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じわり円高、2カ月後の政治リスクを意識 経済部 藤井裕起

2017年03月21日 18時22分28秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO14287170R20C17A3000000/?dg=1

じわり円高、2カ月後の政治リスクを意識
経済部 藤井裕起
2017/3/21 13:46日本経済新聞 電子版

 円相場がじわりと上昇している。米国の利上げペースが想定より緩やかになるとの観測を背景に、ドルを売って円を買う動きが活発になっている。ここにきて円買い材料として改めて意識され始めたのが、5月に結果が判明するフランス大統領選だ。市場参加者は2カ月後の円高を見込んだ取引を進めている。

 21日の東京外国為替市場で、円相場は一時1ドル=112円台前半と2月末以来約3週間ぶりの円高・ドル安水準を付けた。前週末17日発表の3月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値でインフレ予想が大幅に低下し、米利上げペースが加速するとの予想が一段と後退。米長期金利の低下につながり、円買い・ドル売りが優勢となっている。

 前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明で「保護主義に対抗する」との記述が米国の反対で削除され、トランプ米政権などの保護主義の高まりが警戒されたことも円高・ドル安につながった。

 将来の為替レートを予測する通貨オプション市場では、円のプット(売る権利)の需要からコール(買う権利)需要を差し引いた値である「リスクリバーサル」の2カ月物(対ドル)が、米大統領選直後の昨年11月9日以来ほぼ4カ月ぶりの低水準で推移する。2カ月先の円高進行を警戒する参加者が増えたことを意味する。「フランス大統領選で反欧州連合(EU)政党が勝利するリスクが再び意識されている」(みずほ銀行の田中誠一氏)からだ。

 フランス大統領選を巡っては、有力候補の共和党(中道右派)のフィヨン元首相の不正給与問題の捜査を進めている仏当局が16日、捜査の対象を知人から高級スーツを贈られた問題にも広げることを決めた。これを受け「前週末の世論調査では極右・国民戦線のルペン党首が急速に人気を高めた」(ドイツ証券の小川和宏氏)という。先行き不透明感は強く、「低リスク通貨」とされる円は買われやすい。

 円相場については、年度末を控えることもあり「よほどのドル買い材料が無い限り、持ち高調整の円買い・ドル売りが入りやすい」(田中氏)。市場参加者は円高の長期化に備え始めている。
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