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リニア開業へ10年の難路 JR東海、最難関工区を公開

2017年08月23日 23時14分49秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ23HGK_T20C17A8TI1000/?dg=1&nf=1

リニア開業へ10年の難路 JR東海、最難関工区を公開
2017/8/23 20:54日本経済新聞 電子版

1日5メートルずつ掘っていく(山梨県早川町)

 JR東海はリニア中央新幹線の最難関工区の一つ、南アルプストンネルの工事現場を23日報道陣に公開した。かつてない深さで山岳地帯の地下を掘り進む難工事が続くが、2027年を目指す開業までの難所はここだけではない。基本計画決定から40年以上かけて着工にこぎつけたリニア新幹線。あと10年で開業できるのか。

 地下の工事現場は外の猛暑がウソのような、ひんやりとした空気に包まれていた。トンネルを2.5キロメートルほど進むと、しみ出した地下水が脇の水路を静かに流れ、少し湿ったようなにおいがする。突き当たりまで来ると、大型の機械が姿を現した。この機械が岩肌に火薬を装填する穴をあけていく。火薬で岩を崩しながら1日5メートルずつ進む地道な作業だ。報道公開のため機械は止まっていたが、いつもは昼夜問わず動いている。

 南アルプストンネルは山梨、静岡、長野の3県にまたがる全長25キロメートルの巨大トンネル。有江喜一郎山梨工事事務所長は「様々な地層があり、常に予測しながら掘り進まなければ」と工事の難しさについて語った。

 地表からの深さは最大で1400メートルほど。上にそびえる山の重さがトンネル全体に強い圧力をかけ、どこからわき出てくるかわからない地下水への対処も必要になる。JR東海が真っ先にこのトンネルの工事に着手したのもその難しさゆえ。ただ今進めているのは前段階の工事。新幹線が実際に通るトンネルの工事が始まるのは「今年度中の予定」(有江氏)だ。当初の説明からすでに1年以上遅れている。

 JR東海がリニア新幹線に着工して約2年半。唯一工事を始めていなかった静岡県でも6月に工事の見積もりの公募が始まった。だが、難所は山岳地帯のトンネルだけではない。関係者が不安視しているのが新たにつくる駅の用地取得だ。

 とくに難航が予想されるのが名古屋駅。地下に長さ1キロメートルほどの駅をつくる予定で、2万3千平方メートルの用地が必要になる。対象地区には雑居ビルや店舗が並び、約120人の地権者がいるとされる。条件提示などを進めているが、難しい交渉になるとみられている。

 5兆5千億円に上る工事費の確保にも不安はある。3兆円は財政投融資で調達し、2兆5千億円は自己資金を中心にまかなう予定だが収益源の東海道新幹線の好調がいつまでも続く保証はない。人手不足による工事費上昇の懸念もある。工期が延びれば人件費などのコストも膨らむだろう。

 開業から50年超の東海道新幹線は老朽化対策の大規模補修に毎年300億円以上かけている。老いた新幹線への依存を減らすため踏み切ったリニアのプロジェクト。柘植康英社長は「厳しい工程なのはわかっているが、全力をあげて取り組んでいる」と強調する。27年開業へ難路を駆け抜けられるか。時期が延びれば経営のリスクも高まっていく。(長縄雄輝)
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