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仕事、難しいほど疲れない 日本MSの平野社長

2017年04月05日 21時55分28秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO14898040U7A400C1XX0000/?dg=1

仕事、難しいほど疲れない 日本MSの平野社長
(1/2ページ)2017/4/5 12:00

 日本マイクロソフト(MS)の平野拓也社長は日本人の父と米国人の母を持ち、日本で生まれ育った。米国での就職を経て若くして大企業の経営を担うようになった。仕事を選ぶ基準は会社の知名度でも規模でもなかった。(聞き手は日経産業新聞編集長 野沢正憲)

日本マイクロソフト 平野拓也 社長

 ――日米両国で教育を受けました。どちらの影響が強いですか。

 「両方をブレンドしたところがあります。父は日本の大学を出てサラリーマンとなり、百貨店や生活雑貨販売会社に勤務しました。幼い頃はその姿を見て父が勤める会社で働きたいと思うこともありました。専業主婦の母は『塾に行かなくていい。自分を信じて』と。合理的な考えの人でもありました」

 ――米国の大学に進みました。就職をどう考えていましたか。

 「社会や人にインパクトを与えたくて早く働きたかった。自動車メーカー、国家機関、保険会社などの面接を受けました。日系企業ということもあり、シリコンバレーにあった兼松の米法人に就職。仕事は半導体製造装置の輸出入などです」

 「シリコンバレーの他の企業はものすごい速さで進化・成長していました。それに比べてスピードやダイナミックさが足りず、飽きました。精神的な『待ち』状態の自分がいました。『もっと吸収したい、もっと食べたい』と」

 ――そこで経営分析ソフトを開発するシリコンバレーの米アーバーソフトウェアに転職します。

 「400人ほどの従業員の会社です。テーマは『日本を中心としたアジアの事業を軌道に乗せろ』だけ。具体的な指示がある日本企業と正反対でした。1年ちょっとで同業のハイペリオン・ソリューションズと合併して同社の日本法人に移ると、十数人いた東京のオフィスは人の出入りが激しく、混乱していました」

 「私には営業の経験がなく技術や製品の知識もない。1年ほど祝日も休まず働き、様々な社員の話や考えを吸収すると方向性が見えてきました。米本社で『こうすれば日本の事業がうまくいく』などと説明していたら日本のマネジャーになり、2年後には社長に。30歳の人間に『社長をやれ』とよく言ったなと」

 ――米マイクロソフトの日本法人に転じます。なぜですか。

 「私の働く動機や価値観は社会に貢献し、インパクトを与えること、そして知識を吸収することです。それらがあればとことん頑張れ、なくなると疲れを感じてしまいます。転職の際、『次はどんな仕事がしたいですか?社長ですか?』と聞かれ、『難しい仕事がしたい』と答えていました」

 「打診をもらう中でマイクロソフトだけは部下なし、肩書なしで『この技術を使えばこんなことができる』という話のみ。入社したら『成長戦略を描いて実行してみろ』と。法人コンサルティングや保守サービスを事業化しました。新しいことばかりで困ったけれど、面白い。その連続です」

 ――2011年に米マイクロソフトの中東欧統括になったことが刺激になったようですね。

 「モンゴルからバルト海、バルカン半島と国も文化も違う25カ国の担当です。ミュンヘンの会議室には私1人で、ビデオ会議が全体集会です。フェース・ツー・フェースありきでなくても仕事ができると気づきました」

 「大統領にじかに会いに行くなど、多くの国の従業員は『最短距離』で仕事をしていました。日本は労働の質も高いし、皆一生懸命に働いているのに生産性は低い。ショックでした」

 ――その経験から日本の働き方改革はどう映りますか。

 「テレワークの導入や長時間労働の制限をすればOKではありません。当社は人事施策やIT(情報技術)の基盤も含めて10年かけて試行錯誤して昨年5月、場所の制約がない勤務体系にしました。選択肢を与えただけなので社員が出社しなくなったわけではありません。フェース・ツー・フェースが最も効率が良いのは皆、分かっています」

 ――新社会人への言葉はありますか。

 「自分が欠くことのできない価値観は何なのかを理解することが大切です。会社に入る人にはエネルギーを持って来てほしい。職場に最も貢献できる部分です」

 ――仕事とは何だと思っていますか。

 「自己達成の手段でしょうか。私生活、家族、社会と手段がある中でも重要な1つです」

■ ■私のこだわり■ ■

 執務室を模様変えした。仕事はペーパーレスなので書類の収納棚をなくし、社員から室内の様子が見えるように、2面あるガラス張りの壁のブラインドを外した。常に立って打ち合わせるため、昇降式のミーティングテーブルは上がったままだ。

 社外でどう仕事をするのかではなく最も効率が良い場所で仕事をすべきとの考え。自分にはそれがオフィスだという。

(小木曽由規)

 ひらの・たくや 1995年(平7年)米ブリガムヤング大卒、兼松米国法人に入社。米アーバーソフトウェアなどを経て、05年米マイクロソフトの日本法人(現日本マイクロソフト)入社。14年執行役専務、15年7月から現職。北海道出身。46歳
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