「自分の体験などと結びつけると、記憶がより定着しやすい」(池谷さん)。

(II)法則を見つけて整理する

 複数の事柄を覚える時に、「法則がないかどうか」を探そう。例えば専門用語を覚える時には、共通する頭文字でくくって覚える方法なども有効。その際、くくったものの中がそれぞれいくつあるかも整理しておくと、後に思い出す時に「ヌケモレ」が防げる(右参照)。「脳は合理的な機能を持つために、『法則』などを見つけて『順序』や『意味』を理解できるとすんなり受け入れやすい」(池谷さん)。仕分けた事柄に「語呂」を加えれば、さらに記憶しやすくなる。

(III)小分けにする

 書類や本の重要な箇所を覚えたり、今すぐ覚える必要がある数字などは、「ひと塊(チャンク)」にくくり、「小分け」にして覚える。電話番号を覚える時が典型で、例えば「03312342356」という数字の羅列では覚えにくいが、「033-1234-2356」のように分けると頭に入りやすくなる。1つの塊は、「7(±2)」にするのがポイント。これ以上の数になると覚えにくいことが、脳科学の実験でも明らかになっている。

(IV)関連づける

 既に覚えているものと関連づけられると、より覚えやすくなるという脳の「仕組み」を使う。例えば、名前などを記憶する際、「田中さん」というだけでは覚えにくいが、既に知っている田中さんに関連づけて覚えたり、田中1号○○さん、田中2号△△さんと派生させたりすると、すんなり入る。名前に関連する「映像」などを思い浮かべて覚える方法も、脳の中にエピソードを作るという点で効果的だ。

■(3)逃げない! 声に出して“耳”で聞く

覚えた内容を「呼び起こす」ことが“覚え直し”を防ぐ

 記憶を脳にしっかり定着させるためには、覚えた内容を繰り返して「呼び起こす」ことが必要だ。こうした「復習作業」を面倒だと逃げていては、後々になって、また覚え直すことになる。簡単で効率的な復習方法は、「声に出す」こと。できれば、丸暗記した事柄を口に出すだけではなく、その「意味」や「内容」を正しく説明できるようにするといい。うまく言葉で説明できれば、「正しく理解できた」と脳が判定し、記憶を定着させていくように働きかける。即座に暗記することが必要な場合も、声に出して復唱するのが効果的だ。

(I)声に出して“耳”で聞く

 身近で効率の良い復習方法は、「書く」ことと、「声に出す」こと。視覚だけを頼りに覚えるより、「書く」「聞く」ことで、頭に入れた事柄と“照合する作業”ができるからだ。「歌詞を目で見て覚えるより、音楽を聞き、一緒に歌う方が覚えやすい原理と一緒です」(池谷さん)。専門用語や英単語などを書いて覚える必要があるなら、復習は「声に出す」ことを重視する。「視覚」「聴覚」「触覚」といった感覚を組み合わせて覚えるといい。

(II)人に話して、内容を整理する

 「知っていること」と「覚えたこと」を区別するよう、意識を改めよう。脳は思い出す作業を繰り返すことで、記憶を定着させていく。そこで、「書く」「声に出す」といった方法を使って復唱する。特に人を使って確認すると効果が上がる。例えば、「エスカレって、上位者に報告する『エスカレーション』のことだよね」といったように、自分が「覚えたいこと」を人に説明してみる。正しく説明できれば「意味を理解した」ことになり、記憶として定着する。

池谷裕二さん
 東京大学薬学部教授、薬学博士。1970年、静岡県生まれ。脳神経の可塑性を研究することで、脳の健康や老化について探求している。著書に『脳はなにげに不公平』(朝日新聞出版)、『進化しすぎた脳』(講談社)ほか多数。
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