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株、4日ぶり反落 三越伊勢丹が映す2つの防波堤 証券部 遠藤賢介

2017年01月30日 20時14分20秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO12296080Q7A130C1000000/?dg=1

株、4日ぶり反落 三越伊勢丹が映す2つの防波堤
証券部 遠藤賢介
2017/1/30 15:36日本経済新聞 電子版

 30日の日経平均株価は先週末比98円55銭(0.5%)安の1万9368円85銭と、4営業日ぶりに反落した。円相場が一時1ドル=114円20銭台まで円高・ドル安方向に振れ、自動車などの輸出関連株に売りが広がった。ただ、日本株全体の先高観は薄れてはいない。象徴したのが三越伊勢丹ホールディングス株が映す2つの「防波堤」だ。

 30日の三越伊勢丹株は一時前週末比37円(3%)高の1352円まで上昇。終値でも日経平均を構成する225社のうち上昇率が2位に入った。前週末に発表した2016年4~12月期連結決算は売上高が前年同期比4%減、営業利益も36%減と、一見すると振るわない内容。直近四半期の10~12月期に限ると減益幅は縮小しており、市場はこの底堅さをかぎ取った。

 モルガン・スタンレーMUFG証券の篠崎真紀株式アナリストが27日付のリポートで「円安や株高などが(三越伊勢丹の)株価を下支えする」と指摘するように、11月以降のトランプ相場に伴う「資産効果」に期待が集まったからだ。資産効果は個人消費と訪日外国人(インバウンド)需要を再び刺激する可能性がある。物色の裾野がこれまでの電子部品、機械などから内需関連に広がるきっかけになり得る。30日はエイチ・ツー・オーリテイリングも1%高と逆行高を演じた。

 三越伊勢丹株が示すもう一つの防波堤は、為替と日本株の連動性が薄れつつも、個別企業の業績をつぶさに見極めようとする動きだろう。「円高=日本株売り」「円安=日本株買い」という流れから、市場の注目は個別企業の上方修正期待に移っている。

 日本経済新聞社の調べでは今月に17年3月期の純利益予想を見直した53社のうち、上方修正は7割弱に上る。好調な米経済に加え、原油や鉄鉱石など資源価格の回復が追い風になっている。上方修正を発表した企業では30日、アルプス電気が2%高だった。

 もっとも、トランプ米新政権のスタートから約10日。環太平洋経済連携協定(TPP)の離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉の宣言など、内向きな通商・外交政策に各国の政府、企業は振り回されているようにも見える。27日に発表された米10~12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)は前期比年率換算で1.9%増と、安定の目安とされる2%前後を維持。米商品先物取引委員会(CFTC)の投機筋の円売りの持ち高も9万3967枚(24日時点)と依然として高水準を維持している。目先は「米ドルの先高(円安の持続)観測が続いている」(みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミスト)が、先行き不透明感はぬぐえない。

 今週はホンダや日立製作所、ソニーなど製造業の主要企業の決算が相次ぐ。引き続き業績改善の流れが続くかどうか、日本株は分水嶺に差し掛かっているように見える。
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