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ファンあってこそ カープ流経営学(ルポ迫真)

2016年10月15日 20時03分22秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB09H02_R11C16A0SHA000/?

ファンあってこそ カープ流経営学(ルポ迫真)
2016/10/15 3:30

 広島東洋カープが本拠地のマツダスタジアムで初開催のクライマックスシリーズに臨んだ12日、球場内のグッズ売り場は試合前からファンでごった返した。「優勝記念グッズが欲しくて」。広島県江田島市に住む主婦の浜西美樹(43)は息子とともに、セ・リーグ優勝で監督の緒方孝市(47)が宙を舞うシーンをあしらった下敷きなどを購入した。売り場担当者は「記念グッズの売れ行きはまずまず」と手応えを語る。

 グッズ販売の責任者で、球団オーナー代行の松田一宏(37)は「ファンとその日の出来事を共有したい」と話す。優勝記念グッズや「カープ女子」と呼ばれる女性ファンらが着る限定Tシャツはその象徴ともいえる。

 「このシーンは使えるね」。サヨナラ勝ちや新人投手初勝利などの試合後は、Tシャツのデザイン担当者らが選手のガッツポーズ姿やコメントなどを組み合わせたデザインを協議。翌日午後にはインターネット販売の詳細を公表する。限定Tシャツは年間100種類近い。

 2009年に完成したマツダスタジアムにはグッズ専用売り場ができ、販売が大きく伸びる転機になった。「失敗を恐れず、面白そうなものは何でもやる」。松田の柔軟な発想からは、チームカラーの赤だけの「3色ボールペン」やグラブ用皮革で作ったソファなど数々のヒット商品が生まれた。

 カープ関連商品の開発・販売は球団だけにとどまらない。中国醸造(広島県廿日市市)は真っ赤な樽(たる)に入った日本酒を企画。リーグ優勝した9月10日、樽酒を購入していた飲食店から「開け方を教えて」との問い合わせが相次ぎ、執行役員の竹内慎吾(42)は広島市中心部を走り回った。「カープは長年の低迷から見事に抜け出した。この体験は我々にとって何物にも代え難い」。同社は25年ぶりの快挙を祝し、希少な25年物ウイスキーも限定発売した。

 優勝を決めた試合のテレビ中継で広島地区の瞬間最高視聴率は71%を記録。11月5日には1975年の初優勝以来の優勝パレードを広島市内の目抜き通り「平和大通り」で実施することも決まった。中国電力エネルギア総合研究所の森岡隆司(55)はカープ優勝の経済効果を278億円と算出し、「広島経済にとっては大きなインパクト」と指摘する。カープの快進撃が続き、ファンの応援熱は高まるばかりだ。(敬称略)
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