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株、一時300円安、夏の閑散相場を襲った先物売り 証券部 川上穣

2017年08月09日 17時38分19秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO19815700Z00C17A8000000/?dg=1

株、一時300円安、夏の閑散相場を襲った先物売り
証券部 川上穣
2017/8/9 13:19日本経済新聞 電子版

 夏休みの緩んだムードを切り裂くように、株式市場を緊張が覆った。9日の日経平均株価は一時300円を超える下げ幅になった。北朝鮮の地政学リスクが意識され、日経平均先物への大量売りが急落を招いた。よくあるヘッジファンドの仕掛け的な売りだけではない。お盆シーズンを迎え、想定外の事態に備えた機関投資家のヘッジ売りも出始めている。主要企業の決算は良好なものの、売りは業績が底堅い中小型株にまで波及した。長らく続いた「膠着相場」の終わりを予感する向きが増えている。

 「これだけの先物売りは久しぶり。海外と国内の双方から売り注文が入った」。国内証券のトレーダーは証言する。取引開始直後の日経平均は100円安程度だったが、9時30分と9時50分前後の2回にわたって先物に大量の売りが出ると、日経平均は一気に下げ幅を拡大した。後場に入っても売りは止まらず、日経平均の下げ幅は300円を超えた。

 日経平均先物9月物の売買高はお昼の時間帯ですでに約5万枚になった。前日の日中取引のほぼ2倍に膨らみ、1カ月ぶりの高水準に達している。もともと夏休みシーズンで押し目買いに動く向きは限られ、この日ばかりは日銀の上場投資信託(ETF)への期待が市場心理を好転させることもなかった。トヨタや三菱UFJが2%近く下げ、鉄鋼株の一角以外は全面安の展開だ。

 「政治に不感症だった株式市場が北朝鮮と米国の暴発リスクを警戒し始めた」。マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは語る。トランプ米大統領が北朝鮮を威圧すると、今度は北朝鮮がグアムへの攻撃を真剣に検討していると表明した。チキンレースが一段と緊張を帯びる事態に、株式市場でもいったん資金を引き上げる「質への逃避」が顕在化している。11日からの3連休を控え、「先物にヘッジ売りを出す動きが機関投資家のそこかしこで起きた」(国内証券のトレーダー)という。

 気になるのは主力株だけではなく、業績が堅調な内需の中小型株にまで売りが波及していることだ。前日に上場来高値を更新したスポーツジム運営のセントラルSは12%安と急落した。東証マザーズ指数も3%安となった。米連邦準備理事会(FRB)が9月にも保有資産の縮小に動こうとするなか、「北朝鮮リスクも重なって個人や機関投資家が見切り売りを出している」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)との声がある。

 日経平均はこの2カ月、2万円を挟んだ「膠着相場」を続けてきた。市場がリスクに不感症になったところに一気に緊迫度を増した北朝鮮を巡る地政学リスク。株式市場の先行きもにわかに見通せなくなってきた。
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