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激しさ増すコンテンツ陣取り合戦 米州総局 平野麻理子

2017年08月18日 12時28分31秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN18H0J_Y7A810C1000000/?dg=1

激しさ増すコンテンツ陣取り合戦
米州総局 平野麻理子
2017/8/18 7:09日本経済新聞 電子版

 17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに大幅反落した。前日からの下げ幅は270ドルを超え、3カ月ぶりの大きさになった。トランプ大統領の政権運営に対する警戒感が投資家心理を冷やした。

 北朝鮮リスクの高まりやトランプ氏の人種問題を巡る言動の影で、先週から今週にかけ、将来のエンターテインメント業界の勢力地図を塗り替えるかもしれないニュースが相次いでいる。注目すべきは、一時は買収も噂されたウォルト・ディズニーと動画配信のネットフリックスによる激しい陣取り合戦だ。

 先手を打ったのは、ディズニー。8日の四半期決算発表にあわせ、ネットフリックスへの配信契約の終了と、自前の動画配信サービス開始を発表した。傘下のスポーツ専門チャンネル「ESPN」用と家族向け映画用の2つのサービスを提供する計画だ。

 アイガー最高経営責任者(CEO)は「消費者に直接提供するサービスはディズニーにとって、全く新しい成長戦略になる」と訴えた。底堅い人気のディズニー作品が見れなくなれば、ネットフリックスにとっては契約者を失うおそれがある。投資家の間では「他の有力スタジオなどのネットフリックス離れが進む」との懸念も広がった。

 ネットフリックスも負けじと反撃に出た。今週14日、ディズニー傘下の米三大テレビネットワークのひとつ、ABCの大物ドラマプロデューサーの引き抜きを発表したのだ。電撃移籍が明らかになったションダ・ライムズ氏はABCの大ヒット医療シリーズ「グレイズ・アナトミー」などを手がけたことで知られる。契約は複数年。同氏が手がける新ドラマは今後ネットフリックスだけで配信されるようになる。

 ネットフリックスは今月初めに、コミック出版大手の米ミラーワールドの買収も発表した。創業20年で初めての企業買収先に選んだミラーワールドはスーパーヒーロー物に強く、マーベル・スタジオを傘下に持つディズニーへの競争意識が透けて見える。

 良質なコンテンツ獲得のために激しい戦いを繰り広げる両社だが、株式市場ではとりあえず足元の業績を重視した売買が目立っている。2017年4~6月期に契約者の増加数が市場予想を大きく上回ったネットフリックスの株価は、過去1カ月3%近く上昇した。

 ゴールドマン・サックスのチーフ米株ストラテジストであるデビッド・コスティン氏は「18年は利上げによる金利上昇で業績の伸びが鈍化するはずで、利益が急拡大している成長株にこそ積極投資すべきだ」として、ネットフリックスを筆頭候補にあげる。

 一方、4~6月期決算でESPNの加入者減が響き、純利益が前年同期から9%減少したディズニー株は、過去1カ月で3%下落した。ディズニーが開始予定の配信サービスにはまだ明らかになっていない面も多い。先の読めない地殻変動のまっただ中で、投資家は見通せる材料で取引せざるを得なくなっている。
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